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2007年7月29日 - 2007年8月4日

2007年8月 3日 (金)

アンデルセン物語

(経済関連ニュース)
・英中銀、政策金利を5.75%で据え置き。
・ECB,政策金利を4%で据え置き。
・米週間新規失業保険申請者数 前週比+4千人の307千人、市場予想310千人。
・6月米製造業受注 前月比+0.6%(除く輸送機器▲0.5%、前月改定▲0.5%(速報比変わらず))、市場予想+1.0%。

(非鉄金属関連ニュース)
・Tech ComincoはカナダのAur Resourcesの買収の認可取得。
・Southern Copperのストライキ継続。翌週にはメキシコ政府が違法ストライキであることから労働者に職場復帰を命じる可能性。
・Southern Copperのペルーのストライキ(Toquepala鉱山、Cuajone鉱山、Ilo精錬所)、労使はストライキ回避に向けて議論の見込み。

(エネルギー関連ニュース)
・Total Gonfreville製油所(326KBD、フランス)、メンテナンスのため生産を一部カット。

(商品市況)
「まちまち」
 昨日の商品価格はまちまちであった。行き過ぎた株価下落が修正される形で上昇する中、買戻しが優勢となる商品がある一方、ニッケル等の価格が上昇しすぎていた商品には手仕舞い売りが続いた(ファンダメンタルが強くないのに、株が不安定な以上買いを入れる必要性がないため)。引き続き株価動向に振らされる展開が続こう。

(ひとりごと)

諸般の都合により、一部しか更新してません。

ええ。夏ですからサボってますが、何か?

さて。

この前夜中のテレビを見ていたら、「悲しい歌」を探そうといった内容の番組をやっていた。

そしたらですね、強烈に私の印象に残るのがありました。

「一人ぼっちのボク」

という「漫画アンデルセン物語」の挿入歌なんですが、歌詞が相当きてます。

あまりに歌詞が凄かったので、ごく一部だけ紹介すると以下のようなものであった。

おうちはないし

お金もないし

友達もいないし

あるのはお父さんのお墓だけ

。 ゜・(ノД`)・゜・...悲しすぎます。。

こんな歌、子供の見る番組で流して良いんでしょうか?

テレビではこの歌を歌った歌手のコメントを紹介してましたが

「あの歌は、あれっきり二度と歌っていない」

らしいす。

歌詞全部に興味がある方は、ネットで検索してみてください。多分出てくると思う(探してないけど)。

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2007年8月 2日 (木)

パンツの日

(経済関連ニュース)
・7月ユーロ圏製造業景気指数確定値 54.9(速報比+0.1)、
・米MBA住宅ローン申請指数 ▲0.3%の609、購入指数▲1.8%の416.6、借換指数+1.8%の1,724.1。
・7月米ISM製造業景況指数 53.8(前月56.0)、市場予想55.0。新規受注57.5(前月60.3)、生産指数55.6(前月62.9)。
・6月米中古住宅成約指数 前月比+5%(前月改定▲3.7%(速報比▲0.2%))、市場予想▲0.5%。
・朝青龍、2場所連続出場停止処分に。
・阿久悠、がんのため死去。

(非鉄金属関連ニュース)
・CodelcoのEl Salvador鉱山は近々フル操業になる見込み。ストの終了で。
・Southern Copperのストライキは3日目に突入。労使交渉の予定なし。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計 原油▲6.5MB、ガソリン+0.6MB、ディスティレート+2.9MB、稼働率+2.0%
・Total Port Arthur製油所(240KBD、テキサス、P3)、脱硫装置の一部を停止。
・Valero Corpus Christi製油所(340KBD、テキサス、P3)、メンテナンスで18時間稼動停止。
・Sasol、南アの6つの製油所でのストライキは生産に影響を与えず。

(商品市況)
「下落」
 昨日の商品価格は軒並み低下した。株安を背景とする信用収縮に歯止めがかかっていない事が材料視されている。しかしながら株も含めであるが、経済のファンダメンタルを大きく変えるまでの信用収縮は未だ発生しておらず、下値ではそれなりに買いが入っているのも事実であり、当面はワイドなレンジでのもみ合いが継続する事になるのではなかろうか。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は下落した。LME在庫の増加や株式市場が軟調であった事、Codelcoのストが終了近々フル操業となる見込みである事が材料視された。結果、ここ数日試している30日移動平均線をトライする動きとなったが、米株価が反発したこともありここの水準は割り込まずに引けている。LME在庫は+1,725Mt増加、(FSCは2.1日)、(キャンセルワラント率は8.9%)。売買高は8,830枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブの形状はパラレルに低下。C-3は130㌦バックとバック幅を縮小した。 今後については、主要消費国中国の需要が高水準なGDPや固定資産投資、鉱工業生産を背景として需要サイドが堅調に推移する見込みである事、生産国のストライキ懸念、LME在庫水準の低さ、キャンセルワラント率の高止まり等の買い材料も多く総じて堅調な推移になると見ている。尚、中国国内景気の過熱感の沈静化を目的として中国が利上げを行ったが、中国の利上げのペースは実体経済に悪影響を及ぼさない程度のゆっくりとしたものであることから、利上げ効果が実際に顕現化するには時間がかかると考えている。但し足元は下値を探る動きのほうが優勢になると考えている。理由の1つ目は中国当局が更なる利上げを示唆するコメントをしていること(中国の利上げは銅実需の減少を促す)。2つ目は短期的に中国国内の供給が需要を上回っている可能性があること(6月の輸入統計では精錬銅・銅製品の輸入量が前月から減少しているが、前年比では引き続きプラスが継続しており、この事は経済成長は持続し需要は増加してきているが、短期的に供給不足が解消されている可能性があることを示しているといえる)。3つ目は、米国発の株安が投資マインドを冷え込ませ、相場の下げ材料となり得ることである。昨日の株価は上昇したものの、引き続きサブプライムローンを引き金とする信用収縮に歯止めがかかっていない状況だ。株価の変動はセンチメントの転換を通じて商品市場にインパクトをもたらすため当面、株式動向には細心の注意を払うべきである。本日も株価次第ではあるが、また30日移動平均線のサポートラインをトライする動きになろう。尚、8月オプションの建玉は7,800㌦コールが1,008枚、8,000㌦コールが1,184枚、8,200㌦コールが1,218枚、7,700㌦プットが1,102枚、7,300㌦プットが550枚、7,200㌦プットが900枚となっている。
 昨日の亜鉛価格は下落した。LME在庫の増加や銅価格の下落が材料であった。但しFSCの水準の低さ等、銅と同じくファンダメンタルが決して弱くは無いため、下げ幅は限定され、米株価が上昇したことから引けに掛けて買戻しが優勢となった。但し50日移動平均線のレジスタンスは上抜け出来なかった。LME在庫は+350Mt増加、FSCは2.1日(キャンセルワラント率は9.2%)。売買高は3,020枚。イールドカーブは期近が小幅低下し、ベアフラットニング。C-3は39㌦バックとバック幅を縮小した。 今後については基本的には銅と同様、堅調な推移を見込んでいるが、株安を受けたセンチメントの悪化が相場を下押しすると見られ、一時的に下値を探る展開になると考えている。中期的には銅と同じく買い材料が多い。1つは中国のQ207のGDPが予想を上回る大きな伸びとなった事から引き続き中国国内の亜鉛需要は車の防蝕向けに旺盛であると見られること、2つ目はこの旺盛な需要を背景として中国政府が亜鉛輸出の増加に歯止めをかけるべくリベート撤廃に加え、6月1日から亜鉛の輸出関税の引き上げを決定していること、3つ目は亜鉛の在庫水準が低く有事のバッファが少ないこと、である。しかしながら株価動向が非常に不安定であるため、一旦は下値を探り易い地合いになっているといえ、強弱材料が混在することから暫くはもみ合いになろうか。尚、長期的には大半のメタルと同じく年後半に向けての下落を予想している(3,000㌦を切る水準までの下落の可能性は現時点では低いと考えている。下値の目途は3月21日にマークした3,119.75㌦)。まとめれば、短期的には下落、中期的には上昇、長期的には低下、ということか。目先の上値は6月4日にマークした直近高値の3,850㌦、下値の目途は50日移動平均線の3,600㌦を下回ってしまったことから、6月27日にマークしている3,290㌦が意識される事になろう。尚、価格の目途となりやすい8月オプションは3,600㌦コールが505枚、3,500㌦コールが550枚、3,450㌦プットが600枚、3,300㌦プットが1,100枚となっている。
 昨日の鉛価格は上昇した。一昨日指摘したとおり、ファンダメンタルの強さを背景として安値拾いの買いが継続した。LME在庫が再び減少していることもあり、取引序盤から小高く推移した。引き続き供給は不十分であり、主要消費国中国の消費にも大きな変化が見られないこと等ファンダメンタル的には状況は変わっておらず、当面堅調な推移が続く事になろう。LME在庫は▲525Mt減少、(FSCは1.6日)在庫水準の低さや生産者動向を鑑みれば引き続きファンダメンタルは非常に強い(キャンセルワラント率は10.5%)。売買高は1,571枚。イールドカーブは期近を中心に上昇し、ブルスティープニング。C-3は11㌦バックとバック幅を拡大した。 今後についてはファンダメンタルに大きな変化は無いことから基本しっかりの展開に変更はないが、信用収縮の影響で投機筋の投資余力が低下すると見られることから一旦価格は調整すると考えている。但し、銅やアルミと比較すると鉛は流動性の観点から投機資金の運用対象にはなりにくいため、影響は限定的であると考えている。ファンダメンタルは、中国が鉛の輸出関税を引き上げたことに伴い、中国からの輸出が6月以降減少すると予想されること(6月統計では既に輸出減少が確認されている)、豪を初めとする大手生産者の生産障害になんら進展が見られないこと、自動車バッテリー向けに使用される中国での需要が引き続き旺盛であると考えられる事(6月までの中国の商用車・自家用車販売は引き続き堅調)、LME在庫水準が依然として低いこと(FSCは2日に満たない)ことから、極めて強いと言ってよかろう。やはり価格は暫く高止まる可能性の方が高いといえる。但し、繰り返しになるが、株価が再び不安定になってきた事や中国の利上げ観測等(中国の利上げは中国国内実需のマイナス要因となり得る)のマイナス材料も徐々に出始めており、著しい高値を維持することが段々難しい環境になっている事も注意すべきであろる(今のところ鉛に関してはよほど大きな株下落で無い限り大きな影響は無い)。本日は10日移動平均線のレジスタンスラインをトライする展開になろう。
 昨日のアルミ価格は下落した。LME在庫の減少と、エネルギー価格の下落が材料視されたが、プットプションの枚数がたまっている2,700㌦で一旦支えられ、株価の反発を受けて引けに掛けて水準を切り上げる動きとなったが、結局前日水準を上回らずに引けた。このコラムで指摘し続けているように、投機資金の「思惑」でもっとも振れ易い非鉄であるといえる。LME在庫は+400Mt増加、(FSCは0.4日)しており、需給は他非鉄金属と比べてタイトとは言えない。(キャンセルワラント率は2.8%)。売買高は8,250枚。イールドカーブは期近が低下、期先が上昇してツイストする形でフラットニング。C-3は61㌦コンタンゴとコンタンゴ幅を拡大した。 今後については、アルミは銅と同様投機筋の投資対象となり易い非鉄金属であることから、株価動向に左右される展開が続く事になると考える。ファンダメンタル的には、比較的ベアな要素が多い。1つ目は最大消費国中国が投資抑制を目的として利上げを検討していること、2つ目は中国国内の企業在庫水準が以前に比して増加している可能性が高く、LME在庫の水準もFSCベースでは他メタル比で低くないこと、3つ目は原材料であるアルミナ価格が欧州・中国で低下を始めたことが挙げられる。一方で買い材料は、1つ目は中国の固定資産投資や鉱工業生産等が引き続き堅調であること、2つ目はエネルギー価格が需要期を迎えて堅調に推移していること、が挙げられる。よって引き続き投機筋の思惑で、高値では利食い売りがしっかり入る展開が継続すると見られ、大幅な価格調整が起きているニッケルを除けば非鉄金属中、最もボラティリティの高い展開が予想される。また、銅と並んでアルミは政策金利引き上げの影響を受け易い非鉄(インフラ整備の初期段階で使われる非鉄金属であるため)金属であることから、利上げの効果が徐々に上値を重くするであろう。引き続き金融当局の金利引き上げには注目しておく必要があると見る(特に中国当局が更なる利上げを示唆する発言をしており、投機的な動きではなく本当に実需が減速する可能性があるため、実需動向では中国の、投機資金動向では米国の当局動向に注意したい)。このコラムで指摘し続けているが、アルミのコンタンゴの期間がさらに長くなっていることは意識しておくべきである。また、生産回復後の価格支配力維持の観点から大手生産社の大型合併が始まっている事は要注意であろう。期先で売りヘッジをしていない企業と、している企業が合併した場合、通常はヘッジをしない方針に変更されるケースが多いからだ。こうした合併の動きも期先での売りヘッジの動きを鈍化させ、イールドカーブをコンタンゴ化させる可能性があるため、注目したい。
 本日も株動向次第であるが、一目均衡表の雲の中でのもみ合いになると考えている。価格の節目となりやすい8月オプションの状況は、2,900㌦コールが、1,809枚、2,800㌦コールが1,245枚、2,700㌦プットが1,425枚となっている。
 昨日のニッケル価格は下落した。LME在庫が増加した事や株価の回復等の強弱材料が混在する中、心理的節目である30,000㌦~10日移動平均線のレジスタンスライン内でのもみ合いとなった結果、前日比マイナスとなった。LME在庫は+432Mt増加、(FSCは3.6日)、キャンセルワラント率は一時期の異常な高い水準からやっと脱却、夏場の不需要期の前にようやく在庫水準が危機的な状態から脱したと言ってよかろう(キャンセルワラント率は3.6%)。売買高は1,014枚。イールドカーブは期近を中心に低下し、ベアフラットニング。C-3は45㌦バックとバック幅を拡大した。 今後については、米国株式市場の不安定さが増している事や、中国のGDPを受けた中国当局の利上げ観測、LME在庫の増加ペースに鈍化が見られないことから再び下値を探る動きになると考えている。ニッケル在庫は少ない、と考えていたがFSCも3日を回復しており危機的状態は脱したと見ておいたほうがよかろう。また、中国国内での銑鉄使用増加や、クロム系ステンレス(ニッケルを必要としないステンレス鋼)への移行といったマイナス材料もあり、下値を探り易い地合いになっていると考えるべきである。一方で、銑鉄への移行やクロム形ステンレスへの移行も、ニッケル価格が低下するまでの繋ぎの色彩も強く、ニッケル価格が低下すれば再びニッケルが消費される可能性は高いと考えていることから下値も限られ、中期的には価格は回復するものと見ておくべきである。
 小職は30,000㌦を目先の下値の目途としてみていたため、この水準を割り込んで大幅に下落する展開はあまり想定しておらず、30,000㌦をはさんで暫くもみ合いになると考えている。もし、30,000㌦を下回った場合の下値の目途は昨年11月15日にマークした28,650ドルを挙げておきたい。
 昨日の錫価格は下落した。特段材料があったわけではないが、ここ数日の上げ幅が大きかったことから一旦、調整の売りが入った。但し10日移動平均線のサポートラインではサポートされて引けている。LME在庫は+15Mt増加、(FSCは13.3日)、キャンセルワラント率は2.12%。売買高は418枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。C-3は50㌦コンタンゴとコンタンゴ幅を拡大した。 今後については、錫はテクニカルに調整があったものの、インドネシア生産者からの輸出体制が完全に復帰しているわけではないこと(小規模生産者の生産回復にはまだ時間を要する見込み)、やインドネシア政府の金属関連商品の輸出関税強化の可能性から思惑的な買いを誘いやすく、再び上昇すると見ている。また、LME指定倉庫在庫の40~50%を1人のプレイヤーが保有している事も指摘されており、思惑的な買いを誘い易い環境にあることも上げ要因となろう。但し、他非鉄金属と同様、米国株式の調整に伴うセンチメントの悪化、中国当局の連続利上げが実際に行われた場合の実需減速の可能性には注意しておきたい。

(エネルギー)
 昨日のNY原油は下落した。米在庫統計で市場予想を大きく上回る在庫減少となったが、以前から課題として挙げられていた稼働率の大幅な改善を受けて製品主導での価格高騰に一旦歯止めがかかるとの見方から水準を切り下げる動きとなった。但し、稼働率の上昇は原油にとっては上昇・下落、表裏一体の材料であり、結局のところ10日移動平均線のサポートラインは下抜けせずに引けている。イールドカーブは期近が低下、期先が上昇した。Brentも同様に下落し、30日移動平均線のサポートラインでサポートされて引けている。イールドカーブは期近が下落、期先が上昇。尚、WTIとBrentのスプレッドであるが、期近はWTIが高く、若干期先はBrentが高く、期先はWTIが高い、といういびつな状態が継続している。
 石油製品も下落。米統計での稼働率改善が端的に売り材料視された。RBOBは10日移動平均線のレジスタンスを前日、上回っていたが昨日の統計が発表されると大幅に水準を切り下げた。但し節目となる200㌣のサポートラインは下抜けせずに引けている。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。ヒーティングオイルも大幅な在庫の上昇を受けて統計発表後から水準を切り下げた。但し10日移動平均線のサポートラインは維持して引けている。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。ICEガスオイルは上昇。イールドカーブは期先を中心に上昇している。
 本日の原油相場は堅調な推移を予想している。昨日の統計では米製油所の稼働率の大幅な改善が見られたが、石油製品在庫の水準は依然として低く、一方でOPECは9月会合まで増産をする見込みではない事から今度は原油の需給逼迫を材料として石油製品の需給がタイトな状況が続くと見られるためである。但し米株安を受けたリスク許容度の低下から投機資金が高値では売りを入れてくると予想されるため、上値は限られる事となろう。株式市場動向のインパクトは大きく、暫くは米金融市場動向に一喜一憂の展開が続く事になると考えている。
 ファンダメンタル的には、北海油田からの生産減少(パイプライン事故や製油所の障害も含む)、OPECが増産について否定的な見解を示している事、ナイジェリアの情勢不安から供給は十分でないこと、石油製品在庫の水準は極めて低い事から需給は引き続きタイトである。ガソリン在庫水準はFSCベースでは依然として過去5年の最低水準を下回るレベルであり、十分な在庫があるとは決していえない。
 イールドカーブが全ゾーンバックになった事から投機資金が投資し易い環境にあるものの、依然として米国株式の動向が不安定であり、センチメントの悪化を通じてエネルギー市場にマイナスのインパクトをもたらす可能性が高い状況にあることは常に念頭においておくべきである(結局は新規材料がなければワイドなレンジでのもみ合いにならざるを得ない)。
 WTIはCushing在庫の減少を受けて全ゾーンバックが復活しており、ようやくWTIが「原油の需給の状態を考える」上で有効な指標になってきたといえる。以前から提唱していたWTI/Brentのネガティブスプレッドの解消は、期近のみ解消される事となった(この事は上述しているように、イールドカーブの形状の変化の影響もあって原油市場に投機資金が流入しやすい環境になっていることと無縁ではない)。しかしながら北海油田からの生産減少と、著しいユーロ高の影響もあって完全なネガティブスプレッドの解消にはもう少し時間がかかると考えている。
 もう少し細かくファンダメンタルズを見ると、短期的な在庫水準の指標となる米国のガソリンのサプライカバーは過去5年平均水準を下回っている状態で、石油製品市場の需給はタイトな状況が続いているといえる。また、ここ暫く横這っていた原油のFSCは、昨日の著しい稼働率の改善によりとうとう過去5年の最高水準を下回るに至った。産油国からの生産が停滞している事もあり、このFSCの低下は当コラムで予想したとおりである。つまり稼働率が改善したといっても、ピークシーズン入りしている石油製品の需要を満たすだけの生産をしつつ在庫をつみます事が難しい事を示唆している。尚、IEAの月報では需要見通しが増加し、Non-OPEC生産の増加量を上回っており、Q207の在庫積み増しもやはり十分に行われていないことが確認された(FSCも変わらず)。こうした在庫水準の低さは以前から指摘している通り有事へのバッファが少ないことを意味し、同時にアップサイドへのセンシティビティが高いことを意味する。ガソリンのFSCは21.1日しか存在せず、ドライブシーズンを耐えうる在庫は確保できていない(過去5年最低の水準は22.0日)。尚、供給は急に途絶したり再開したりするものであるが、需要は税制変更等の特殊な事情がなければ、急速に減少することはない。
 供給サイドに関しては、Non-OPECサプライの減少(北海地区からの産油量減少)の影響が効いてきており、決して安泰とはいえない。OPECは9月総会まで増産の意向はなく、夏場のピークシーズンは冷夏とならない限り、供給が不足する状況が続く事となろう。尚、需要増加の顕著な中国であるが、中国の農村部の都市化に起因する石油需要の増加は当面継続する可能性が高く(世銀等の見通しでも2007年の中国のGDP成長見通しは9%台を維持)、大幅な税制の変更等がなければ急速に需要が減少することはないと見ている。

(ひとりごと)
皆さん、知ってました?

今日はパンツの日らしいです。
恐らく、日本中のコメント書いている人の3人に2人ぐらいがこのネタを書いていることと思います。

パンツ。
パの方にアクセントがくると下着で、アクセントがないとズボンの事をさすのが一般的みたいだ。
いつからそうなったんだろうか?
私的にはパンツといえばパンツで下着の方しか思いつかない。
なんで、ズボンって言っちゃダメなんだろうか?

それはさておき。

最近、我が子も首がすわったので、カミさんが洋服で遊ぶようになった
どのようにするか、というと、上からかぶせて着せる服の場合
オムツを替えるときに完全に服を脱がせず
頭に留めたままにして

「パンツマン状態」

にして眺め、楽しむというもの。
まぁ、確かに可愛いんですけどね。
今からあんまりそういう英才教育をしちゃぁいけない、と思うんですよね。

というのも。

小学校から中学校の頃、必ず林間学校とかでやる奴いましたよね、パンツマン。
(女の人はやらないだろうけど)。
未だに思い出すんだが、中学の頃の学年全体の合宿で女神湖に泊まっていたとき
私の友人がパンツを被って、「パンツマン登場!」といって各部屋を巡っていたときのこと
(因みに下はちゃんと穿いていましたが)
当然、当直の先生が見回りに来るわけですよ。騒がしいから。

普通、「静かにしろ」とか「もう寝ろ」とか
言うじゃないですか。
そしたらですね、その先生、こういったんですよ

先生「パンツマンはどこだ!?」
生徒「え?パンツマンですか?」
先生「パンツマンを出せ!!」
生徒「パンツマンは、どこかに行ってしまいました...」

パンツマン狩り?
ということもあって、私はわが子が将来パンツマンとして先生に狩られることが、今最大の心配事である。
因みにパンツマンは私の中学以来の親友である。
今は、すごくまじめに働いていますけど。
パンツいまだに被ったりしてないだろうな?

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統計速報(8月1日分)

 昨日の米在庫統計は今まで懸念されていた製油所の稼働率回復の影響で製品価格が素直に下落すると見られることから、製品手動でベアな統計であった。但し、FSCベースで見た場合の製品在庫は依然として低く、足元の小売価格下落の影響で、株安等のマイナス材料はあるものの消費は下支えされると見られることから、中期的にはやはり価格は上昇すると見ておくべきであろう。今後は稼働率が更に回復してきた場合には、9月のOPEC総会前までの原油供給がどうなるのかがポイントになってくると考えている(大元の供給の問題)。では個別に少し詳しく見てみよう。

 原油は、稼働率が市場予想を大きく上回って改善したことや輸入の減少等により、▲6.5MBと市場予想を大きく上回る在庫減少となった。今回の統計で特にコメントすべきは稼働率の回復であり、障害やメンテナンスの影響で稼働率が低下したP2を除いて全ての地区で稼動率が上昇、漸く過去5年平均を上回る水準まで稼働率が改善したことが今回の統計の全てといっても言い過ぎではあるまい。この在庫減少によりFSCは21.1日と先週から0.9日悪化、とうとう過去最大水準である21.4日を下回った。産油国に足元増産の意向はなく、稼動率の改善が続けば深刻な原油不足が発生する可能性がある状態になりつつあると考えておくべきであろう。イールドカーブの形状に大きな影響を与えると考えられるCushing在庫は20.7MB(▲492KB)と11週連続で減少しており、WTIのバック形状維持に貢献している。以前、このコラムで指摘したが、Cushing在庫の減少はWTIとBrentのネガティブスプレッド解消のための必要条件であるが、今の所期近と期先のWTIとBrentの価格不均衡は解消に至っている。
         
 ガソリンは略市場予想通りの在庫増加となった。稼働率の改善はあったものの得率の低下したことや、価格下落の影響もあってP1の輸入が減少したことから供給サイドは前週比▲269KBDとなる一方、需要が略先週と横ばいであったため結局小幅な在庫増加に留まった。生産はP2,P3を除けば過去最高の水準で推移しており、ピークシーズンらしい生産状況となっている。過去最高レベルの生産が続くP1の輸入は、価格下落の影響もあって前週比大幅に減少している。需要は直近ベースで9.66MBD(前週比▲26KBD)、4週平均ベースで9.68MB(前週比+26KBD)となっており、4週平均ベースでは同じ時期の過去5年の最高水準を上回りつつ、略例年通りのペースで増加してきている。以上よりFSCは21.1日と引き続き過去5年の最低水準22.0日にも満たない。ガソリンの得率57.7%は同じ週の過去5年の最高レベルであり、更に得率を引き上げる事は困難であると見られることや、ガソリン輸入が不安定であることから、ガソリン在庫の増加のためには原油在庫を取り崩しながら稼働率を増加させて生産を増やすしかないといえ、やはり需給がタイトな状態が続く事になろう。但し短期的には問題視されていた製油所の稼動が回復してきていることから、更に上値を追うタイミングでは無いと考える。         
ディスティレート在庫は予想を大幅に上回る在庫増加となった。稼働率の改善と得率の大幅な上昇から生産が前週比+194KBDとなったこと、輸入が+82KBDと大幅に増加したことから総供給量は前週比+276KBDと先週から増加基調を強めた。一方で需要の増加はあったが結果、在庫水準は+2.9MBの大幅増加となった。尚、4,110KBDという需要の水準は、同じ週の過去5年の最高レベルである4,151KBDを下回るレベルであるが、過去5年平均の3,805KBDは大きく上回っており、FSCも31.1日と前週比+0.5日と増加したものの5年平均の32.7日を下回っている状況が続いている。ガソリンと同様、稼働率の回復により暫くは上値をトライする地合いではないが、原油供給が絞られている状況下、今度は9月のOPEC会合前までは原油由来で価格が下支えされると考える。         

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2007年8月 1日 (水)

じーさんパンツ-その②

(経済関連ニュース)
・6月独小売売上高指数 前月比+0.7%(5月改定 ▲2.5%(速報比▲0.7%))、市場予想+1.2%。
・7月独失業者数 前月比▲45千人の377万人(市場予想▲28千人)。
・7月独失業率 9.0%(前月9.1%)、市場予想9.0%。
・7月ユーロ圏景況感指数 111.0(前月111.7)、市場予想111.2。原油高やユーロ高等で。
・Q207米雇用コスト指数 前期比+0.9%(前期+0.8%)。市場予想+0.9%。
・6月米PCE価格指数 前月比+0.1%(前月改定+0.6%(速報比+0.1%))、市場予想+0.1%。コアは前月比+0.1%、前年比で+1.9%。
・6月米個人所得 前月比+0.4%(前月と変わらず)、市場予想+0.5%。
・7月米消費者信頼感指数 112.6(前月105.3(速報比+2.6))。市場予想105.0。
・7月シカゴ購買部協会指数 53.4(前月60.2)、市場予想58.4。
・6月米個人消費支出 前月比+0.1%(前月改定+0.6%(速報比+0.1%))、市場予想+0.1%。
・6月米建設支出 前月比▲0.3%(前月改定+1.1%(速報比+0.2%))、市場予想+0.2%。

(ひとりごと)
ココログ、またバージョンアップのためのメンテナンスで今日、書き込みが出来ませんでした。
どんどん機能がアップしていくんですが
ブログが書き込めないときに限って、マーケットが荒れるんですよね。。。

さて。

この前、ちょっと出かけるにあたり久し振りにじーさんパンツを履いて出かけてみた
ところがですね、ふと考えたんですが
ジーンズに合わせて履く靴が無いんですよね。
ジーンズはいてたころって、何履いていたんだろうか?
ちっとも思い出せない。
スニーカーだっけ?
フツーのスウェードの靴とかだっけ?
一応両方持ってはいるんだけど、何だか両方ともしっくりこない。

なので

結局いつもはいているサンダルを履いてしまいました...
これでいいんでしたっけ?

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2007年7月31日 (火)

スペクトルマン再び

(経済関連ニュース)
・7月のユーロ圏小売業景気指数 46.2(前月48.2)。
・米国株は反発。ここ数日間の下落で不動産関連株が割安である事が指摘された事などで。

(非鉄金属関連ニュース)
・Anglo Platinum「2007年の生産は、ストやその他の操業停止の影響で当初計画を下回る見込み」
・Codelcoの2番目に大きいEl Teniente鉱山の生産開始(Codelcoの生産の25%を占める)。
・6月のザンビアの銅生産は11%減少の39,137Mt(前年同月43,748Mt)、輸出は38,120Mt(前年同月47,701Mt)。
・Southern Copperのメキシコ労働者がストライキを開始。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計市場予想 原油▲1.3MB、ガソリン+0.5MB、ディスティレート+1.3MB、稼働率+0.4%
・北大西洋バミューダ諸島沖で低気圧が発生、発達中。
・ExxonMobileのFawley製油所(300KBD)、7月25日の火災で停止していたが再開。

(商品市況)
「軒並み上昇」
 昨日の商品価格は軒並み上昇した。最大の上げ要因は注目の米株価が反発した事で、ファンダメンタルズに大きな変化が無い状況下、個別に売り材料が存在しない商品は幅広く買戻しが入った。
 しかしながら昨日の株価上昇のみをもって、一時期の大幅なセンチメントの悪化が改善したと結論付けるのは時期尚早であろう。引き続き株価動向には細心の注意を払うべきである。今の所、参院選での自民党の大敗の影響は限定的なものに留まっているようである。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は上昇した。LME在庫の減少はあったが、取引序盤は予想通り水準を切り下げ、30日移動平均線をトライする動きとなったが、米株価が反発したこともあり引けにかけて水準を切り上げる動きとなった。繰り返しコメントしているが、センチメントの悪化は阿多物のファンダメンタルは依然として強いままである。LME在庫は▲1,000Mt減少、(FSCは2.0日)、(キャンセルワラント率は9.7%)。売買高は6,679枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブの形状はパラレルに上昇。C-3は125㌦バックとバック幅を拡大した。 今後については、主要消費国中国の需要が高水準なGDPや固定資産投資、鉱工業生産を背景として需要サイドが堅調に推移する見込みである事、生産国のストライキ懸念、LME在庫水準の低さ、キャンセルワラント率の高止まり等の買い材料も多く総じて堅調な推移になると見ている。尚、中国国内景気の過熱感の沈静化を目的として中国が利上げを行ったが、中国の利上げのペースは実体経済に悪影響を及ぼさない程度のゆっくりとしたものであることから、利上げ効果が実際に顕現化するには時間がかかると考えている。但し上げ材料ばかりかというとそうでもない。1つ目は中国当局は更なる利上げを示唆するコメントをしていること(中国の利上げは銅実需の減少を促す)。2つ目は短期的に中国国内の供給が需要を上回っている可能性があること(6月の輸入統計では精錬銅・銅製品の輸入量が前月から減少しているが、前年比では引き続きプラスが継続しており、この事は経済成長は持続し需要は増加してきているが、短期的に供給不足が解消されている可能性があることを示しているといえる)。3つ目は、米国発の株安が投資マインドを冷え込ませ、相場の下げ材料となり得ることである。足元、この株価変動の影響が最も大きいと見ており、株価の変動がセンチメントの転換を通じて商品市場にインパクトをもたらすため(上昇時にはプラスの材料に)引き続き、当面、株式動向に一喜一憂の展開になりやすいと見ている。本日も株価次第ではあるが、一旦30日移動平均線でサポートされている事から堅調な推移を予想している。尚、8月オプションの建玉は7,800㌦コールが1,008枚、8,000㌦コールが1,194枚、8,200㌦コールが1,218枚、7,700㌦プットが1,102枚、7,300㌦プットが550枚、7,200㌦プットが1,400枚となっている。
 昨日の亜鉛価格は前日比変わらずであった。LME在庫は減少したものの、100日移動平均線のレジスタンス重くも見合った結果前日比変わらずであった、との印象である。LME在庫は▲525Mt減少、FSCは2.1日(キャンセルワラント率は10.5%)。売買高は2,398枚。イールドカーブは期先に買戻しが入りブルフラットした。C-3は34㌦バックとバック幅を拡大した。 今後については基本的には堅調な推移を見込んでいるが、株安を受けたセンチメントの悪化が相場を下押しすると見られ、一時的に下値を探る展開になろう。中期的には銅と同じく買い材料が多い。1つは中国のQ207のGDPが予想を上回る大きな伸びとなった事から引き続き中国国内の亜鉛需要は車の防蝕向けに旺盛であると見られること、2つ目はこの旺盛な需要を背景として中国政府が亜鉛輸出の増加に歯止めをかけるべくリベート撤廃に加え、6月1日から亜鉛の輸出関税の引き上げを決定していること、3つ目は亜鉛の在庫水準が低く有事のバッファが少ないこと、である。基本、足元のファンダメンタルズは強いと考えておくべきである。しかしながら株価動向が非常に不安定であるため、一旦は下値を探り易い地合いになっているといえ、強弱材料が混在することから暫くはもみ合いになろうか。尚、長期的には大半のメタルと同じく年後半に向けての下落を予想している(3,000㌦を切る水準までの下落の可能性は現時点では低いと考えている。下値の目途は3月21日にマークした3,119.75㌦)。目先の上値は6月4日にマークした直近高値の3,850㌦、下値の目途は50日移動平均線の3,600㌦を下回ってしまったことから、6月27日にマークしている3,290㌦が意識される事になろう。尚、価格の目途となりやすい8月オプションは3,600㌦コールが505枚、3,500㌦コールが600枚、3,450㌦プットが600枚、3,300㌦プットが1,100枚となっている。
 昨日の鉛価格は下落した。この下落により目先の下値の目途であった30日移動平均線まで水準を切り下げる事となった。但し、供給は不十分であり主要消費国中国の消費にも大きな変化が見られないこと等ファンダメンタル的には状況は変わっておらず、買われ過ぎの修正が起きていると考えられる。LME在庫は前日比変わらず。(FSCは1.7日)在庫水準の低さや生産者動向を鑑みれば引き続きファンダメンタルは非常に強い(キャンセルワラント率は11.1%)。売買高は2,321枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。C-3は4㌦コンタンゴとコンタンゴ幅を縮小した。 今後についてはファンダメンタルに大きな変化は無いことから基本しっかりの展開に変更はないが、信用収縮の影響で投機筋の投資余力が低下すると見られることから一旦価格は調整すると考えている。但し、銅やアルミと比較すると鉛は流動性の観点から投機資金の運用対象にはなりにくいため、影響は限定的であると考えておくべきであろう。ファンダメンタルは、中国が鉛の輸出関税を引き上げたことに伴い、中国からの輸出が6月以降減少すると予想されること(6月統計では既に輸出減少が確認されている)、豪大手生産者の生産障害に加え、新たな生産者の生産障害が報告されたこと、自動車バッテリー向けに使用される中国での需要が引き続き旺盛であると考えられる事(6月までの中国の商用車・自家用車販売は引き続き堅調)、LME在庫水準が依然として低い状況で横這っていることから、極めて強いと言わざるを得ない。やはり価格は暫く高止まる可能性の方が高いといえる。但し、繰り返しになるが、株価が再び不安定になってきた事や中国の利上げ観測等(中国の利上げは中国国内実需のマイナス要因となり得る)のマイナス材料も徐々に出始めており、著しい高値を維持することが段々難しい環境になっている事も注意すべきであろう(今のところ鉛に関してはよほど大きな株下落で無い限り大きな影響は無いと見ているが)。本日は一旦目途となる30日移動平均線まで水準が低下していることから一旦買戻しが優勢になると考えている。
 昨日のアルミ価格は上昇した。取引序盤は各国株安等の影響もあって予想通り一目均衡表の雲の下限をトライする動きとなったが、米株が回復したことなどを材料に買戻しが優勢となり、50日移動平均線のレジスタンスラインをトライする動きとなり前日比小幅プラスで引けた。このコラムで指摘し続けているように、投機資金の「思惑」でもっとも振れ易い非鉄であるといえる。LME在庫は+1,875Mt増加、(FSCは0.4日)しており、需給は他非鉄金属と比べてタイトとは言えない。(キャンセルワラント率は2.9%)。売買高は3,887枚。イールドカーブは期近が上昇、期先が低下。C-3は59㌦コンタンゴとコンタンゴ幅を拡大した。 今後については、アルミは銅と同様投機筋の投資対象となり易い非鉄金属であることから、株価動向に左右される展開が続く事になると考える。ファンダメンタル的には、比較的ベアな要素が多い。1つ目は最大消費国中国が投資抑制を目的として利上げを検討していること、2つ目は中国国内の企業在庫水準が以前に比して増加している可能性が高く、LME在庫の水準もFSCベースでは他メタル比で低くないこと、3つ目は原材料であるアルミナ価格が欧州・中国で低下を始めたことが挙げられる。一方で買い材料は、1つ目は中国の固定資産投資や鉱工業生産等が引き続き堅調であること、2つ目はエネルギー価格が需要期を迎えて堅調に推移していること、が挙げられる。よって引き続き投機筋の思惑で、高値では利食い売りがしっかり入る展開が継続すると見られ、大幅な価格調整が起きているニッケルを除けば非鉄金属中、最もボラティリティの高い展開が予想される。また、銅と並んでアルミは政策金利引き上げの影響を受け易い非鉄(インフラ整備の初期段階で使われる非鉄金属であるため)金属であることから、利上げの効果が徐々に上値を重くするであろう。引き続き金融当局の金利引き上げには注目しておく必要があると見る(特に中国当局が更なる利上げを示唆する発言をしており、投機的な動きではなく本当に実需が減速する可能性があるため、実需動向では中国の、投機資金動向では米国の当局動向に注意したい)。このコラムで指摘し続けているが、アルミのコンタンゴの期間がさらに長くなっていることは意識しておくべきである。
 本日も株動向次第であるが、一目均衡表の雲の中でのもみ合いになると考えている。価格の節目となりやすい8月オプションの状況は、2,900㌦コールが、1,809枚、2,800㌦コールが1,245枚、2,700㌦プットが1,425枚となっている。
 昨日のニッケル価格は下落した。LME在庫が大幅に増加した事を受けて終始軟調に推移した。この下落により大台30,000㌦の節目ぎりぎりまで水準を切り下げる展開となった。LME在庫は+414Mt増加、(FSCは3.6日)、キャンセルワラント率は一時期の異常な高い水準からやっと脱却、夏場の不需要期の前にようやく在庫水準が危機的な状態から脱したと言ってよかろう(キャンセルワラント率は3.9%)。売買高は716枚。イールドカーブは期近が低下した一方で期先に買いが入り、ツイストする形でフラットニングした。C-3は30㌦バックとバック幅を縮小した。 今後については、米国株式市場の不安定さが増している事や、中国のGDPを受けた中国当局の利上げ観測、LME在庫の増加ペースに鈍化が見られないことから再び下値を探る動きになると考えている。ニッケル在庫は少ない、と考えていたがFSCも3日を回復しており危機的状態は脱したと見ておいたほうがよかろう。また、中国国内での銑鉄使用増加や、クロム系ステンレス(ニッケルを必要としないステンレス鋼)への移行といったマイナス材料もあり、下値を探り易い地合いになっていると考えるべきである。一方で、銑鉄への移行やクロム形ステンレスへの移行も、ニッケル価格が低下するまでの繋ぎの色彩も強く、ニッケル価格が低下すれば再びニッケルが消費される可能性は高いと考えていることから下値も限られ、中期的には価格は回復するものと見ておくべきである。
 小職は30,000㌦を目先の下値の目途としてみていたため、この水準を割り込んで大幅に下落する展開はあまり想定しておらず、30,000㌦をはさんで暫くもみ合いになると考えている。もし、30,000㌦を下回った場合の下値の目途は昨年11月15日にマークした28,650ドルを挙げておきたい。"
 昨日の錫価格は大幅上昇した。特段材料があったわけではないが、一時期形成していた三角持ち合いを上抜けた事、長らく上抜け出来なかった15,500㌦の節目を上回って寄り付いた事、ある特定のプレイヤーがLME在庫の50%近くを保有している事がふじられたことから、思惑的に買われた。LME在庫は前日比変わらず。(FSCは13.3日)、キャンセルワラント率は2.88%。売買高は651枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに大幅に上昇。C-3は45㌦コンタンゴとコンタンゴ幅を拡大した。 今後については、錫はテクニカルに調整があったものの、インドネシア生産者からの輸出体制が完全に復帰しているわけではないこと(小規模生産者の生産回復にはまだ時間を要する見込み)、やインドネシア政府の金属関連商品の輸出関税強化の可能性から思惑的な買いを誘いやすく、三角持合を上抜けした事もあって上昇すると見ている。また、LME指定倉庫在庫の40~50%を1人のプレイヤーが保有している事も指摘されており、思惑的な買いを誘い易い環境にあることも上げ要因となろう。但し、他非鉄金属と同様、米国株式の調整に伴うセンチメントの悪化、中国当局の連続利上げが実際に行われた場合の実需減速の可能性には注意しておきたい。

(エネルギー)
 昨日のNY原油は下落した。予想通りであったが強弱材料が混在する中、限界的な高値水準まで価格が上昇していることもあり、ワイドなレンジでのもみ合いとなった結果、前日比マイナスで引けることとなった。引き続き10日移動平均線のサポートラインは維持している状況された状態。イールドカーブは期先を中心に低下。Brentも同様に下落した。こちらはWTIと異なり、10日移動平均線がレジスタンスラインとして意識されている様子。イールドカーブは期近を中心に下落している。尚、WTIとBrentのスプレッドであるが、期近はWTIが高く、若干期先はBrentが高く、期先はWTIが高い、といういびつな状態が継続している。
 石油製品も下落。RBOBは10日移動平均線がレジスタンスとして意識されるなか、この水準を上値として比較的幅の広いレンジワークとなった。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。ヒーティングオイルもワイドなレンジのもみ合いとなったが、10日移動平均線のサポートラインは維持して引けている。イールドカーブは期近の下げが小さく、期先の下げが大きい。ICEガスオイルも下落。イールドカーブは期近の下げが小さく、期先の下げが大きい。"
 本日の原油相場も昨日同様、比較的広いレンジでのもみ合いになると考えている。ファンダメンタルは強いにも関わらず、米株安を受けたリスク許容度の低下から投機資金が高値では売りを入れてくると予想されるためだ。暫くは米金融市場動向に一喜一憂の展開が続く事になると考えている。但し、ファンダメンタル的には、北海油田からの生産減少(パイプライン事故や製油所の障害も含む)、OPECが増産について否定的な見解を示している事、ナイジェリアの情勢不安から供給は十分でないこと、石油製品在庫の水準は極めて低い事から需給は引き続きタイトである。ガソリン在庫水準はFSCベースでは依然として過去5年の最低水準を下回るレベルであり、十分な在庫があるとは決していえない。今週の統計ではP3の稼働率は回復したものの、全米で見た場合の稼働率は91.7%とこの時期の稼働率の5年平均92.9%よりも低く、引き続き製品主導で原油相場が高止まる可能性が高い。
 イールドカーブが全ゾーンバックになった事から投機資金が投資し易い環境にあるものの、依然として米国株式の動向が不安定であり、センチメントの悪化を通じてエネルギー市場にマイナスのインパクトをもたらす可能性が高い状況にあることは常に念頭においておくべきである(結局は新規材料がなければワイドなレンジでのもみ合いにならざるを得ない)。
 WTIはCushing在庫の減少を受けて全ゾーンバックが復活しており、ようやくWTIが「原油の需給の状態を考える」上で有効な指標になってきたといえる。以前から提唱していたWTI/Brentのネガティブスプレッドの解消は、期近のみ解消される事となった(この事は上述しているように、イールドカーブの形状の変化の影響もあって原油市場に投機資金が流入しやすい環境になっていることと無縁ではない)。しかしながら北海油田からの生産減少と、著しいユーロ高の影響もあって完全なネガティブスプレッドの解消にはもう少し時間がかかると考えている。
 もう少し細かくファンダメンタルズを見ると、短期的な在庫水準の指標となる米国のガソリンのサプライカバーは過去5年平均水準を下回っている状態で、石油製品市場の需給はタイトな状況が続いているといえる。原油のサプライカバーが上昇しているのは稼働率が過去最低の水準で横ばっていることによるものであり、製油所の障害が解消すればこのFSCは徐々に低下してゆくこととなろう。ピークシーズン入りしているが在庫水準は極めて低いといってよい。尚、IEAの月報では需要見通しが増加し、Non-OPEC生産の増加量を上回っており、Q207の在庫積み増しもやはり十分に行われていないことが確認された(FSCも変わらず)。こうした在庫水準の低さは以前から指摘している通り有事へのバッファが少ないことを意味し、同時にアップサイドへのセンシティビティが高いことを意味する。ガソリンのFSCは21.1日(平たく言えば1ヶ月分も在庫が無い)しか存在せず、ドライブシーズンを耐えうる在庫は確保できていない(過去5年最低の水準は22.2日)。尚、供給は急に途絶したり再開したりするものであるが、需要は税制変更等の特殊な事情がなければ、急速に減少することはない。
 供給サイドに関しては、Non-OPECサプライの減少(北海地区からの産油量減少)の影響が効いてきており、決して安泰とはいえない。OPECは9月総会まで増産の意向はなく、夏場のピークシーズンは冷夏とならない限り、供給が不足する状況が続く事となろう。尚、需要増加の顕著な中国であるが、中国の農村部の都市化に起因する石油需要の増加は当面継続する可能性が高く(世銀等の見通しでも2007年の中国のGDP成長見通しは9%台を維持)、大幅な税制の変更等がなければ急速に需要が減少することはないと見ている。

(ひとりごと)
時々しか見ていないが、フジのドラマ、ファーストキス
井上真央と伊藤英明が出てるやつ

あのドラマの主題歌、小田和正が歌っているんですよね。
彼、もうすぐ還暦なんですが
よくこんな歌詞を思いつくよなぁ。
(歌詞はコチラ ↓)

http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND54574/index.html
嗚呼、もう一度、若い頃に戻りたい...

さて。
すごくどうでもいいことなんですが。
私のブログ、どういったキーワードで検索されたかが分かる機能が付いているんですけど
ここ数日間、何でか知らないんですが検索ワードのトップが

スペクトルマン

なんですよね。
いったいこの週末、何があったんだろうか?
スペクトルマンファンの心を震わせるような事が起きたんだろうか?

参院選挙?
あんまりスペクトルマンと関係ないと思うんですけどね。
ためしに、「スペクトルマン」と「参院選」と両方のキーワードを入れて検索してみたら
なんと55,000件もヒットした。

ためしにウルトラマンと参院選をキーワードにして検索してみたら、165,000件もヒットした。
仮面ライダーと参院選で検索してみたら、なんと250,000件!!!
安倍晋三とスペクトルマンで検索してみたら、67,000件もヒット!!

特撮と参院選挙は結構関係があるみたいですな。

ほンとうか?

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2007年7月30日 (月)

そうめん

(経済関連ニュース)
・Q207米実質GDP速報 前期比年率+3.4%(Q107改定+0.6%)、市場予想+3.2%。外需の増加が最大の押し上げ要因。個人消費支出は前期比年率+1.3%と前期の+3.7%から急減速。
 価格指数は前期比年率+2.7%(前期+4.2%)。コアPCE価格指数 前期比+1.4%(前期+2.4%)。企業設備投資は年率+8.1%(前期+2.1%)。
 住宅投資は年率▲9.3%(前期▲16.3%)からマイナス幅が縮小。
・7月米消費者マインド指数確定 90.4(速報比▲2.0)、市場予想91.2。
・7月独CPI 前年同期比+2.2%(前月+2.0%)、市場予想+1.9%。
・自民党、参院選挙で大敗。

(非鉄金属関連ニュース)
・Codelco El Teniente鉱山とEl Salvador鉱山、労働者のストで生産延期が継続。
・Southern Copper(世界第5位の金属生産者)は、28日より労使交渉を再開。

(エネルギー関連ニュース)
・ConocoPhillips Wilhelmshaven製油所(227KBD、ドイツ)、原油価格の高騰で採算が取れず、稼働率を引き下げ。
・ExxonMobile Fawley製油所(300KBD、ハンプシャー)、火災のため設備の大部分が稼動停止になっているが、数日以内に再稼動の見込み。
・Murphy Meraux製油所(125KBD、ルイジアナ、P3)、定期補修のため2週間稼動停止に。

(商品市況)
「エネルギー以外は軒並み上昇」
 週末の商品価格はエネルギー以外、下落している。注目の米株価が大幅に続落した事に伴いセンチメントが悪化、不需要期に突入する非鉄金属は下落、ソフト、貴金属もユーロ安の影響もあって水準を切り下げる動きとなった。しかしながらエネルギーはピークシーズンであることや先々週の手仕舞い売りが一巡した事から買戻しが入った様子である。
 しかしながらCFTCの建て玉は金と銅を除き前週比で買い持ち幅を縮小(ないしは売り持ち幅を拡大)している。これは株価の調整に伴い買い持ち幅を縮小させ易い環境になっている事と、現時点の高値を受けてショートを振り易い環境になりつつある事を示唆しているといえよう。引き続き株価動向に注目したい。また、国内的には参院選で自民党が大敗した事に伴い、政権混乱のリスクが高まる可能性が高く、円高進行等と相まって日本株には悪影響が出る可能性があることには注意を要しよう(経済混乱になれば、8月に予想されていた利上げが見送られる可能性が高いため)。

(非鉄金属)
 週末の銅価格は小幅下落した。LME在庫の増加や株続落を受けてセンチメントが悪化する中、下値を探る動きとなったが、米GDPが好調であったことを受け上昇、しかし結局引けに掛けて売られ前日比マイナスになった。但し30日移動平均線ではサポートされて引けている。LME在庫は+1,975Mt増加、(FSCは2.1日)、(キャンセルワラント率は10.4%)。売買高は5,635枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブの形状はパラレルに低下。C-3は116㌦バックとバック幅を拡大した。 今後については、主要消費国中国の需要が高水準なGDPや固定資産投資、鉱工業生産を背景として需要サイドが堅調に推移する見込みである事、生産国のストライキ懸念、LME在庫水準の低さ、キャンセルワラント率の高止まり等の補助材料も相場を下支えると考えられることから基本は堅調な推移を見込んでいる。また中国国内景気の過熱感の沈静化を目的として中国が利上げを行ったが、中国の利上げのペースは実体経済に悪影響を及ぼさない程度のゆっくりとしたものであることから、利上げ効果が実際に顕現化するには今しばらく時間がかかろう。但し中国当局は更なる利上げを示唆するコメントをしており、要注意である(中国の利上げは銅実需の減少を促す)。中国国内の在庫状況は、6月の輸入統計では予想通り精錬銅・銅製品の輸入量が前月から減少しているが、前年比では引き続きプラスが継続している。この事は経済成長は持続し需要は増加してきているが、短期的に供給不足が解消されている可能性があることを示していると考えられる。こうした短期的な需給緩和観測に加え、リスクマネーがリスク資産から一時的に撤退する可能性が高くなってきたことから基本は堅調な推移を見込んでいるものの、一旦下値を探る展開になると考える。世界経済のトレンドに大きな変化は無いため株安は一時的との見方が多いが、いずれにせよ株価の変動がセンチメントの転換を通じて商品市場にインパクトをもたらすため引き続き、株式動向に一喜一憂の展開になりやすいことには留意したい(米国の金融政策変更や株価下落は、投機筋の売り材料になり易い)。本日も一目均衡表の雲の上限をトライする動きとなろう、尚、8月オプションの建玉は7,800㌦コールが1,008枚、8,000㌦コールが1,194枚、8,200㌦コールが1,218枚、7,700㌦プットが1,102枚、7,300㌦プットが550枚、7,200㌦プットが1,400枚となっている。
 週末の亜鉛価格は下落した。LME在庫にj変化はなかったものの銅価格の下落、株価の続落を受けて水準を切り下げる動きとなった。しかしながら銅と同様GDP発表後に100日移動平均線まで強含む局面もあり、総じてもみ合っていたとの印象である。LME在庫は前日比変わらず。FSCは2.1日(キャンセルワラント率は11.4%)。売買高は4,845枚。イールドカーブは期先の下げ幅の方が大きくベアスティープした。C-3は32㌦バックとバック幅を縮小した。 今後については基本的には堅調な推移を見込んでいるが、米国株安を受けたセンチメントの悪化が相場を下押しすると見られ、一時的に下値を探る展開になろう。しかしながら中国のQ207のGDPが予想を上回る大きな伸びとなった事から引き続き中国国内の亜鉛需要は車の防蝕向けに旺盛であると見られること、この旺盛な需要を背景として中国政府が亜鉛輸出の増加に歯止めをかけるべくリベート撤廃に加え、6月1日から亜鉛の輸出関税の引き上げを決定しており、中期的に域内の供給過剰状態は解消されてゆくと考えられる(6月の貿易統計では亜鉛の輸出増加傾向に歯止めがかかる中、国内品の還流等で輸入量も減少している)こと、亜鉛の在庫水準は低く有事のバッファが少ないこと等、基本、足元のファンダメンタルズは強いと見られるため、下値は限られると考えておくべきであり、暫くはもみ合いになろうか。尚、長期的には大半のメタルと同じく年後半に向けての下落を予想している(3,000㌦を切る水準までの下落の可能性は現時点では低いと考えている。下値の目途は3月21日にマークした3,119.75㌦)。目先の上値は6月4日にマークした直近高値の3,850㌦、下値の目途は50日移動平均線の3,600㌦を下回ってしまったことから、6月27日にマークしている3,290㌦が意識される事になろう。尚、価格の目途となりやすい8月オプションは3,600㌦コールが805枚、3,500㌦コールが600枚、3,450㌦プットが600枚、3,300㌦プットが1,100枚となっている。
 週末の鉛価格は下落した。この下落により維持できると見られていた3,000㌦の真理的なサポートラインをついに下回る事となった。しかしながら供給が不十分であり主要消費国中国の消費にも大きな変化が見られないこと等ファンダメンタル的には状況は変わっておらず、行き過ぎの修正が起きていると考えられる。LME在庫は▲450Mt減少、(FSCは1.7日)在庫水準の低さや生産者動向を鑑みれば引き続きファンダメンタルは非常に強い(キャンセルワラント率は5.7%)。売買高は2,928枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。C-3は4㌦コンタンゴとコンタンゴ幅を拡大した。 今後についてはファンダメンタルに大きな変化は無いことから基本しっかりの展開に変更はないが、信用収縮の影響で投機筋の投資余力が低下すると見られることから一旦価格は調整すると考えている。但し、銅やアルミと比較すると鉛は流動性の観点から投機資金の運用対象にはなりにくいため、影響は限定的であると考えておくべきであろう。ファンダメンタルは、中国が鉛の輸出関税を引き上げたことに伴い、中国からの輸出が6月以降減少すると予想されること(6月統計では既に輸出減少が確認されている)、豪大手生産者の生産障害に加え、新たな生産者の生産障害が報告されたこと、自動車バッテリー向けに使用される中国での需要が引き続き旺盛であると考えられる事(6月までの中国の商用車・自家用車販売は引き続き堅調)、LME在庫水準が依然として低い状況で横這っていることから、極めて強いと言わざるを得ない。やはり価格は暫く高止まる可能性の方が高いといえる。但し、繰り返しになるが、株価が再び不安定になってきた事や中国の利上げ観測等(中国の利上げは中国国内実需のマイナス要因となり得る)のマイナス材料も徐々に出始めており、著しい高値を維持することが段々難しい環境になっている事も注意すべきであろう(今のところ鉛に関してはよほど大きな株下落で無い限り大きな影響は無いと見ているが)。本日は3,000㌦を回復できるか否かがポイントであるが、維持できなかった場合30日移動平均線(2,900㌦)程度まで調整することになろう。
 週末のアルミ価格は上昇した。取引序盤は各国株安等の影響もあり前日までの流れを受けて下値を探る展開となり、一目均衡表を下抜けた辺りから下げが加速した。しかしながらNY時間に発表された米GDPが好調であったことから買戻しが優勢となり結果、前日比プラスでひけることとなった。このコラムで指摘し続けているように、投機資金の「思惑」でもっとも振れ易い非鉄であるといえる。LME在庫は▲1,100Mt減少、(FSCは0.4日)しており、需給は他非鉄金属と比べてタイトとは言えない。(キャンセルワラント率は3.0%)。売買高は11,476枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。C-3は58㌦コンタンゴとコンタンゴ幅を縮小した。 今後については、アルミは銅と同様投機筋の投資対象となり易い非鉄金属であることから、株価動向に左右される展開が続く事になると考える。ファンダメンタル的には、最大消費国中国が投資抑制を目的として利上げを検討していることや、中国国内の企業在庫水準が以前に比して増加している可能性が高いこと、LME在庫の水準もFSCベースでは他メタル比で低くないこと、原材料であるアルミナ価格が欧州・中国で低下を始めたこと等、需給面ではベアな状態になりつつある状況である。しかし、中国の固定資産投資や鉱工業生産の水準を見るに中国需要は引き続き堅調であり(実際アルミ関連製品の輸入は前月比プラスに)大幅な価格下落はないと考えておきたい。よって引き続き投機筋の思惑で、高値では利食い売りがしっかり入る展開が継続すると見られ、大幅な価格調整が起きているニッケルを除けば非鉄金属中、最もボラティリティの高い展開が予想される。また、銅と並んでアルミは政策金利引き上げの影響を受け易い非鉄(インフラ整備の初期段階で使われる非鉄金属であるため)金属であることから、利上げの効果が徐々に上値を重くするであろう。引き続き金融当局の金利引き上げには注目しておく必要があると見る(特に中国当局が更なる利上げを示唆する発言をしており、投機的な動きではなく本当に実需が減速する可能性があるため、実需動向では中国の、投機資金動向では米国の当局動向に注意したい)。 このコラムで指摘し続けているが、アルミのコンタンゴの期間がさらに長くなっていることは注意したい。
 本日も株動向次第であるが、一旦一目均衡表の雲の下限をトライすることになると考えている。価格の節目となりやすい8月オプションの状況は、2,900㌦コールが、1,809枚、2,800㌦コールが1,245枚、2,700㌦プットが1,425枚となっている。
 週末のニッケル価格は下落した。LME在庫がまたしても大幅に増加した事や、非鉄金属全体に調整売りが入っていることから連れ安となった模様。但し、米GDP発表後に水準を切り上げる局面もあったが、上値では売り圧力も強く結局引けに掛けて水準を切り下げ、前日比マイナスで引けた。しかしながら30,000㌦の心理的サポートラインは下抜けずに引けている。LME在庫は+600Mt増加、(FSCは3.5日)、キャンセルワラント率は一時期の異常な高い水準からやっと脱却しているが、引き続き在庫水準は十分とはいえない(キャンセルワラント率は3.5%)。売買高は627枚。イールドカーブは期先が比較的大きく低下し、ベアスティープニングした。C-3は70㌦バックとバック幅を拡大した。 今後については、米国株式市場の不安定さが増している事や、中国のGDPを受けた中国当局の利上げ観測、LME在庫の増加ペースに鈍化が見られないことから再び下値を探る動きになると考えている。ニッケル在庫は少ない、と考えていたがFSCも3日を回復しており危機的状態は脱したと見ておいたほうがよかろう。また、中国国内での銑鉄使用増加や、クロム系ステンレス(ニッケルを必要としないステンレス鋼)への移行といったマイナス材料もあり、下値を探り易い地合いになっていると考えるべきである。目先下抜ける事ができなかった32,000㌦を下抜けた場合、30,000㌦程度までの下落があってもおかしくない状況である。とはいえ、繰り返しになるが、銑鉄への移行やクロム形ステンレスへの移行も、ニッケル価格が低下するまでの繋ぎの色彩も強く、ニッケル価格が低下すれば再びニッケルが消費される可能性は高いと考えている。よって中期的には価格は回復するものと見ておくべきである。
 本日も株価次第であるが、30,000㌦と10日移動平均線のレンジでのもみ合いになると見ている。
 週末の錫価格は下落した。但しここ数日間の値動きと同じく、前日引けと変わらない水準で寄り付いた後もみ合い、結果前日比プラスであったという程度である。今の所インドネシアのみを材料にしてこの高い水準を維持するのはやや難しくなっていると考えられる。LME在庫は+220Mt増加、(FSCは13.3日)、キャンセルワラント率は2.85%。売買高は228枚。イールドカーブはパラレルに低下している。C-3は40㌦コンタンゴと前日と変わらず。 今後については、錫はテクニカルに調整があったものの、インドネシア生産者からの輸出体制が完全に復帰しているわけではないこと(小規模生産者の生産回復にはまだ時間を要する見込み)、やインドネシア政府の金属関連商品の輸出関税強化の可能性から思惑的な買いを誘いやすく、三角持合を上抜けした事もあって上昇すると見ている。但し、他非鉄金属と同様、米国株式の調整に伴うセンチメントの悪化、中国当局の連続利上げが実際に行われた場合の実需減速の可能性には注意しておきたい。

(エネルギー)
 週末のNY原油は上昇した。取引序盤は方向感が出にくい中もみ合っていたが、米GDPが予想を上回る内容であったことから買戻しが優勢となり、前日の下げを回復して引ける事となった。結果的に10日移動平均線のサポートラインで維持された状態。イールドカーブは期近を中心に上昇。この上昇によってとうとうWTIとBrentのネガティブスプレッドが期近のみ解消する事となった。Brentも同様にNY時間に上昇したが、こちらは10日移動平均線がレジスタンスラインとして意識されているためこのラインを上抜けできずに引けた(移動平均線ベースではレジスタンスラインの存在していないWTIとは対照的)。イールドカーブは期近を中心に上昇している。
 石油製品も上昇。RBOBは取引序盤は下値を探る動きとなったが米GDPの改善もあって引けに掛けて上昇した。但し10日移動平均線がレジスタンスとして意識され、この水準は上抜けできずに引けている。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。ヒーティングオイルも殆ど同じ相場展開であったが、こちらは10日移動平均線のレジスタンスラインを上抜けして引けている。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。ICEガスオイルはBP製油所が数日中に再稼動する、との報道を受けて引けに掛けて水準を下げて引けた。"
 本日の原油相場も比較的広いレンジでのもみ合いになると考えている。ファンダメンタルは強いにも関わらず、米株安を受けたリスク許容度の低下から投機資金が高値では売りを入れてくると予想されるためだ。暫くは米金融市場動向に一喜一憂の展開が続く事になると考えている。但し、ファンダメンタル的には、北海油田からの生産減少(パイプライン事故や製油所の障害も含む)、OPECが増産について否定的な見解を示している事、ナイジェリアの情勢不安から供給は十分でないこと、石油製品在庫の水準は極めて低い事から需給は引き続きタイトである。ガソリン在庫水準はFSCベースでは依然として過去5年の最低水準を下回るレベルであり、十分な在庫があるとは決していえない。今週の統計ではP3の稼働率は回復したものの、全米で見た場合の稼働率は91.7%とこの時期の稼働率の5年平均92.9%よりも低く、引き続き製品主導で原油相場が高止まる可能性が高い。
 イールドカーブが全ゾーンバックになった事から投機資金が投資し易い環境にあるものの、依然として米国株式の動向が不安定であり、センチメントの悪化を通じてエネルギー市場にマイナスのインパクトをもたらす可能性が高い状況にあることは常に念頭においておくべきである(結局は新規材料がなければワイドなレンジでのもみ合いにならざるを得ない)。
 WTIはCushing在庫の減少を受けて全ゾーンバックが復活しており、ようやくWTIが「原油の需給の状態を考える」上で有効な指標になってきたといえる。以前から提唱していたWTI/Brentのネガティブスプレッドの解消は、期近のみ解消される事となった(この事は上述しているように、イールドカーブの形状の変化の影響もあって原油市場に投機資金が流入しやすい環境になっていることと無縁ではない)。しかしながら北海油田からの生産減少と、著しいユーロ高の影響もあって完全なネガティブスプレッドの解消にはもう少し時間がかかると考えている。
 もう少し細かくファンダメンタルズを見ると、短期的な在庫水準の指標となる米国のガソリンのサプライカバーは過去5年平均水準を下回っている状態で、石油製品市場の需給はタイトな状況が続いているといえる。原油のサプライカバーが上昇しているのは稼働率が過去最低の水準で横ばっていることによるものであり、製油所の障害が解消すればこのFSCは徐々に低下してゆくこととなろう。ピークシーズン入りしているが在庫水準は極めて低いといってよかろう。尚、IEAの月報では需要見通しが増加し、Non-OPEC生産の増加量を上回っており、Q207の在庫積み増しもやはり十分に行われていないことが確認された(FSCも変わらず)。こうした在庫水準の低さは以前から指摘している通り有事へのバッファが少ないことを意味し、同時にアップサイドへのセンシティビティが高いことを意味する。ガソリンのFSCは21.1日(平たく言えば1ヶ月分も在庫が無い)しか存在せず、ドライブシーズンを耐えうる在庫は確保できていない(過去5年最低の水準は22.2日)。尚、供給は急に途絶したり再開したりするものであるが、需要は税制変更等の特殊な事情がなければ、急速に減少することはない。
 供給サイドに関しては、Non-OPECサプライの減少(北海地区からの産油量減少)の影響が効いてきており、決して安泰とはいえない。OPECは9月総会まで増産の意向はなく、夏場のピークシーズンは冷夏とならない限り、供給が不足する状況が続く事となろう。尚、需要増加の顕著な中国であるが、中国の農村部の都市化に起因する石油需要の増加は当面継続する可能性が高く(世銀等の見通しでも2007年の中国のGDP成長見通しは9%台を維持)、大幅な税制の変更等がなければ急速に需要が減少することはないと見ている。

(ひとりごと)
自民党、大敗しましたね。
自民党にとっては大変な選挙だと思っていましたが、ここまで大差が付くとは...
ドラマですなぁ。
ドクター中松の「年金問題100%解決システム」も、日の目を見ずに終わった。

さて。

暑くなってくると、あんまり濃いものは食べたくなくなりますよね。
そんな時、食卓を飾る事が多いのがそうめんである。

そうめん。
昔は食べなかったなぁ。
小さい頃、夏休みのお昼。
母親にお昼は何かと尋ねると、「そうめん」であるとの回答。
子供心に非常にがっかりした記憶がある。
そうなんですよね。
子供って、オムライスとか、スパゲッティとか、夏であっても食べたいんですよね。
ですが、大人になって初めて分かるのだが夏はさっぱりしたものが食べたいのだ。
しかもそうめんであれば調理時間が劇的に少ない。
刻みねぎとかを使わなければヘタをすると10分ぐらいで用意できる。

でも、子供の頃は、刻みねぎも、しょうがも、みょうがも使わないので、ひたすらそうめんとそうめん汁のみである。
ときめきが無いのだ。
この気持ちは歳を食ってもあまり変わらなかったのだが最近、考えが大分変わった。
と、いうのもそうめんにあまった梅干の梅を取り
梅肉を叩いたものをそうめんつゆに入れると
おいしいんですよ

さっぱりする上に、食べ味が増すんですよね。梅が完全に溶けきらないから、味に変化もあるし。
そうめん食べているときに、酸っぱい瞬間と、出汁の味が交互に舌に訪れたりして。

と、子供の楽しみと、大人の楽しみは違うのだ。
と、思っていたら私の甥。
3歳ぐらいの頃に私の母とデパートのレストランでご飯を食べたときのこと。
母親は上記の通り、オムライスとか、お子様ランチを選ぶんだろうと思っていたら、わが甥は一言
「僕、あのおねぎとしょうがだけの、ただのうどんが食べたい」

うーん。渋い。
きっと彼は私の歳になったら逆に、お子様ランチを食べるであろう。

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