« 2007年7月1日 - 2007年7月7日 | トップページ | 2007年7月15日 - 2007年7月21日 »

2007年7月8日 - 2007年7月14日

2007年7月13日 (金)

スペクトルマン

(経済関連ニュース)
・韓国中銀、政策金利を25bp引き上げ、4.75%に。予想通り。
・5月インド鉱工業生産 前年比+11.1%(前月+12.4%)、市場予想+12.0%。金融引き締めとルピー高の進行で。
・Q107ユーロ圏GDP確定値 前期比+0.7%(改定値比+0.1%)と上方修正。
・米週間失業保険申請者数 前週比▲12千人の308千人、市場予想315千人。緩やかな雇用回復が見られる。
・5月米貿易赤字、前月比+2.3%の600億㌦、市場予想600億㌦。
・6月米財務収支 275億㌦の黒字、市場予想274億㌦の黒字。

【今週の予定】
7月13日 6月米輸入物価指数(+0.6%)、6月小売売上高(+0.2%)、7月米消費者マインド指数速報(86.0)

(非鉄金属関連ニュース)
・アルミニウム国内港湾在庫は前月比+5.4%の227.7KMtに(丸紅調べ)。
横浜111.2KMt(前年比▲2.8KMt)、名古屋103.5KMt(前年比+11.5KMt)、大阪13.0KMt(前年比▲15KMt)。
・チリ CodelcoのAndina鉱山のストは4日目に突入。
・ボリビア Huanuni Mining Co(錫生産12KMt/年)は錫生産を近々再開の予定。

・英豪リオ・ティントカナダのアルミニウム大手アルキャンを381億㌦で買収。これによりアルミ生産は露ルサルを抜き世界1位(4.3MMt/年)、アルミナ生産では世界第4位の生産者となる。

(エネルギー関連ニュース)
・BP Whiting製油所(400KBD、インディアナ、P3)、再稼動。
・BP Texas City製油所(60KBD、テキサス、P3)。今週末に再稼動。
・Marathon はQ207から原油コストを産出するための原油価格をWTIからLLS(Light Louisiana Sweet Crude)に変更。WTIは原油の実勢を反映していないため。

(商品市況)
「まちまち」
 昨日の商品価格はまちまちであった。株価が再び上昇したことを受けてベースのセンチメントはブルであったものの、NY時間の昼前にインデックス運用の対象となりやすい商品(エネルギー、非鉄とも)がまとめて下落をしたことからまちまちな展開となった。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は下落した。米株式が大幅な上昇となる中、再び8,000㌦をトライする展開となったが、2回トライしたものの8,000㌦をクリアできなかった事から失望売りで10日移動平均線のサポートラインまで売られて引けた。テクニカルなものであると考えている。LME在庫は▲725Mt減少、(FSCは2.0日)、引き続きファンダメンタルは強い(キャンセルワラント率は15.1%)。売買高は6,035枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブの形状は全ゾーンパラレルに低下している。C-3は112㌦バックとバック幅を縮小した。 今後については、生産国のストライキ懸念や、LME在庫の減少、キャンセルワラント率の上昇、主要消費国中国の需要が高水準な固定資産投資、鉱工業生産を背景として堅調に推移する見込みである事からしっかりの展開が継続すると考えている。中国国内での在庫積み上がりに伴い中国の輸入が減少すると見られていたが、6月の輸入統計では予想通り精錬銅・銅製品の輸入量が前月から減少していることから中国国内の供給不足は解消されている状態にあると考えておいたほうがよさそうである。引き続き貿易関連統計のみが中国の消費動向を占う上で重要となるため、今後も注視する必要がある。また夏の定修の時期に突入するということもあって8,000㌦を節目として徐々に上値は重くなる可能性が高いが、7月に入ってから投機資金が再度流入を始めている可能性も高く、アップサイドのリスクが大きく意識される中、ボラタイルな展開が続く事になろう。また、米国株式市場が一時期の安定していた状態から変動性を増してきており、株式市場に一喜一憂の展開になりやすいことには留意したい。昨日も予想通り一旦10日移動平均線を試す展開となったが、本日は10日移動平均線を維持できるかがポイントとなろう。米国株が昨日は極めて堅調であったことから本日は上昇すると考えている。但し8,000㌦は心理的な上値として意識されるため、この水準を上抜けするにはもう一材料必要か。尚、価格の節目となりやすい8月オプションの建玉は8,000㌦コールが827枚、7,300㌦プットが550枚となっている。
 昨日の亜鉛価格は上昇した。株価が再び上昇したことやLME在庫の減少、キャンセルワラント率の上昇等が材料視された様子。以前から指摘していた100日移動平均線のレジスタンスラインをトライする展開となった。当面は株価と銅価格動向に振らされる展開が続く事になろう。LME在庫は▲475Mt減少、(FSCは2.2日)、引き続きファンダメンタルは強い(キャンセルワラント率は12.5%)。売買高は5,974枚。イールドカーブは全ゾーン上昇。但し昨日は期先の上昇が顕著であった。C-3は25㌦バックとバック幅を縮小した。 今後については引き続き、堅調な推移を見込んでいる。チャート的に100日移動平均線のレジスタンスラインが頭重く、暫くはこのラインを上抜けすることは難しいと見ていたが、株価が著しく上昇していることもあり銅に比して上値余地のある亜鉛は買いが入りやすい。中国政府は亜鉛輸出の増加に歯止めをかけるべくリベート撤廃に加え、6月1日から亜鉛の輸出関税の引き上げを決定しており、中期的に域内の供給過剰状態は解消されてゆくと考えられる(5月の貿易統計では既に亜鉛の輸出量が前月比、前年比ともマイナスに転じている)ことや、亜鉛の在庫水準は低く有事(実際現時点において、銅・亜鉛生産者のストライキが報じられている状況)のバッファが少ない点が背景にある。但し、長期的には大半のメタルと同じく、年後半に向けての下落を予想しているが、3,000㌦を切る水準までの下落は現時点ではないと考えている(下値の目途は3月21日にマークした3,119.75㌦)。相場の動向に大きな影響を与える株式市場動向がボラティリティの上昇とともに不安定さを増していることから、亜鉛もセンチメントの転換を通じて上下に値を飛ばしやすい環境になっていることには注意したい。尚、価格の目途となりやすい8月オプションは目立ったものが無いが、9月オプションは4,100㌦コールが1,340枚、3,500㌦プットが1,225枚、3,400㌦プットが1,050枚となっている。
 昨日の鉛価格は前日比変わらずであった。株価の回復とLME在庫の減少を受けて上昇したが、一昨日と同様、3,000㌦を上回るレベルでは利食い売りも入り、引けにかけて水準を下げ結局前日比変わらずで引けた。豪大手生産者の早期の商流復帰が絶望的な中、低在庫水準が継続している事、中国の自動車需要が堅調なことが引き続き材料視され堅調な推移が続いている。LME在庫は▲975Mt減少、(FSCは1.8日)在庫水準の低さや生産者動向(チリ・ペルーのスト)を鑑みれば引き続きファンダメンタルは非常に強いといってよい(キャンセルワラント率は1.4%)。売買高は990枚。イールドカーブは期先が上昇している。C-3は16㌦バックとバック幅を拡大した。 今後については見通しに変更はなく、中国が鉛の輸出関税を引き上げたことに伴い、中国からの輸出が減少すると予想されること(5月の輸出はこの税制変更に伴う駆け込みで略4月と同様の水準を維持したが、6月以降の輸出は減少するものと見られる)、豪州大手生産者の生産障害等が継続していること(今のところ早くて今年の年末から船積みが開始される「見込み」である)、自動車バッテリー向けに使用される中国での需要が引き続き旺盛であると考えられる事(5月までの中国の商用車・自家用車販売は堅調)、からアップサイドのセンシティビティが極めて高い状況である。加えて、LME在庫水準が依然として低い状況で横這っていること(2005年8月27日につけたここ3年間の最低レベルは29.7KMt)も鑑みれば、3,000㌦を再び引けでクリアできるかどうかがポイントとなろう。但し同時に3,000㌦は心理的なレジスタンスラインとして意識されているため、ここを上抜けするには暫し時間がかかる事になると見る。下落材料は今のところ株価が再び不安定になってきた事が挙げられるが、昨日株価は上昇しており文字通り「不安定」である。株価はセンチメントの転換を通じて相場に影響を与えるため、今のところ鉛に下げ材料があるとすれば株価動向ぐらいであろう。また、期先が上昇を始めた、という事は長期にわたってこの価格水準を許容する地合いが整いつつある可能性があることを示唆しており、注意しておきたい。目先10日移動平均線近辺となる2,860㌦を下値の目途として挙げておきたい。
 昨日のアルミ価格は下落した。エネルギー価格の下落やチャート的に一目均衡表の雲の下限を試す展開となったためである。しかしながら昨日の下落は銅・原油ともNY時間の10:30からであり、インデックス資金の運用対象となりやすい商品価格が同じタイミングで下落しているので、何らかの手仕舞い売りが入ったと見ておくほうが正解かもしれない。LME在庫は+1,800Mt増加、(FSCは8.3日)、上海在庫も増加しており先の中国輸出入統計を見るに需給面は決してタイトというわけでは無い(キャンセルワラント率は3.3%)。売買高は6,384枚。イールドカーブの形状は期近を中心に低下(期先は略変わらず)。C-3は52㌦コンタンゴとコンタンゴ幅を拡大した。 今後についてはやはり中国動向が主となるが、中国国内の旺盛な需要を背景としてここ数ヶ月輸入が堅調に推移していた訳であるが、5月統計ではついに前月比・前年比とも大幅なマイナスとなった。固定資産投資や鉱工業生産の水準を見るに中国需要は旺盛であると見ておくべきであるが、国内の企業在庫水準は以前に比して増加していると考えておいた方が無難であろう。LME在庫の水準もFSCベースでは他メタル比で低くなく需給面では短期的にベアな状態にあるといえる。とはいうものの、原料であるアルミナ価格が高止まりしていること(中国のアルミナ価格は徐々に下落)や、銅価格の高止まり等それなりにアップサイドに振れる材料が存在している事も事実である。また、7月に入って再度投機資金が流入してきた可能性が高い。暫くはこうした「周辺材料」を背景として上昇、高値で利食い売りが入る、というボラタイルな展開が続く事となろう。また以前ちらりとコメントしたことがあるが、アルミのコンタンゴの期間がさらに長くなっていることには注意したい(基本的に投機資金はバックのメリットが取れるゾーンに資金を投入するため、さらにコンタンゴ幅が拡大してゆく可能性は高い。過去に同様のことが原油市場で起きている)。
 本日は昨日は一目均衡表の雲の下限&100日移動平均線でサポートされている事から一旦上昇すると考えている。また、繰り返しになるが株価が不安定になっている事から上下に値を飛ばしやすい環境になっている事には注意したい。価格の節目となりやすい8月オプションの状況は、2,800㌦コールが1,120枚、2,900㌦コールが1,695枚、2,700㌦プットが1,425枚となっている。
 昨日のニッケル価格は小幅下落した。LME在庫が増加したものの、6月上旬からの下落幅が大きくなりすぎた事や株価の著しい上昇等もあり、小幅な下落にとどまった。LME在庫は+222Mt増加、(FSCは2.6日)、キャンセルワラント率は一時期の異常な高い水準からやっと脱却しているが、引き続き在庫水準は十分とはいえない(キャンセルワラント率は6.5%)。売買高は838枚。イールドカーブは期近が低下、期先が上昇。C-3は195㌦バックとバック幅を縮小した。 今後については、ニッケルは引き続き在庫水準が低いこと、グローバルベースのステンレス需要は引き続き堅調な推移が予想されることから基本はしっかりの展開継続である。しかしながら、中国国内での銑鉄使用増加や、クロム系ステンレス(ニッケルを必要としないステンレス鋼)への移行といったマイナス材料もあり、夏休みにそろそろ突入するということもあって、現状は(略予想通りではあるが)一旦行き過ぎた価格上昇が是正された格好で下落するものと考えている。とはいっても、銑鉄への移行やクロム形ステンレスへの移行も、ニッケル価格が低下するまでの繋ぎの色彩も強く、ニッケル価格が低下すれば再びニッケルが消費される可能性は高いと考えている。よって中期的には価格は回復するものと見ておくのが妥当であろう。とはいうものの現状、目先の下値の目途であった35,000㌦を下回ってしまったことから明確なサポートラインがなく、30,000㌦程度までの修正はあると考えておいた方が良さそうである。
 本日も昨日同様このまま買いが継続するかどうかがポイントとなるが10日移動平均線のレジスタンスライン、35,300を現時点で上回る事はあるまい。"
 昨日の錫価格は下落した。ボリビアでの生産再開報道等が材料視された様子。但し引き続き現状水準でのもみ合いを継続しているとの印象は否めず、結局10日移動平均線でサポートされて引けている。LME在庫は+200Mt増加、(FSCは11.9日)、キャンセルワラント率は1.43%。売買高は234枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。C-3は㌦バックと前日と変わらず。 今後については、錫はテクニカルに調整があったものの、インドネシア生産者からの輸出体制が完全に復帰しているわけではないこと(小規模生産者の生産回復にはまだ時間を要する見込み)、引き続き錫の在庫水準が低いことから、基本、しっかりの展開に変更はない。今のところ薄い一目均衡表の雲にサポートされつつ綺麗な三角持合を形成しているため、そのときのメタル全体のセンチメントによって上下に大きく水準が変化する可能性があることには注意しておきたい。

(エネルギー)
 昨日のNY原油は小幅下落した。米株は堅調に推移したこともあり、取引序盤は74㌦を目指す展開であったが、NY時間10:30から銅やアルミと時を同じくして水準を切り下げ、結局前日比マイナスでひけることとなった。何かしらインデックス系ファンドの手仕舞い売りが入った可能性があると考えている。イールドカーブは期先を中心に全体が低下している。Brentも略同様の相場展開であったが、北海油田からの生産減少や同域内のナイジェリアの情勢不安などで堅調な推移が続いている。イールドカーブは期近が上昇し綺麗な全ゾーンバックの状態となっている。
 石油製品も下落。RBOBもNY時間のお昼前から水準を切り下げる動きとなったが、100日移動平均線の大きなサポートラインでサポートされている。イールドカーブは期近のみが下落。期先は略前日と変わらずであった。ヒーティングオイルも略同じ相場展開で上昇後下落。イールドカーブは全ゾーン略パラレルに低下している。ICEガスオイルは変わらずであった。"
 本日の原油相場はまた上昇すると見ている。昨日の下落(Brentは上昇)はインデックス系のファンドの手仕舞い売りの可能性が高いと考えられややテクニカルな下げであったと考えているためだ。原油はOPECが増産について否定的な見解を示している事から供給は十分でなく、加えて、地政学的リスクの高まりなどが意識され始めている事から基本しっかりの展開が継続することとなろう。これに加えてガソリン在庫水準はFSCベースでは依然として過去5年の最低水準を下回るレベルであり、十分な在庫があるとはいえないこと、7月に入って投機の買いが引き続き継続すると見られること、等買い材料は多い。P3の稼働率は回復したものの、全米で見た場合の稼働率は90.2%とこの時期の稼働率の5年平均93.1%には遠く及ばず、引き続き製品主導で原油相場が高止まる公算は強い。尚、現在の価格水準は去年の水準と略同じであり、もしハリケーンが来なかったり、猛暑とならなかった場合にはシーズンの終了する8月~9月にかけてこの水準が訂正される可能性は高い。
 WTIのフロントマンスの割安感はP3の稼働率が完全に回復しない中、継続中である。Brentは原油の需給環境を素直に映じて全ゾーンバックとなっていることと対照的である。実際Marathonは評価用の原油をWTIからLLSに変更すると発表しており、WTIを米国原油の指標として用い続ける事に否定的な意見も増えてきた。しかしながらWTIのフロントマンスのイールドカーブ形状に大きく影響を与えると考えられる米Cushing在庫の水準は3週連続で減少しており、この段階でWTIの指標性を問う事は時期尚早であろう。しかし現在の原油需給を見る上では引き続きBrentカーブを見ているほうが適当であると言えよう。
 ファンダメンタルズに戻ると、短期的な在庫水準の指標となる米国のガソリンのサプライカバーは過去5年平均水準を下回っている状態で、石油製品市場の需給はタイトな状況が続いているといえる。原油のサプライカバーが上昇しているのは稼働率が過去最低の水準で横ばっていることによるものであり、製油所の障害が解消すればこのFSCは徐々に低下してゆくこととなろう。ピークシーズン入りしたわけであるが、普通に考えて「在庫が少ない」といってよいと思う。尚、IEAの月報でもOPEC生産カットの影響でOECD在庫の減少が大きいことが指摘された。こうした在庫水準の低さは以前から指摘している通り有事へのバッファが少ないことを意味し、同時にアップサイドへのセンシティビティが高いことを意味する。ガソリンのFSCは21.4日しか存在せず、ドライブシーズンを耐えうる在庫は確保できていない(過去5年最低の水準は22.2日)。尚、供給は急に途絶したり再開したりするものであるが、需要は税制変更等の特殊な事情がなければ、急速に減少することはない。
" 供給サイドに関しては、Non-OPECサプライの減少(Matured Field(英国、特にノルウェー等)からの産油量減少)の影響が効いてきており、決して安泰とはいえない。このままの状態が続くとEIA・IEAの指摘の通り、Q207の在庫積み増しは十分なものにならない可能性が高くなってきた。このままOPECが現在の生産レベルを維持した場合、Q307以降に深刻な供給不足に陥る可能性があると考えている。尚、現時点においてはOPECは増産の意向はないようである。
 尚、需要増加の顕著な中国であるが、中国の農村部の都市化に起因する石油需要の増加は当面継続する可能性が高く(世銀等の見通しでも2007年の中国のGDP成長見通しは9%台を維持)、大幅な税制の変更等がなければ急速に需要が減少することはないと見ている。

(ひとりごと)
ヒマに飽かせてケーブルテレビを見てみた。
なんと、子供の頃に見ていたような気がする「スペクトルマン」を全てやっていたからだ。
子供の頃、紙芝居を持っていてやたらとスペクトルマンの歌が耳に残っていたが
実際のところどんな話だか、あまり細かく覚えていなかったのでカミさんの留守を狙ってみてみた。

一応簡単に説明すると
惑星Eを追放された猿人ゴリとラーが地球を征服しようとするが
それをネビュラ星から派遣されたサイボーグ スペクトルマンが阻止する
というもの。

なんていうんですかね、ウルトラマンとは一線を画す番組である。
ウルトラマンには明確な敵が存在しなかったが(ウルトラマンAみたいに、異次元超人ヤプールみたいな敵がいるケースは稀)
スペクトルマンの場合は明確に宇宙猿人ゴリという敵がいる(確か一応IQ200だか2000だかの設定。因みにラーは馬鹿)
しかも、そもそもはこの悪役のゴリを主役にした番組であったが、子供の要望でスペクトルマンが主役になったらしい。

と、いう事もあって、攻撃される人間の側にはあまり力が割かれていない。
主人公の蒲生譲二が所属している団体はウルトラ警備隊みたいな格好いいのじゃなく、公害調査局第8分室所属、となっている。
つまり怪獣が出てきても特段何をする訳でもなく、とにかく怪獣の側にいって見ているだけなのだ。
という事は、全く怪獣を攻撃する能力が無いため、怪獣の攻撃を受けてスペクトルマンに助けてもらうというお荷物なのである。

どうもですね。
子供の頃の印象と違い、あまり面白くなかった。
と、思ってみていたら宅配の人が家にやってきた。

「ラーよ、怪獣をトレーニングして東京を攻撃するのだ」
「キー!!トレーニングとは、ボクシングのようなものでしょうか」
「馬鹿者!!」
宅配の人「何を見ているんですか?」
「ええと...子供の番組です...」

...もう二度と見ることはあるまい。
主題歌はカッコいいんですけどね。

| | コメント (0)

2007年7月12日 (木)

燃えろごみ

(経済関連ニュース)
・米MBA住宅ローン申請指数 前週比+1.1%の626.2、購入指数は+3.8%の453.9、借換指数▲3.0%の1,636.9。
・トリシェECB総裁 「金融政策は引き続き緩和的。ヘッジファンドは金融市場の効率を高めるのと同時にリスクをもたらす」
・イチローが米オールスターで史上初のランニングホームラン&日本人としてMVPを獲得。たいしたもんだ。

(今週の予定)
7月12日 6月米財政収支(290億㌦)、5月米貿易収支(▲600億㌦)
7月13日 6月米輸入物価指数(+0.6%)、6月小売売上高(+0.2%)、7月米消費者マインド指数速報(86.0)

(非鉄金属関連ニュース)
・Codelco Andina銅山(2006年生産236KMt)の生産を再開。
・チリ Collahuasi銅山、ストが3日目に突入したが生産は通常通りとのコメント。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計市場予想 原油+3.2MB、ガソリン+1.9MB、ディスティレート+1.2MB、稼働率+0.6%
・OPEC事務局長 「原油供給は十分であり、今生産を増やす必要はないし、9月の会合を前倒しする計画はない。9月会合についてコメントするのは時期尚早」
・サウジアラムコ、アジア向け原油の8月積み輸出量の10ヶ月連続で削減する見通し。日本、中国、韓国向けの年間輸出を前年比▲9-10%に。
・IEAマンディル事務局長「原油の供給は十分ではなく、OPECは増産をするべきだ」
・ExxonMobile Baytown製油所(562.5KBD、テキサス、P3)、ハイドロクラッカーユニット再稼動。
・ConocoPhillips Borger製油所(146KBD、テキサス、P3)、プラントに障害。
・Valero Ardmore製油所(90KBD、オクラホマ、P2)、14~16日以内に再稼動の見込み。
・Shellのナイジェリアユニットにおいて、5人が誘拐される。

(商品市況)
「おおむね上昇」
 昨日の商品価格はまちまちであった。株価が再び上昇したことを受けてベースのセンチメントはブルな中、米統計で石油製品在庫が予想を小幅上回る増加となったエネルギーは下落、非鉄金属は材料無い中株に連れ高、ソフトも軒並み買い戻しで上昇している。昨日指摘したとおり、この1ヶ月、株価と商品価格の相関性が再度高まってきている事から、株価動向は常に注目しておく必要がある。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は上昇した。LME在庫が継続して減少していることや、大幅に調整した米株価がM&M期待や一目均衡表の雲の上限でテクニカルにサポートされた事が材料視された。取引序盤はやはり高値への警戒感から売られたが、10日移動平均線を下回る事はなかった。一方で上値として8,000㌦は意識されているようでこの水準を上抜ける事もなかった。LME在庫は▲1,025Mt減少、(FSCは2.0日)、引き続きファンダメンタルは強い(キャンセルワラント率は16.3%)。売買高は5,174枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブの形状は微妙に期近が上昇、期先が低下している。C-3は113㌦バックとバック幅を拡大した。 今後については、生産国のストライキ懸念や、LME在庫の減少、キャンセルワラント率の上昇、主要消費国中国の需要が高水準な固定資産投資、鉱工業生産を背景として堅調に推移する見込みである事からしっかりの展開が継続すると考えている。但し、米国株式市場が一時期の安定していた状態から変動性を増してきており、株式市場に一喜一憂の展開になりやすい。中国国内での在庫積み上がりに伴い中国の輸入が減少すると見られていたが、6月の輸入統計では予想通り精錬銅・銅製品の輸入量が前月から減少していることから中国国内の供給不足は解消されている状態にあると考えておいたほうがよさそうである。引き続き貿易関連統計のみが中国の消費動向を占う上で重要となるため、今後も注視する必要がある。また夏の定修の時期に突入するということもあって徐々に上値は重くなる可能性が高いが、7月に入ってから投機資金が再度流入を始めている可能性も高く、アップサイドのリスクが大きく意識される中、ボラタイルな展開が続く事になろう。
 昨日は予想通り一旦10日移動平均線を試す展開となったがこの水準を割り込まなかった事から、本日は10日移動平均線をサポートラインとして堅調な推移を予想している。但し8,000㌦は心理的な上値として意識されるため、この水準を上抜けするにはもう一材料必要か。尚、価格の節目となりやすい8月オプションの建玉は8,000㌦コールが827枚、7,300㌦プットが550枚となっている。
 昨日の亜鉛価格は上昇した。株価が再び上昇したことと、銅価格の上昇を受けて10日移動平均線のレジスタンスラインを再び上抜ける事となった。LME在庫の減少もあって、略一貫して上昇して引けている。当面は株価と銅価格動向に振らされる展開が続く事になろう。LME在庫は▲525Mt減少、(FSCは2.2日)、引き続きファンダメンタルは強い(キャンセルワラント率は12.9%)。売買高は3,633枚。イールドカーブは昨日の下落分を取り戻す形で期近を中心に上昇。C-3は35㌦バックとバック幅を拡大した。 今後については引き続き、銅価格に追随する動きとなり易い環境が続くと考えている。チャート的に100日移動平均線のレジスタンスラインが頭重く、暫くはこのラインを上抜けすることは難しかろう(下値の目途は3月21日にマークした3,119.75㌦)。但し、中国政府は亜鉛輸出の増加に歯止めをかけるべくリベート撤廃に加え、6月1日から亜鉛の輸出関税の引き上げを決定しており、中期的に域内の供給過剰状態は解消されてゆくと考えられる(5月の貿易統計では既に亜鉛の輸出量が前月比、前年比ともマイナスに転じている)。また実際のところ亜鉛の在庫水準は低く有事(実際現時点において、銅・亜鉛生産者のストライキが報じられている状況)のバッファが少ない点は指摘しておきたい。長期的には大半のメタルと同じく、年後半に向けての下落を予想しているが、3,000㌦を切る水準までの下落は現時点ではないと考えている。足元、株式市場が不安定になっている事から、センチメントの転換を通じて上下に値を飛ばしやすい環境になっていることには注意したい。尚、価格の目途となりやすい8月オプションは目立ったものが無いが、9月オプションは4,100㌦コールが1,340枚、3,500㌦プットが1,225枚、3,400㌦プットが1,050枚となっている。
 昨日の鉛価格は上昇した。株価の回復とLME在庫の減少を受けて上昇したが、3,000㌦を上回るレベルでは利食い売りも入り、引けにかけて水準を下げて引けた。豪大手生産者の早期の商流復帰が絶望的な中、低在庫水準が継続している事、中国の自動車需要が堅調なことが引き続き材料視され堅調な推移が続いている。LME在庫は▲125Mt減少、(FSCは1.9日)在庫水準の低さや生産者動向(チリ・ペルーのスト)を鑑みれば引き続きファンダメンタルは非常に強いといってよい(キャンセルワラント率は3.6%)。売買高は1,196枚。イールドカーブは一昨日の下落を回復する形で期近が上昇。C-3は15㌦バックとバック幅を拡大した。 今後については見通しに変更はなく、中国が鉛の輸出関税を引き上げたことに伴い、中国からの輸出が減少すると予想されること(5月の輸出はこの税制変更に伴う駆け込みで略4月と同様の水準を維持したが、6月以降の輸出は減少するものと見られる)、豪州大手生産者の生産障害等が継続していること(今のところ早くて今年の年末から船積みが開始される「見込み」である)、自動車バッテリー向けに使用される中国での需要が引き続き旺盛であると考えられる事(5月までの中国の商用車・自家用車販売は堅調)、からアップサイドのセンシティビティが極めて高い状況である。加えて、LME在庫水準が依然として低い状況で横這っていること(2005年8月27日につけたここ3年間の最低レベルは29.7KMt)も鑑みれば、3,000㌦を再び引けでクリアできるかどうかがポイントとなろう。但し同時に3,000㌦は心理的なレジスタンスラインとして意識されているため、ここを上抜けするには暫し時間がかかる事になると見る。下落材料は今のところ株価が再び不安定になってきた事が挙げられるが、昨日株価は再び上昇に転じており文字通り「不安定」である。株価はセンチメントの転換を通じて相場に影響を与えるため、今のところ鉛に下げ材料があるとすれば株価動向ぐらいであろう。目先10日移動平均線近辺となる2,830㌦を下値の目途として挙げておきたい。
 昨日のアルミ価格は上昇した。銅価格の上昇や、株価の上昇を受けて上昇した。LME在庫は増加しているためやはり下半期に入ってからのファンドの買いの影響が大きいものと考えられる。この上昇によりまた一目均衡表の雲を上抜することとなった。LME在庫は+1,950Mt増加、(FSCは8.3日)、上海在庫も増加しており先の中国輸出入統計を見るに需給面は決してタイトというわけでは無い(キャンセルワラント率は3.5%)。売買高は6,551枚。イールドカーブの形状は全ゾーンパラレルに上昇している。C-3は51㌦コンタンゴとコンタンゴ幅を拡大した。 今後についてはやはり中国動向が主となるが、中国国内の旺盛な需要を背景としてここ数ヶ月輸入が堅調に推移していた訳であるが、5月統計ではついに前月比・前年比とも大幅なマイナスとなった。固定資産投資や鉱工業生産の水準を見るに中国需要は旺盛であると見ておくべきであるが、国内の企業在庫水準は以前に比して増加していると考えておいた方が無難であろう。LME在庫の水準もFSCベースでは他メタル比で低くなく需給面では短期的にベアな状態にあるといえる。とはいうものの、原料であるアルミナ価格が高止まりしていること(Metal Bulletin Alumina Price 360㌦/Mt。)や、銅価格の高止まり等それなりにアップサイドに振れる材料が存在している事も事実である。また、7月に入って再度投機資金が流入してきた可能性が高い。暫くはこうした「周辺材料」を背景として上昇、高値で利食い売りが入る、というボラタイルな展開が続く事となろう。また以前ちらりとコメントしたことがあるが、アルミのコンタンゴの期間がさらに長くなっていることには注意したい(基本的に投機資金はバックのメリットが取れるゾーンに資金を投入するため、さらにコンタンゴ幅が拡大してゆく可能性は高い。過去に同様のことが原油市場で起きている)。
 本日は一目均衡表を上抜けしたことからこの雲を上抜けしている状態が継続できるかどうかを試すため一旦げらくすると考えている。また、他メタルのところでもコメントしたが株価が不安定になっている事から上下に値を飛ばしやすい環境になっている事には注意したい。価格の節目となりやすい8月オプションの状況は、2,800㌦コールが1,120枚、2,900㌦コールが1,695枚、2,700㌦プットが1,425枚となっている。
 昨日のニッケル価格は上昇した。LME在庫が増加したものの、6月上旬からの下落幅が大きくなりすぎた事もあり、一旦修正が入る方で買戻しが入ったものと考えられる。株価が再び上昇しセンチが好転した事も下支え材料となった。LME在庫は+126Mt増加、(FSCは2.5日)、キャンセルワラント率は一時期の異常な高い水準からやっと脱却しているが、引き続き在庫水準は十分とはいえない(キャンセルワラント率は5.7%)。売買高は735枚。イールドカーブは期近を中心に上昇。C-3は270㌦バックとバック幅を拡大した。 今後については、ニッケルは引き続き在庫水準が低いこと、グローバルベースのステンレス需要は引き続き堅調な推移が予想されることから基本はしっかりの展開継続である。しかしながら、中国国内での銑鉄使用増加や、クロム系ステンレスへの移行といったマイナス材料もあり、夏休みにそろそろ突入するということもあって、現状は(略予想通りではあるが)一旦行き過ぎた価格上昇が是正された格好で下落するものと考えている。とはいっても、銑鉄への移行やクロム形ステンレスへの移行も、ニッケル価格が低下するまでの繋ぎの色彩も強く、ニッケル価格が低下すれば再びニッケルが消費される可能性は高いと考えている。よって中期的には価格は回復するものと見ておくのが妥当であろう。とはいうものの現状、目先の下値の目途であった35,000㌦を下回ってしまったことから明確なサポートラインがなく、30,000㌦程度までの修正はあると考えておいた方が良さそうである。
 本日はこのまま買いが継続するかどうかがポイントとなるが10日移動平均線のレジスタンスライン、35,300を現時点で上回る事はあるまい。
 昨日の錫価格は上昇した。特段新規材料の無い中、現状水準でのもみ合いを継続しているとの印象は否めない。LME在庫は+5Mt増加、(FSCは11.7日)、キャンセルワラント率は1.33%。売買高は115枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに小幅上昇。C-3は㌦バックと前日と変わらず。 今後については、錫はテクニカルに調整があったものの、インドネシア生産者からの輸出体制が完全に復帰しているわけではないこと(小規模生産者の生産回復にはまだ時間を要する見込み)、引き続き錫の在庫水準が低いことから、基本、しっかりの展開に変更はない。今のところ薄い一目均衡表の雲にサポートされつつ綺麗な三角持合を形成しているため、そのときのメタル全体のセンチメントによって上下に大きく水準が変化する可能性があることには注意しておきたい。

(エネルギー)
 昨日のNY原油相場は下落した。米統計では稼働率の改善に伴い予想を上回る在庫減少となり、発表直後は上昇したものの石油製品在庫が予想を上回る増加となった事から引けにかけて売られた。とはいっても在庫の水準が大騒ぎするほど増えたわけではなく、依然として過去5年平均を大幅に下回る水準しか在庫が無いこともあり、どちらかといえばこのコラムで指摘している「10日移動平均線までの一旦調整」が入ったものと考えている。イールドカーブは一昨日上昇した期先を中心に全ゾーンが低下。Cushing在庫が3週連続で減少したことからフロントマンスの下げ圧力が緩和された格好。Brentも同様に下落。こちらはWTIとはことなり、期近の下落幅が大きかった。WTI/Brentのネガティブスプレッドは継続。
 石油製品も下落。RBOBは統計発表直後に小幅下落したが、NY時間の後場から大幅に売りが入り一目均衡表の雲の上限まで水準を下げて引けている。石油製品在庫は決して十分な水準で無いためテクニカルな調整売りであると考えている。イールドカーブは期近を中心に全ゾーンパラレルに低下。ヒーティングオイルも下落。イールドカーブは全ゾーン略パラレルに低下している。ICEガスオイルも下落。
 本日の原油相場はまた上昇すると見ている。原油は米統計を受けて素直に上昇することになろう。製油所の稼働率が徐々に回復してきているならば今度は原油自体の供給が十分であるか、ということが問題になるが牽制球を投げるようにOPECは増産に否定的なコメントをしているためである。また、地政学的リスクの高まりなどが意識され始めている事も材料となろう。これに加えてガソリン在庫水準は昨日は増加したとは言っても依然として過去5年平均を下回る水準となっており十分な在庫があるとはいえないこと、7月に入って投機の買いが引き続き継続すると見られること、等買い材料は多い。P3の稼働率は回復したものの、全米で見た場合の稼働率は90.2%とこの時期の稼働率の5年平均93.1%には遠く及ばず、引き続き製品主導で原油相場が高止まる公算は強い。尚、現在の価格水準は去年の水準と略同じであり、もしハリケーンが来なかったり、猛暑とならなかった場合にはシーズンの終了する8月~9月にかけてこの水準が訂正される可能性は高い。
 引き続き米リファイナリの生産停止や定修の影響で、徐々にWTIのフロントマンスの割安感が是正され始めている。WTIのフロントマンスのイールドカーブ形状に大きく影響を与えると考えられる米Cushing在庫の水準は3週連続で減少しておりやっと稼動が回復してきた状況であるが、WTI/Brentのネガティブスプレッドが解消するまでには至っていない。但し期先の価格は通常どおりWTIが高く、P3の製油所の稼動が安定し、Cushing在庫水準が低下すればこのフロントマンスのスプレッド逆転現象は解消するはず、と考えている。しかし現在の原油需給を見る上では引き続きBrentカーブを見ているほうが適当であると言えよう。
 ファンダメンタルズに戻ると、短期的な在庫水準の指標となる米国のガソリンのサプライカバーは過去5年平均水準を下回っている状態で、石油製品市場の需給はタイトな状況が続いているといえる。原油のサプライカバーが上昇しているのは稼働率が過去最低の水準で横ばっていることによるものであり、製油所の障害が解消すればこのFSCは徐々に低下してゆくこととなろう。ピークシーズン入りしたわけであるが、普通に考えて「在庫が少ない」といってよいと思う。尚、IEAの月報でもOPEC生産カットの影響でOECD在庫の減少が大きいことが指摘された。こうした在庫水準の低さは以前から指摘している通り有事へのバッファが少ないことを意味し、同時にアップサイドへのセンシティビティが高いことを意味する。ガソリンのFSCは21.4日しか存在せず、ドライブシーズンを耐えうる在庫は確保できていない(過去5年最低の水準は22.2日)。尚、供給は急に途絶したり再開したりするものであるが、需要は税制変更等の特殊な事情がなければ、急速に減少することはない。
 供給サイドに関しては、Non-OPECサプライの減少(Matured Field(英国、特にノルウェー等)からの産油量減少)の影響が効いてきており、決して安泰とはいえない。このままの状態が続くとEIA・IEAの指摘の通り、Q207の在庫積み増しは十分なものにならない可能性が高くなってきた。このままOPECが現在の生産レベルを維持した場合、Q307以降に深刻な供給不足に陥る可能性があると考えている。尚、現時点においてはOPECは増産の意向はないようである。
 尚、需要増加の顕著な中国であるが、中国の農村部の都市化に起因する石油需要の増加は当面継続する可能性が高く(世銀等の見通しでも2007年の中国のGDP成長見通しは9%台を維持)、大幅な税制の変更等がなければ急速に需要が減少することはないと見ている。

(ひとりごと)
家でうだうだしていると、雑感ネタ、思いつかないんですよね。
しかしイチローすごいっすね。オールスターでランニングホームランですよ。
俺もひげは生えているけど、もう少し足が速かったらなぁ。

そんなグチはさておき。

ちょっと前に「うみほたる」の「もえろごみ」
の話をしましたが
関越道の確か高坂インターのゴミ箱には

「燃えるもの」

と、書いてある。
まあ、それは良くある事。
もう一つのほうには

「燃えぬもの」
と書いてある。
うーん、文学的であるが、燃えぬもの、と書くと
どんなに頑張っても燃やすことができず、本当に悔しくて悔しくて仕方が無い

実のところ50歳代後半のおじさん、そうしかもごみ焼却一筋30年の山口さんあたりが書いたに違いない。
恐らく道路公団の中でも、
「燃えぬもの、といった記載はいかがなものか?」
といった激論が交わされたに違いない。
しかし、恐らく1ヶ月におよぶ議論の結果、
「ヤマさんが燃やせないなら、やはりそれはいくら誰が頑張っても燃やせないんだろう」
という結論に達し、「燃えぬごみ」といった記載を決めた

に、違いない。
心なしか「燃えぬもの」のゴミ箱の中には、本当に燃えなさそうなものが沢山入っているように見えた。

| | コメント (0)

米在庫統計速報(7月11日分)

(すみません、統計予想の数字が何だか間違えていたので、書き直します...)

 昨日の米在庫統計は原油ブル製品ベアな内容であった。原油は在庫の小幅減少、石油製品はとも在庫の積み増しが期待されていたが、稼働率の改善と輸入の増加で原油在庫は減少、石油製品は稼働率の増加で予想を上回る在庫積み増しとなった。ただし製油所の稼働率が改善したとは言え、引き続き90.2%と同じ週の過去5年の最低水準である93.1%に遠く及ばない水準で推移している以上、米国の製品供給は輸入に頼らざるを得ない状況が続くといえ、製品主導で原油価格も高止まりが予想される。個別に少し詳しく見てみたい。
 原油は、P1-P3の輸入が減少する一方、稼働率が改善した事から予想に反し▲1.5MBの減少となった。P1-P3の在庫減少は、北海油田からの生産減少に伴うBrent価格の上昇が継続していることも要因として挙げられよう。FSCは22.4日と先週から0.1日悪化している。イールドカーブの形状に大きな影響を与えると考えられるCushing在庫は22.8MB(▲882KB)と3週連続で減少している。繰り返しコメントしているが、Cushing在庫の減少はBrent/WTIのネガティブスプレッド解消のための必要条件である。少なくとも現状では期近期先のスプレッド縮小をもらたらす効果があると見ている。
 ガソリンも0.8MB程度の在庫増加が予想されていたが、生産の減少、需要の増加はあったものの+1.1MBの増加となった。生産減少は稼働率の低下したP2での減少が顕著である。また、得率が58.7%と先週から1.2%低下したことも生産減に影響した。一方で需要は極めて堅調であり、直近ベースで9.6MBD(前週比+44KBD)、4週平均ベースで9.7MB(前週比+106KBD)となっておりている同じ時期の過去5年の最高水準である9.5MBDを上回る水準となっている。一方で在庫水準は過去5年平均を下回っていることから、FSCは21.4日と引き続き過去5年の最低水準22.2日にも満たない。ピークシーズンに突入しているが依然として在庫水準は低いといわざるを得ない。
 ディスティレート在庫も予想を上回る在庫増加となった。稼働率が改善した一方で得率が変わらずであったことから生産量は前週比全く変わらずだったが、ULSDの輸入量増加により輸入が増加した事から総供給量は前週比+162KBDと増加に転じた。直近需要も前週比▲11KBDの4.1MBDとなったことから、在庫は増加している。しかしながら4,131KBDという需要の水準は過去5年の最高レベルである4,095KBDを上回る水準であり、FSCも29.6日と5年平均の29.6日を下回っている。こちらも素直に在庫が足りないと言って良いと考えている。

| | コメント (0)

2007年7月11日 (水)

浦島太郎

(経済関連ニュース)
・6月中国貿易黒字は269億㌦、1~6月の貿易黒字は1,125億㌦。
・Q207 シンガポールGDP速報 前期比年率+12.8%(Q107改定+8.5%)、市場予想+7.7%。
・5月英貿易赤字 63億ポンド(前月改定69億ポンド)、市場予想66億ポンド。
・6月日本工作機械受注 前月比+0.3%(5月+2.6%)。
・カナダ中銀 政策金利を25bp引き上げ4.5%に。
・5月米卸売在庫 前月比+0.5%、市場予想+0.4%。
・バ議長講演「インフレに関して、完全に安定していない状態。中央銀行が注視しているインフレ率は、一般には知られていない。」
「過去にそうであったように、インフレや原油高が経済のリセッションに繋がる、という動きはここ数年見られていない」
・S&Pはサブプライム住宅ローンを裏づけとする住宅ローン担保証券のうち、120億㌦相当の格付けを引き下げ方向で見直ししていると発表。

(今週の予定)
7月12日 6月米財政収支(290億㌦)、5月米貿易収支(▲600億㌦)
7月13日 6月米輸入物価指数(+0.6%)、6月小売売上高(+0.2%)、7月米消費者マインド指数速報(86.0)

(非鉄金属関連ニュース)
・Codelco Andina銅山(2006年生産236KMt)、ストライキの影響で生産を延期。
・6月の中国の銅・銅関連製品輸入は212,471Mt(前年比+39,677Mt)、1-6月累計は1.51MMt
・6月の中国の銅スクラップ輸入は474,246Mt、1-6月累計は2.6MMt
・カナダMindoro Resourcesは、2009年までににフィリピンから中国に1百万㌧のニッケル ラテライト鉱を輸出する計画。
・5月のフィリピンから中国へのニッケルラテライト鉱の輸出は776KMtと前年の倍以上に。尚、このニッケルはPig Iron(銑鉄)製造に用いられる。
・チリ Collahuasi銅山、労働側のストが2日目に突入したが生産量は通常通り、とコメント。

(エネルギー関連ニュース)
・米在庫統計市場予想 原油+3.2MB、ガソリン+1.9MB、ディスティレート+1.2MB、稼働率+0.6%
・BP Castellon製油所(120KBD、スペイン)、メンテナンスが終了し再稼動。
・Delek Tyler製油所(テキサス、P3)、脱硫装置の故障の影響で一時的に稼動を停止。
・IEAマンディル事務局長「原油の供給は十分ではなく、OPECは増産をするべきだ」
・米海軍は航空母艦エンタープライズをペルシャ湾に派遣、イランを牽制。

(商品市況)
「まちまち」
 昨日の商品価格はまちまちであった。地政学的リスクが高まっているエネルギーは上昇、株の下落やベアな中国統計を背景に非鉄金属は下落、生産地の乾燥予報でソフトコモディティは上昇した。尚、この1ヶ月、株価と商品価格の相関性が再度高まってきている事から、株価動向は常に注目しておく必要がある。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は下落した。チリやペルーの生産者のストはあるものの、中国の銅輸入が前年比では大幅なプラスであるものの前月比ベースでは減少したことや、安定推移していた株価が住宅関連主導で下落した事、8,000㌦に近づいているため高値警戒感が根強かった事が材料である。LME在庫は▲1,700Mt減少、(FSCは2.0日)、引き続きファンダメンタルは強い(キャンセルワラント率は17.3%)。売買高は5,540枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。C-3は103㌦バックとバック幅を縮小した。 今後については、生産国のストライキ懸念や、LME在庫の減少、キャンセルワラント率の上昇、主要消費国中国の需要が高水準な固定資産投資、鉱工業生産を背景として堅調に推移する見込みである事からしっかりの展開が継続すると考えている。中国国内での在庫積み上がりに伴い中国の輸入が減少すると見られていたが、6月の輸入統計では予想通り精錬銅・銅製品の輸入量が前月から減少している。やはり中国国内の供給不足は解消されている状態にあると考えておいたほうがよさそうである。引き続き貿易関連統計のみが中国の消費動向を占う上で重要となるため、今後も注視する必要がある。また夏の定修の時期に突入するということもあって徐々に上値は重くなる可能性が高いが、7月に入ってから投機資金が再度流入を始めている可能性も高く、アップサイドのリスクが大きく意識される中、ボラタイルな展開が続く事になろう。尚、一昨日まで安定して推移していた米株価が住宅関連株の下落とともに調整している事が懸念材料として挙げられる。
 本日は、昨日結局8,000㌦を上回れなかった事から一旦下値を探る展開になると見ている。取りあえずの下値目途は10日移動平均線の7,740㌦あたりであろうか。尚、価格の節目となりやすい8月オプションの建玉は8,000㌦コールが827枚、7,200㌦プットが1,300枚となっている。"
 昨日の亜鉛価格は下落した。株価調整と、銅価格の下落を受けて10日移動平均線のサポートラインを試す展開となった。一時このサポートラインを割り込んで水準を切り下げたが、引けにかけて買戻しが入りかろうじてこのレベルは維持して引けている。LME在庫は▲625Mt減少、(FSCは2.2日)、引き続きファンダメンタルは強い(キャンセルワラント率は11.5%)。売買高は2,712枚。イールドカーブは期近を中心に低下。C-3は2㌦バックとバック幅を縮小した。 今後については引き続き、銅価格に追随する動きとなり易い環境が続くと考えている。チャート的に100日移動平均線のレジスタンスラインが頭重く、暫くはこのラインを上抜けすることは難しかろう(下値の目途は3月21日にマークした3,119.75㌦)。但し、中国政府は亜鉛輸出の増加に歯止めをかけるべくリベート撤廃に加え、6月1日から亜鉛の輸出関税の引き上げを決定しており、中期的に域内の供給過剰状態は解消されてゆくと考えられる(5月の貿易統計では既に亜鉛の輸出量が前月比、前年比ともマイナスに転じている)。また実際のところ亜鉛の在庫水準は低く有事(実際現時点において、銅・亜鉛生産者のストライキが報じられている状況)のバッファが少ない点は指摘しておきたい。長期的には大半のメタルと同じく、年後半に向けての下落を予想しているが、3,000㌦を切る水準までの下落は現時点ではないと考えている。但し足元、再び株式市場が不安定になっている事から、センチメントの悪化を通じて下値を探りやすい環境になっている可能性が高い事には注意したい。尚、価格の目途となりやすい8月オプションは目立ったものが無いが、9月オプションは3,400㌦コールが600枚、3,500㌦プットが1,225枚、3,400㌦プットが1,050枚となっている。
 昨日の鉛価格は下落した。但し、前日比マイナスで寄り付いた後、LME在庫の減少もあって小幅上昇して引けている(前日比ベースではマイナス)。豪大手生産者の早期の商流復帰が絶望的な中、低在庫水準が継続している事、中国の自動車需要が堅調なことが引き続き材料視され堅調な推移が続いている。LME在庫は▲350Mt減少、(FSCは1.9日)在庫水準の低さや生産者動向(チリ・ペルーのスト)を鑑みれば引き続きファンダメンタルは非常に強いといってよい(キャンセルワラント率は3.7%)。売買高は834枚。イールドカーブは期近を中心に低下。C-3は6㌦バックとバック幅を拡大した。 今後については中国が鉛の輸出関税を引き上げたことに伴い、中国からの輸出が減少すると予想されること(5月の輸出はこの税制変更に伴う駆け込みで略4月と同様の水準を維持したが、6月以降の輸出は減少するものと見られる)、豪州大手生産者の生産障害等が継続していること(今のところ早くて今年の年末から船積みが開始される「見込み」である)、自動車バッテリー向けに使用される中国での需要が引き続き旺盛であると考えられる事(5月までの中国の商用車・自家用車販売は堅調)、からアップサイドのセンシティビティが極めて高い状況である。加えて、LME在庫水準が依然として低い状況で横這っていること(2005年8月27日につけたここ3年間の最低レベルは29.7KMt)も鑑みれば、3,000㌦クリアは略確実な情勢である。但し同時に3,000㌦は心理的なレジスタンスラインとして意識されているため、ここを上抜けするには暫し時間がかかる事になろう。下落材料は今のところ株価が再び不安定になってきた事が挙げられる。目先10日移動平均線近辺となる2,790㌦を下値の目途として挙げておきたい。
 昨日のアルミ価格は下落した。銅価格の下落や、株価の調整、LME在庫の増加などが嫌気された格好。また、チャート的にも一目均衡表の雲を上抜け出来なかった事からテクニカルに売りが入りやすかったものと考えている。LME在庫は+1,250Mt増加、(FSCは8.3日)、上海在庫も増加しており先の中国輸出入統計を見るに需給面は決してタイトというわけでは無い(キャンセルワラント率は2.8%)。売買高は5,193枚。イールドカーブの形状は略変わらず。C-3は50㌦コンタンゴとコンタンゴ幅を拡大した。 今後についてはやはり中国動向が主となるが、中国国内の旺盛な需要を背景としてここ数ヶ月輸入が堅調に推移していた訳であるが、5月統計ではついに前月比・前年比とも大幅なマイナスとなった。固定資産投資や鉱工業生産の水準を見るに中国需要は旺盛であると見ておくべきであるが、国内の企業在庫水準は以前に比して増加していると考えておいた方が無難であろう。LME在庫の水準もFSCベースでは他メタル比で低くなく需給面では短期的にベアな状態にあるといえる。とはいうものの、原料であるアルミナ価格が高止まりしていること(Metal Bulletin Alumina Price 360㌦/Mt。)や、銅価格の高止まり等それなりにアップサイドに振れる材料が存在している事も事実である。また、7月に入って再度投機資金が流入してきた可能性が高い。暫くはこうした「周辺材料」を背景として上昇、高値で利食い売りが入る、というボラタイルな展開が続く事となろう。また以前ちらりとコメントしたことがあるが、アルミのコンタンゴの期間がさらに長くなっていることには注意したい(基本的に投機資金はバックのメリットが取れるゾーンに資金を投入するため、さらにコンタンゴ幅が拡大してゆく可能性は高い。過去に同様のことが原油市場で起きている)。
 本日は一目均衡表を上抜け出来なかった事から一旦下値を探る動きになると考えている。また、他メタルのところでもコメントしたが株価が再び不安定になっている事がマイナス材料となろう。価格の節目となりやすい8月オプションの状況は、2,800㌦コールが1,095枚、2,700㌦プットが1,425枚となっている。"
 昨日のニッケル価格は大幅に下落した。LME在庫の増加が継続していることや、株価調整を受けて非鉄全体のセンチメントが悪化した事が材料である。を受けて6月上旬より意識されている10日移動平均線のレジスタンスラインを頭にとしてとうとう35,000㌦の心理的節目を割り込んで引ける事となった。LME在庫は+72Mt増加、(FSCは2.5日)、キャンセルワラント率は一時期の異常な高い水準からやっと脱却しているが、引き続き在庫水準は十分とはいえない(キャンセルワラント率は5.6%)。売買高は1,950枚。イールドカーブは期近を中心に略全ゾーンパラレルに低下。C-3は160㌦バックとバック幅を拡大した。 今後については、ニッケルは引き続き在庫水準が低いこと、グローバルベースのステンレス需要は引き続き堅調な推移が予想されることから基本はしっかりの展開継続である。しかしながら、中国国内での銑鉄使用増加や、クロム系ステンレスへの移行といったマイナス材料もあり、夏休みにそろそろ突入するということもあって、現状は(略予想通りではあるが)一旦行き過ぎた価格上昇が是正された格好で下落するものと考えている。とはいっても、銑鉄への移行やクロム形ステンレスへの移行も、ニッケル価格が低下するまでの繋ぎの色彩も強く、ニッケル価格が低下すれば再びニッケルが消費される可能性は高いと考えている。よって中期的には価格は回復するものと見ておくのが妥当であろう。とはいうものの現状、目先の下値の目途であった35,000㌦を下回ってしまったことから明確なサポートラインが無い中、30,000㌦程度までの修正はあると考えておいた方が良さそうである。
" 昨日の錫価格は前日比変わらずであった。特段新規材料の無い中、現状水準でのもみ合いを継続しているとの印象は否めない。LME在庫は▲545Mt減少、(FSCは11.7日)、キャンセルワラント率は1.45%。売買高は229枚。イールドカーブの形状は変わらず。C-3は㌦バックと前日と変わらず。 今後については、錫はテクニカルに調整があったものの、インドネシア生産者からの輸出体制が完全に復帰しているわけではないこと(小規模生産者の生産回復にはまだ時間を要する見込み)、引き続き錫の在庫水準が低いことから、基本、しっかりの展開に変更はない。今のところ綺麗な三角持合を形成しているため、そのときのメタル全体のセンチメントによって上下に大きく水準が変化する可能性があることには注意しておきたい。

(エネルギー)
 昨日のNY原油相場は上昇した。米製油所のトラブルが相次ぐ中、空母エンタープライズのペルシャ湾派遣などの地政学的リスクの高まりが意識された。72㌦の節目を一昨日下回らなかったこともテクニカルに買いを誘ったものと見ている。イールドカーブは期先を中心に全ゾーンが上昇。Brentも同様に上昇。StatOilの生産減少観測を受けて引き続き期近が強い。イールドカーブはWTI同様、期先の上昇が顕著である。結果、WTI/Brentのネガティブスプレッドは継続。
 石油製品も上昇。RBOBはファンダメンタルの強さを映じて堅調に推移していたが、一目均衡表の雲を上抜けした事から上げ速度が加速している。イールドカーブは全ゾーンパラレルに上昇。ヒーティングオイルも大幅に上昇。イールドカーブは全ゾーン略パラレルに上昇している。ICEガスオイルも上昇。"
" 本日の原油相場はまた上昇すると見ている。売買材料は基本的に変わらないが、72㌦の心理的節目を下抜けていないことや、地政学的リスクの高まりなどが意識され始めている事が材料だ。これらに加え、ガソリン在庫水準が低いまま7月に入ったこと、夏場のハリケーン期待、不安定なナイジェリア情勢を受けた投機の買いが引き続き継続すると見られること、等買い材料は多い。P3の稼働率は回復したものの、全米で見た場合の稼働率は90.0%とこの時期の稼働率の5年平均94.2%には遠く及ばず、引き続き製品主導で原油相場が高止まる公算は強い。尚、現在の価格水準は去年の水準と略同じであり、もしハリケーンが来なかったり、猛暑とならなかった場合にはシーズンの終了する8月~9月にかけてこの水準が訂正される可能性は高い。
 引き続き米リファイナリの生産停止や定修の影響で、徐々にWTIのフロントマンスの割安感が是正され始めている。しかしながら、WTIのフロントマンスのイールドカーブ形状に大きく影響を与えると考えられる米Cushing在庫の水準は2週連続で減少しておりやっと稼動が回復してきた状況であるが、WTI/Brentのネガティブスプレッドが解消するまでには至っていない。但し期先の価格は通常どおりWTIが高く、P3の製油所の稼動が安定し、Cushing在庫水準が低下すればこのフロントマンスのスプレッド逆転現象は解消するはず、と考えている。しかし現在の原油需給を見る上では引き続きBrentカーブを見ているほうが適当であると言えよう。"
 ファンダメンタルズに戻ると、短期的な在庫水準の指標となる米国のガソリンのサプライカバーは過去5年平均水準を下回っている状態で、石油製品市場の需給はタイトな状況が続いているといえる。原油のサプライカバーが上昇しているのは稼働率が過去最低の水準で横ばっていることによるものであり、製油所の障害が解消すればこのFSCは低下してゆくこととなろう。ピークシーズン入りしたわけであるが、普通に考えて「在庫が少ない」といってよいと思う。尚、IEAの月報でもOPEC生産カットの影響でOECD在庫の減少が大きいことが指摘された。こうした在庫水準の低さは以前から指摘している通り有事へのバッファが少ないことを意味し、同時にアップサイドへのセンシティビティが高いことを意味する。FSCは20日程度しか存在せず、ドライブシーズンを耐えうる在庫は確保できていない(過去5年平均でも23日)。尚、供給は急に途絶したり再開したりするものであるが、需要は税制変更等の特殊な事情がなければ、急速に減少することはない。
" 供給サイドに関しては、Non-OPECサプライの減少(Matured Field(英国、特にノルウェー等)からの産油量減少)の影響が効いてきており、決して安泰とはいえない。このままの状態が続くとEIA・IEAの指摘の通り、Q207の在庫積み増しは十分なものにならない可能性が高くなってきた。このままOPECが現在の生産レベルを維持した場合、Q307以降に深刻な供給不足に陥る可能性があると考えている。尚、現時点においてはOPECは増産の意向はないようである。
 尚、需要増加の顕著な中国であるが、中国の農村部の都市化に起因する石油需要の増加は当面継続する可能性が高く(世銀等の見通しでも2007年の中国のGDP成長見通しは9%台を維持)、大幅な税制の変更等がなければ急速に需要が減少することはないと見ている。

(ひとりごと)
無料なので文句言えないんだけど
ココログ、昨日使えなかったんですよね。
昨日、凄く早く起きて、凄く早くレポートが出来たのに。。。
残念ぬ。

さて。

昨日も子守唄の話しを書いたが今日も続き。
よくカミさんは「浦島太郎」の歌を歌っている。
歌いやすいし
親しみやすいリズム

しかし、ですよ。
改めて聞いてみると、歌詞が凄い。

昔昔、浦島は
助けた亀に連れられて、
龍宮城へ来て見れば、
絵にもかけない美しさ。

乙姫様の御馳走に、
鯛や平目の舞踊、
ただ珍しくおもしろく、
月日のたつのも夢の中。

ここまでは、良い。
良い事をしたら、報われる感が出てている。
ところがここからが問題だ。
乙姫と竜宮城軍団が牙を剥くのだ。

遊にあきて気がついて、
お暇乞もそこそこに、
帰る途中の楽しみは、
土産に貰った玉手箱。

帰って見れば、こは如何に、
元居た家も村も無く、
路に行きあう人々は、
顔も知らない者ばかり。

心細さに蓋とれば、
あけて悔しき玉手箱、
中からぱっと白煙
たちまち太郎はお爺さん。

哀れ、浦島太郎。
亀を助けたばかりに煙で老人にされ、しかも知人は全くいない。
まるでショッカーやデストロンのごとき、地獄の所業である。
いったい乙姫は何がしたかったのだろうか....?

今日の結論
竜宮城は地獄の軍団であった
子守唄には地獄の軍団が出てくるものが多い

| | コメント (0)

2007年7月10日 (火)

地獄の軍団

(ニュース)
・5月日本機械受注 前月比+5.9%(市場予想+1.9%)、予想以上の伸び。
・6月英生産者物価指数(PPI) 前月比+0.2%(前月+0.4%)、市場予想+0.3%。
・ハンカチ王子、不敗神話が終了。オシムジャパンも終了間際に同点にされる。
・5月独鉱工業生産速報 前月比+1.9%(前月改定▲2.1%)、市場予想+1.9%。
・米CBOT株主がCMEとの合併を承認。
・コノコフィリップス、2008年末までに150億㌦相当の自社株買いの実施承認を得たと発表。
・ジョンソン&ジョンソン、100億㌦の自社株買いの実施を発表。
・チリ Collahuasi銅山(チリ3位の銅山)労働者、9日よりストに突入。経営側(Xstrata, Anglo American)と合意に至らず(尚、Codelcoのストは6月25日から継続)。
・ペルー、Cuajone銅山、Toquepala銅山、Ilo精錬所の労使交渉再開に関して、経営側が合意。
・米在庫統計市場予想 原油+3.2MB、ガソリン+1.9MB、ディスティレート+1.2MB、稼働率+0.6%
・Pertamina 西ジャワ地区Balongan製油所(125KBD)の稼動が40%に低下。
・韓国SK、No3ユニット(170KBD)をメンテナンスのため1ヶ月以上停止。代わりに規模の大きなNo5ユニット(260KBD)のメンテナンス期間を短くする予定。
・昭和シェル、四日市製油所の二次装置の稼動を来週末までに実施の予定。

【今週の予定】
7月10日 5月米卸売在庫(市場予想+0.4%)、5月米卸売売上高(+1.0%)、バ議長講演
7月12日 6月米財政収支(290億㌦)、5月米貿易収支(▲600億㌦)

(商品市況)
 昨日の商品価格は上昇した。各国株価が安定推移する中、幅広く買いが入った。尚、非鉄金属における鉛とニッケルについては事情が他のコモディティと異なるので注意しておきたい。尚、CFTCのポジションは、原油・ヒーティングオイル・Comex銅が大幅に買い越しポジションを拡大している。一方、天然ガス・Comex金・大豆・とうもろこし尚はロングポジションを縮小している。
 足元エネルギー価格と非鉄金属価格の相関が回復しつつある。過去3ヶ月の相関はネガティブであったが、この1~2ヶ月は相関がプラスに転じている。この事はコモディティ市場に投機資金が再度流入している可能性が高いことを示唆しているといえよう。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は上昇した。チリやペルーの生産者のスト懸念や、LME在庫の大幅減少(キャンセルワラント率の上昇も)もあり、株価が安定している事と相まって上昇したものと見られる。一時場中に8,015㌦をマークしている。小職の予想通り7月以降、再び投機資金が流入してきている可能性が高く、とうとう8,000㌦を伺う展開となってしまった。LME在庫は▲3,400Mt減少、(FSCは2.0日)、引き続きファンダメンタルは強い(キャンセルワラント率は18.7%)。売買高は5,985枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブの形状は期近が上昇。C-3は108㌦バックとバック幅を拡大した。 今後については、生産国のストライキ懸念や、LME在庫の減少、キャンセルワラント率の上昇、株価の安定、主要消費国中国の需要が高水準な固定資産投資、鉱工業生産を背景として堅調に推移する見込みである事からしっかりの展開が継続すると考えている。但し一方で上海在庫の急速な積み上がりや、5月の中国の貿易統計で(恐らく中国国内の急速な在庫の積みあがりを背景として)輸入量が前月比大幅なマイナスとなっていることから、短期的な中国の供給不足は解消されている状態にあると考えておいた方が良さそうだ。加えて夏の定修の時期に突入するということもあって徐々に上値は重くなってきている。とはいうものの、7月に入ってから投機資金が再度流入を始めている可能性も高く、アップサイドのリスクが大きく意識される中、ボラタィルな展開が続く事になろう。本日は8,000㌦を上回るか否かが最大のポイントになると考えているが、経済のファンダメンタルも強いため、一時的にでも8,000㌦を上回る下地は出来ているものと見ている。
" 昨日の亜鉛価格は下落した。独製鉱工業生産の改善や、LME在庫の減少や銅価格の上昇もあって取引序盤は堅調に推移していたがきりのよい3,500㌦に近づくレベルでは戻り売り圧力も強く、結果的に前日比マイナスで引ける事となった。尚10日移動平均線は維持している。LME在庫は▲475Mt減少、(FSCは2.2日)、引き続きファンダメンタルは強い(キャンセルワラント率は11.5%)。売買高は2,472枚。イールドカーブは期近が上昇、期先が低下し、ツイストしている。C-3は2㌦バックとバック幅を縮小した。 今後については引き続き、銅価格に追随する動きとなり易い環境が続くと考えている。チャート的に100日移動平均線のレジスタンスラインが頭重く、暫くはこのラインを上抜けすることは難しかろう(下値の目途は3月21日にマークした3,119.75㌦)。但し、中国政府は亜鉛輸出の増加に歯止めをかけるべくリベート撤廃に加え、6月1日から亜鉛の輸出関税の引き上げを決定しており、中期的に域内の供給過剰状態は解消されてゆくと考えられる(5月の貿易統計では既に亜鉛の輸出量が前月比、前年比ともマイナスに転じている)。また実際のところ亜鉛の在庫水準は低く有事(実際現時点において、銅・亜鉛生産者のストライキが報じられている状況)のバッファが少ない点は指摘しておきたい。
 長期的には大半のメタルと同じく、年後半に向けての下落を予想しているが、3,000㌦を切る水準までの下落は現時点ではないと考えている。
 昨日の鉛価格は上昇した。独統計が好調であったことや各国株価が堅調であったこともあり、前日比プラスで小高く寄り付いた後、史上最高値を更新後小幅下落して引けている。豪大手生産者の早期の商流復帰が絶望的な中、低在庫水準が継続している事、中国の自動車需要が堅調なことが端的に材料視された。LME在庫は前日比変わらず。(FSCは1.9日)在庫水準の低さや生産者動向(チリ・ペルーのスト)を鑑みれば引き続きファンダメンタルは非常に強いといってよい(キャンセルワラント率は3.3%)。売買高は802枚。イールドカーブは全ゾーン略パラレルに上昇。C-3は㌦バックとFALSE 今後については中国が鉛の輸出関税を引き上げたことに伴い、中国からの輸出が減少すると予想されること(5月の輸出はこの税制変更に伴う駆け込みで略4月と同様の水準を維持したが、6月以降の輸出は減少するものと見られる)、豪州大手生産者の生産障害等が継続していること(今のところ早くて今年の年末から船積みが開始される「見込み」である)、自動車バッテリー向けに使用される中国での需要が引き続き旺盛であると考えられる事(5月までの中国の商用車・自家用車販売は堅調)、からアップサイドのセンシティビティが極めて高い状況である。加えて、LME在庫水準が依然として低い状況で横這っていること(2005年8月27日につけたここ3年間の最低レベルは29.7KMt)も鑑みれば、3,000㌦クリアは略確実な情勢である。下落材料はあまり無いが、10日移動平均線近辺となる2,750㌦を下値の目途として挙げておきたい。
 昨日のアルミ価格は前日比変わらずであった。朝方は銅価格の上昇等を受けて一目均衡表の雲を一旦上に突き抜けるが、LME在庫の増加もあってやはり上値では利食い売りも多く、結果的に前日比変わらずで引けている。LME在庫は+1,850Mt増加、(FSCは8.3日)、上海在庫も増加しており先の中国輸出入統計を見るに需給面は決してタイトというわけでは無い(キャンセルワラント率は2.8%)。売買高は6,322枚。イールドカーブの形状は期先が上昇、期先が低下。C-3は50㌦コンタンゴとコンタンゴ幅を拡大した。 今後についてはやはり中国動向が主となるが、中国国内の旺盛な需要を背景としてここ数ヶ月輸入が堅調に推移していた訳であるが、5月統計ではついに前月比・前年比とも大幅なマイナスとなった。固定資産投資や鉱工業生産の水準を見るに中国需要は旺盛であると見ておくべきであるが、国内の企業在庫水準は以前に比して増加していると考えておいた方が無難であろう。LME在庫の水準もFSCベースでは他メタル比で低くなく需給面では短期的にベアな状態にあるといえる。とはいうものの、原料であるアルミナ価格が高止まりしていること(Metal Bulletin Alumina Price 360㌦/Mt。)や、銅価格の高止まり等それなりにアップサイドに振れる材料が存在している事も事実である。また、7月に入って再度投機資金が流入してきた可能性が高い。暫くはこうした「周辺材料」を背景として上昇、高値で利食い売りが入る、というボラタイルな展開が続く事となろう。また以前ちらりとコメントしたことがあるが、アルミのコンタンゴの期間がさらに長くなっていることには注意したい(基本的に投機資金はバックのメリットが取れるゾーンに資金を投入するため、さらにコンタンゴ幅が拡大してゆく可能性は高い。過去に同様のことが原油市場で起きている)。本日は50日移動平均線を一旦固める展開になると考えている。尚、現状一目均衡表の雲のもっとも薄いところに差し掛かっており、この水準を上抜けすると更に上昇する可能性があるため注意しておきたい。尚、過去3ヶ月のエネルギー価格との相関はネガティブであったが、過去1ヶ月ならびに2ヶ月の相関はプラスに転じており、(他メタルも同様であるが)この観点からもコモディティ関連の投機資金が非鉄金属市場に流入していると考えられることは指摘しておきたい。

(エネルギー)
" 昨日のNY原油相場は下落した。リファイナリの稼動が回復するから、というコメントが聞かれているがそれよりも逆に米製油所のトラブルニュース(書いていないがBPのWhiting製油所も稼動停止の状態)を受けて再びWTIの期近のニーズが減少するのでは、との見方から期近の価格が修正される形で下落したと見ている(一方で期先は上昇)結果、WTIは予想通り72㌦の節目をトライする結果となった。Brentはしっかり。こちらはStatOilの生産減少観測を受けて引き続き期近が強い。イールドカーブはWTI同様、期先の上昇が顕著である。結果、WTI/Brentのネガティブスプレッドは継続。
 石油製品はまちまち。RBOBは製油所のトラブルや、米賃金の上昇を受け「この高値でも消費者の消費が減速する可能性は低い」と見られたことから、一目均衡表の雲を上抜けて寄り付いた事もありテクニカルに買われた。イールドカーブは期近が上昇、期先が低下。ヒーティングオイル高値警戒感根強く、現状ピークシーズンで無いこともありいったん利食いに押された。但し期先は上昇している。ICEガスオイルも上昇。"
 本日の原油相場は上昇すると見ている。売買材料は基本的に変わらないが、昨日72㌦の節目を下抜けなかった事で再びテクニカルに買いが入る可能性が高いためだ。尚、ガソリン在庫水準が低いまま7月に入ったこと、夏場のハリケーン期待、不安定なナイジェリア情勢を受けた投機の買いが引き続き継続すると見られること、等買い材料は多い。P3の稼働率は回復したものの、全米で見た場合の稼働率は90.0%とこの時期の稼働率の5年平均94.2%には遠く及ばず、引き続き製品主導で原油相場が高止まる公算は強い。尚、現在の価格水準は去年の水準と略同じであり、もしハリケーンが来なかったり、猛暑とならなかった場合にはシーズンの終了する8月~9月にかけてこの水準が訂正される可能性は高い。
 引き続き米リファイナリの生産停止や定修の影響で、徐々にWTIのフロントマンスの割安感が是正され始めている。しかしながら、WTIのフロントマンスのイールドカーブ形状に大きく影響を与えると考えられる米Cushing在庫の水準は2週連続で減少しておりやっと稼動が回復してきた状況であるが、WTI/Brentのネガティブスプレッドが解消するまでには至っていない。但し期先の価格は通常どおりWTIが高く、P3の製油所の稼動が安定し、Cushing在庫水準が低下すればこのフロントマンスのスプレッド逆転現象は解消するはず、と考えている。しかし現在の原油需給を見る上では引き続きBrentカーブを見ているほうが適当であると言えよう。"
 ファンダメンタルズに戻ると、短期的な在庫水準の指標となる米国のガソリンのサプライカバーは過去5年平均水準を下回っている状態で、石油製品市場の需給はタイトな状況が続いているといえる。原油のサプライカバーが上昇しているのは稼働率が過去最低の水準で横ばっていることによるものであり、製油所の障害が解消すればこのFSCは低下してゆくこととなろう。ピークシーズン入りしたわけであるが、普通に考えて「在庫が少ない」といってよいと思う。尚、IEAの月報でもOPEC生産カットの影響でOECD在庫の減少が大きいことが指摘された。こうした在庫水準の低さは以前から指摘している通り有事へのバッファが少ないことを意味し、同時にアップサイドへのセンシティビティが高いことを意味する。FSCは20日程度しか存在せず、ドライブシーズンを耐えうる在庫は確保できていない(過去5年平均でも23日)。尚、供給は急に途絶したり再開したりするものであるが、需要は税制変更等の特殊な事情がなければ、急速に減少することはない。
 供給サイドに関しては、Non-OPECサプライの減少(Matured Field(英国、特にノルウェー等)からの産油量減少)の影響が効いてきており、決して安泰とはいえない。このままの状態が続くとEIA・IEAの指摘の通り、Q207の在庫積み増しは十分なものにならない可能性が高くなってきた。このままOPECが現在の生産レベルを維持した場合、Q307以降に深刻な供給不足に陥る可能性があると考えている。尚、現時点においてはOPECは増産の意向はないようである。
 尚、需要増加の顕著な中国であるが、中国の農村部の都市化に起因する石油需要の増加は当面継続する可能性が高く(世銀等の見通しでも2007年の中国のGDP成長見通しは9%台を維持)、大幅な税制の変更等がなければ急速に需要が減少することはないと見ている。

(ひとりごと)
家庭ごとにポリシーの違いはあるんだろうが
我が家は子供を抱っこして、寝かしつけている。
というよりも、抱かないと寝ないのだ。
子守唄も辞めた方がいい、と言われたけど結局歌ってあげている。
主にカミさんが。

カミさんが歌うのは童謡だ。
しゃぼんだま
とか
とんぼのめがね
とか
こいのぼり
とか

子供にとって良さそうなものばかりであるが、私が知っている歌は歌いつくされたようである。
我が子は敏感なのか、新しい歌に非常によく反応する(ぐずりが止まる)ので
新しい歌を供給することが必須なのだが
童謡の類はカミさんに使われ尽くしている。
そうなると、仕方ないので子供の頃見ていた「仮面ライダー」の歌とかを歌う事になる。

迫るショッカー 地獄の軍団

うーん。仮面ライダーの歌、出だしから地獄ってのも、子供を寝かしつけるのにいかがだろうか?
なので仮面ライダーV3にしてみる

赤い赤い 赤い仮面のV3 ダブルタイフーン 命のベルト

おお、なんか良さそうだ。と同時に歌いながら段々歌詞を思い出してくる

力と技の風車が回る 父よ 母よ 妹よ
風のうなりに血が叫び 力の限りぶち当たる
敵は地獄のデストロン

嗚呼。また地獄が出てきた。地獄が出てこないのは無いのか?

| | コメント (0)

2007年7月 9日 (月)

甚平

(ニュース)
・5月英製造業生産指数 前月比+0.4%(前月+0.3%)、市場予想+0.3%。
・5月英鉱工業生産 前月比+0.6%。
・5月独製造業受注指数 前月比+3.2%。
・6月米雇用統計 非農業部門雇用者数 前月比+132千人(5月改定+190千人(速報比+33千人))、市場予想+125千人。
・6月米平均時給 前月比+0.3%(5月前月比+0.4%)、市場予想+0.3%。
・6月米失業率4.5%(前月4.5%)
・米CMEがCBOTの買収価格を110億㌦に引き上げ。
・チリ Collahuasi銅山(チリ3位の銅山)労働者、経営側との労使交渉合意に至らず。7月9日まで労使交渉延期。
・ザンビアの5月の銅生産は前年比▲20%の39,941Mtに(ザンビア中銀)。
・Valero Texas City製油所(245KBD、テキサス、P3)、電力不足で稼動停止。夕刻再稼動。
・Valero Ardmor製油所(90KBD、オクラホマ、P2)、CCUの稼動停止。
・Stat oilはStatfjord(北海、295KBD、月辺り10カーゴ程度)、8月にメンテナンスを実施の予定(6カーゴ程度に減少)。

【今週の予定】
7月10日 5月米卸売り在庫(市場予想+0.4%)、5月米卸売売上高(+1.0%)
7月12日 6月米財政収支(290億㌦)、5月米貿易収支(▲600億㌦)
7月13日 IEA月報、6月米輸入物価指数(+0.6%)、6月小売売上高(+0.2%)、7月米消費者マインド指数速報(86.0)

(商品市況)
「上昇」
 昨日の商品価格は上昇した。米雇用統計が予想を上回る好調な内容であったこと、インフレ懸念の高まりにも関わらず株式市場が調整せず、堅調に推移したこと等から買い安心感が広がった。今のところ夏場に向けてエネルギーは高く、非鉄金属は夏休みを控えて頭重い推移になると考えている。

(非鉄金属)
 昨日の銅価格は前日比変わらずであった。LME在庫の減少もあって高寄して始まったものの、7営業日連続で水準を切り上げていることもあって週末を控えた手仕舞い売りが入ったものと見られる。小職の予想通り7月以降、再び投機資金が流入してきている可能性が高いが、基本夏休みの定修の時期でもあり徐々に上値が重くなってきているようだ。LME在庫は▲2,475Mt減少、(FSCは2.1日)、引き続きファンダメンタルは強い(キャンセルワラント率は19.7%)。売買高は4,385枚(※現時点でBloombergで確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブの形状は殆ど変わらず。C-3は106㌦バックとバック幅を縮小した。 今後については、基本路線として主要消費国中国の需要が高水準な固定資産投資、鉱工業生産を背景として堅調に推移する見込みである事から相場の大きな下落は想定していない。但し一方で上海在庫の急速な積み上がりや、5月の中国の貿易統計で(恐らく中国国内の急速な在庫の積みあがりを背景として)輸入量が前月比大幅なマイナスとなっていることから、短期的な中国の供給不足は解消されている状態にあると考えておいた方が良さそうだ。加えて夏の定修の時期に突入するということもあって徐々に上値は重くなってきている。とはいうものの、今年もストが頻発している事や、大手生産者の買収に伴う生産者側の価格支配力の改善といった波乱材料は残存しており、7月に入ってから投機資金が再度流入を始めている可能性も高く、アップサイドのリスクが大きく意識される中、ボラタィルな展開が続く事になろう。短期的な下値の目途は50日移動平均線近辺となる7,560㌦あたりか。
 昨日の亜鉛価格は上昇した。独製造業受注の改善や、米雇用統計が好調であった事(ポイントは、利上げ懸念が高まったにも関わらず、株価が調整しなかった事から買い安心感が広がった点)が材料である。これにより10日移動平均線を上抜けして引けている。LME在庫は▲100Mt減少、(FSCは2.2日)、引き続きファンダメンタルは強い(キャンセルワラント率は10.3%)。売買高は2,582枚。イールドカーブは期近を中心に上昇。C-3は5㌦バックとバック幅を縮小した。 今後については引き続き、銅価格に追随する動きとなり易い環境が続くと考えている。チャート的に100日移動平均線のレジスタンスラインが頭重く、暫くはこのラインを上抜けすることは難しかろう(下値の目途は3月21日にマークした3,119.75㌦)。但し、中国政府は亜鉛輸出の増加に歯止めをかけるべくリベート撤廃に加え、6月1日から亜鉛の輸出関税の引き上げを決定しており、中期的に域内の供給過剰状態は解消されてゆくと考えられる(5月の貿易統計では既に亜鉛の輸出量が前月比、前年比ともマイナスに転じている)。また実際のところ亜鉛の在庫水準は低く有事のバッファが少ない点は指摘しておきたい。
 長期的には大半のメタルと同じく、年後半に向けての下落を予想しているが、3,000㌦を切る水準までの下落は現時点ではないと考えている。"
 昨日の鉛価格は上昇した。朝方切りのよい2,800㌦まで調整的に売られたが、各種経済統計の改善を受けて引けにかけて買われた。LME在庫は前日比変わらず。(FSCは1.9日)在庫水準の低さや生産者動向(メキシコでもストが計画されている)を鑑みれば引き続きファンダメンタルは非常に強いといってよい(キャンセルワラント率は4.7%)。売買高は744枚。イールドカーブは期近を中心に上昇。C-3は2㌦バックとコンタンゴからバックに転じた。 今後については中国が鉛の輸出関税を引き上げたことに伴い、中国からの輸出が減少すると予想されること(5月の輸出はこの税制変更に伴う駆け込みで略4月と同様の水準を維持したが、6月以降の輸出は減少するものと見られる)、豪州大手生産者の生産障害等が継続していること(今のところ早くて今年の年末から船積みが開始される「見込み」である)、自動車バッテリー向けに使用される中国での需要が引き続き旺盛であると考えられる事(5月までの中国の商用車・自家用車販売は堅調)、からアップサイドのセンシティビティが極めて高い状況である。加えて、LME在庫水準が依然として低い状況で横這っていること(2005年8月27日につけたここ3年間の最低レベルは29.7KMt)も鑑みれば、3,000㌦が視野に入ってもおかしく無い状況だ。下値としてはあまり材料は無いが、50日移動平均線近辺となる2,300㌦を挙げておきたい。
 昨日のアルミ価格は上昇した。朝方はLME在庫の増加などもあって一昨日のクローズレベルでもみあっていたが、米雇用統計が予想を上回る内容であったことや、雇用統計に伴うインフレリスクの高まりにも関わらず株価が調整しなかった事や、エネルギー価格の高騰、銅と同様に流動性の高いアルミニウムに再び投機資金が流入し始めている可能性が高いことなどを受けて、ついに2,800㌦の節目を上抜けして引ける事となった。LME在庫は+750Mt増加、(FSCは8.2日)、上海在庫も増加しており先の中国輸出入統計を見るに需給面は決してタイトというわけでは無い(キャンセルワラント率は2.9%)。売買高は9,335枚。イールドカーブの形状は期近が上昇、期先が低下。C-3は48㌦コンタンゴとコンタンゴ幅を縮小した。 今後についてはやはり中国動向が主となるが、中国国内の旺盛な需要を背景としてここ数ヶ月輸入が堅調に推移していた訳であるが、5月統計ではついに前月比・前年比とも大幅なマイナスとなった。固定資産投資や鉱工業生産の水準を見るに中国需要は旺盛であると見ておくべきであるが、国内の企業在庫水準は以前に比して増加していると考えておいた方が無難であろう。LME在庫の水準もFSCベースでは他メタル比で低くなく需給面では短期的にベアな状態にあるといえる。とはいうものの、原料であるアルミナ価格が高止まりしていること(Metal Bulletin Alumina Price 360㌦/Mt。)や、エネルギー価格の高止まり、銅価格の高止まり等それなりにアップサイドに振れる材料が存在している事も事実である。また、7月に入って再度投機資金が流入してきた可能性が高い。暫くはこうした「周辺材料」を背景として上昇、高値で利食い売りが入る、というボラタイルな展開が続く事となろう。また以前ちらりとコメントしたことがあるが、アルミのコンタンゴの期間がさらに長くなっていることには注意したい(基本的に投機資金はバックのメリットが取れるゾーンに資金を投入するため、さらにコンタンゴ幅が拡大してゆく可能性は高い。過去に同様のことが原油市場で起きている)。本日は50日移動平均線を一旦固める展開になると考えている。尚、現状一目均衡表の雲のもっとも薄いところに差し掛かっており、この水準を上抜けすると更に上昇する可能性があるため注意しておきたい。
 昨日のニッケル価格は下落した。LME在庫の大幅増加もあり、6月上旬より10日移動平均線がレジスタンスラインとして強く意識されており、この水準を上値として35,000㌦の心理的節目をトライする展開であった。とうとう36,000㌦の節目を下回る結果となっている。LME在庫はシンガポール、韓国、米国で増加し、全体で+276Mt増加、(FSCは2.4日)、キャンセルワラント率は一時期の異常な高い水準からやっと脱却しているが、引き続き在庫水準は十分とはいえない(キャンセルワラント率は4.9%)。売買高は851枚。イールドカーブは略全ゾーンパラレルに低下。C-3は175㌦バックとバック幅を縮小した。 今後については、ニッケルは引き続き在庫水準が低いこと、グローバルベースのステンレス需要は引き続き堅調な推移が予想されることから基本はしっかりの展開継続である。しかしながら、中国国内での銑鉄使用増加や、クロム系ステンレスへの移行といったマイナス材料もあり、夏休みにそろそろ突入するということもあって、現状は(略予想通りではあるが)一旦行き過ぎた価格上昇が是正された格好で下落するものと考えている。とはいっても、銑鉄への移行やクロム形ステンレスへの移行も、ニッケル価格が低下するまでの繋ぎの色彩も強く、ニッケル価格が低下すれば再びニッケルが消費される可能性は高いと考えている。よって下値も限定される事になろう。目先の下値の目途は35,000㌦であるが、この水準を割り込んだ場合30,000㌦程度までの修正はあってもおかしくない。
" 昨日の錫価格は上昇した。特段新規材料が無い中、米雇用統計を受けて非鉄金属全体が(ニッケルを除き)上昇したこともあって水準を切り上げる動きとなった。LME在庫は前日比変わらず。(FSCは12.2日、キャンセルワラント率は4.82%)。売買高は311枚。イールドカーブは期近を中心に低下し、C-3は45㌦バックとバック幅を縮小した。 今後については、錫はテクニカルに調整があったものの、インドネシア生産者からの輸出体制が完全に復帰しているわけではないこと(小規模生産者の生産回復にはまだ時間を要する見込み)、引き続き錫の在庫水準が低いことから、基本、しっかりの展開に変更はない。今のところ綺麗な三角持合を形成しているため、そのときのメタル全体のセンチメントによって上下に大きく水準が変化する可能性があることには注意しておきたい。

(エネルギー)
 昨日の原油相場は上昇した。好調な米雇用統計を受けてインフレ懸念が高まり、将来的な米国の利上げリスクが高まったものの株価が調整するどころか上昇したこともあり、原油にも買い安心感が広がった。6月の半期決算を終えたファンド等の投機資金が再度商品市場に流入している可能性は極めて高い。また、北海の生産減少や不安定なナイジェリア情勢も相場を下支えしていると考えられる。結果、WTIはとうとう72㌦の節目を上回り、72.81㌦で引けている。イールドカーブは期近を中心に上昇。イールドカーブの形状に大きな影響を与えるクッシングの在庫が2週連続で減少している(P3の稼働率も90%乗せに)ことが引き金となっているようだ。Brentも上昇し、こちらも75㌦の節目を上抜けして引けた。イールドカーブは期近が大幅に上昇し、全ゾーンバックの状態となっている。WTI/Brentのネガティブスプレッドは継続。
 石油製品も上昇した。RBOBは製油所のトラブルや、米賃金の上昇を受け「この高値でも消費者の消費が減速する可能性は低い」と見られたことから上昇、一目均衡表の雲の上限一杯まで上昇して引けいてる。イールドカーブは略パラレルに上昇。ヒーティングオイルも略同様の相場展開であった。イールドカーブはパラレルに上昇している。ICEガスオイルも上昇。"
 本日の原油相場は一旦下落すると見ている。製品主導でファンダメンタルが強いため小職の予想通り夏場は上値を探る展開になる可能性が高いものの、連騰に次ぐ連騰ということもあって一旦は10日移動平均線のサポートを固める展開になってもおかしくないためだ。ガソリン在庫水準が低いまま7月に入ったこと、夏場のハリケーン期待、不安定なナイジェリア情勢を受けた投機の買いが引き続き継続すると見られること、等買い材料は多い。P3の稼働率は回復したものの、全米で見た場合の稼働率は90.0%と、この時期の稼働率の5年平均94.2%には遠く及ばず、引き続き製品主導で原油相場が高止まる公算は強い。尚、現在の価格水準は去年の水準と略同じであり、もしハリケーンが来なかったり、猛暑とならなかった場合にはシーズンの終了する8月~9月にかけてこの水準が訂正される可能性は高い。
 引き続き米リファイナリの生産停止や定修の影響で、徐々にWTIのフロントマンスの割安感が是正され始めている。しかしながら、WTIのフロントマンスのイールドカーブ形状に大きく影響を与えると考えられる米Cushing在庫の水準は2週連続で減少しておりやっと稼動が回復してきた状況であるが、WTI/Brentのネガティブスプレッドが解消するまでには至っていない。但し期先の価格は通常どおりWTIが高く、P3の製油所の稼動が安定し、Cushing在庫水準が低下すればこのフロントマンスのスプレッド逆転現象は解消するはず、と考えている。しかし現在の原油需給を見る上では引き続きBrentカーブを見ているほうが適当であると言えよう。
 ファンダメンタルズに戻ると、短期的な在庫水準の指標となる米国のガソリンのサプライカバーは過去5年平均水準を下回っている状態で、石油製品市場の需給はタイトな状況が続いているといえる。原油のサプライカバーが上昇しているのは稼働率が過去最低の水準で横ばっていることによるものであり、製油所の障害が解消すればこのFSCは低下してゆくこととなろう。ピークシーズン入りしたわけであるが、普通に考えて「在庫が少ない」といってよいと思う。尚、IEAの月報でもOPEC生産カットの影響でOECD在庫の減少が大きいことが指摘された。こうした在庫水準の低さは以前から指摘している通り有事へのバッファが少ないことを意味し、同時にアップサイドへのセンシティビティが高いことを意味する。FSCは20日程度しか存在せず、ドライブシーズンを耐えうる在庫は確保できていない(過去5年平均でも23日)。尚、供給は急に途絶したり再開したりするものであるが、需要は税制変更等の特殊な事情がなければ、急速に減少することはない。
" 供給サイドに関しては、Non-OPECサプライの減少(Matured Field(英国、ノルウェー等)からの産油量減少)の影響が効いてきており、決して安泰とはいえない。このままの状態が続くとEIA・IEAの指摘の通り、Q207の在庫積み増しは十分なものにならない可能性が高くなってきた。このままOPECが現在の生産レベルを維持した場合、Q307以降に深刻な供給不足に陥る可能性があると考えている。尚、現時点においてはOPECは増産の意向はないようである。
 尚、需要増加の顕著な中国であるが、中国の農村部の都市化に起因する石油需要の増加は当面継続する可能性が高く(世銀等の見通しでも2007年の中国のGDP成長見通しは9%台を維持)、大幅な税制の変更等がなければ急速に需要が減少することはないと見ている。

(ひとりごと)
夏ですよ。
我が家の町内会でも夏祭りを案内する黄色い提灯がぶら下がっている。
良いですなぁ、日本の夏。

ということもあって昨日は七夕飾りをして
今日は子供に前の会社の後輩からプレゼントしてもらった甚平を着せてみた。

甚平?
何で甚平っていうんでしょうかね?
調べてみたら、「江戸時代、甚平っていう人が考案して着ていた」かららしい。

以前、このコラムで唱えた「ジーパン=じいさんパンツ説」とほとんど変わらないじゃないか。
じいさんパンツと違うところは、本当に名前を使っている事だ。
ストレートな日本人に乾杯。

さあ、今日ぐらいから新しい雑感ネタ探し始めようっと。

| | コメント (0)

« 2007年7月1日 - 2007年7月7日 | トップページ | 2007年7月15日 - 2007年7月21日 »