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2007年8月 6日 (月)

タレント来日

(経済関連ニュース)
・7月ユーロ圏サービス業景気指数確定 58.3(速報比+0.2)
・7月米非農業部門雇用者数 前月比+92千人(5月改定 +126千人(速報比▲6千人))、市場予想+127千人。失業率4.6%(前月4.5%)。
・7月米平均時給 前月比+0.3%の6㌣(前月+0.4%)、市場予想+0.3%。
・7月米非製造業景況指数 55.8(前月確定60.7)、市場予想59.0。

(非鉄金属関連ニュース)
・Southern Copperのストライキ継続。Cananea銅山、Taxco亜鉛山、San Martin亜鉛山は7月30日から停止の状態。
・XstrataとAnglo AmericanはCollahuasi銅山(440KMt/年)の生産量を2010年までに650KMt/年、2014年までに1,000KMt/年にする計画の検討を開始した。

(エネルギー関連ニュース)
・ExxonMobile Beaumont製油所(348.5KBD、テキサス、P3)、コーカーに接続されているガスコンプレッサーで障害発生。
・BPとShellが南アに保有するSaprefプラント(180KBD)、ストの可能性。
・Pertamina Balikpapan製油所(60KBD、カリマンタン)、機器の故障で来週稼動停止。

(商品市況)
「まちまち」
 週末の商品価格はまちまちであった。米雇用統計が市場予想を大きく下回ったことから米国経済の先行き不透明感が高まり、リスク資産が一旦手仕舞い売りに動いたため、非鉄金属・エネルギーは下落することとなった。一方、ドル安の進行を受けて貴金属は上昇している。引き続き、経済指標、中央銀行幹部の発言(特に米国)には注目したい。また、APECでも話題となった過度な円キャリートレードの進行に対する懸念発言を受けて、各リスク市場に投資している資金に一旦手仕舞いの動きが見られる可能性があることは要注意であろう。
 先週のCFTCのNon-Commercialポジションは、エネルギーは天然ガス以外がロングポジションを拡大。但し、これは先週末の大幅な株価の調整を織り込んだものではない。ということもあって、金・銅等は買い持ちポジションを大幅に縮小している。ソフトコモディティは個別材料でまちまちの展開であった。

(非鉄金属)
 週末の銅価格は下落した。米雇用統計や米ISM指数が予想を下回る内容であったこと、LME在庫、上海在庫とも大幅な増加となっている事等が売り材料視された。結果、ここ数日試している30日移動平均線をあっさりと割り込み、50日移動平均線と一目均衡表の雲の上限が重なる7,630㌦をトライする動きとなった。LME在庫は+2,225Mt増加、(FSCは2.1日)、(キャンセルワラント率は8.0%)。売買高は8,365枚(※現時点で確認できる前日の3Mの出来高)。イールドカーブの形状は期近を中心に低下。C-3は134㌦バックとバック幅を拡大した。 今後については、主要消費国中国の需要が高水準なGDPや固定資産投資、鉱工業生産を背景として需要サイドが堅調に推移する見込みである事、生産国のストライキ懸念、LME在庫水準の低さ、キャンセルワラント率の高止まり等の買い材料も多く総じて堅調な推移になると見ている。尚、中国国内景気の過熱感の沈静化を目的として中国が利上げを行ったが、中国の利上げのペースは実体経済に悪影響を及ぼさない程度のゆっくりとしたものであることから、利上げ効果が実際に顕現化するには時間がかかると考えている。但し足元は下値を探る動きのほうが優勢になると考えている。理由の1つ目は(もはや最大の材料となっているが)米国発の株安が投資マインドを冷え込ませ、相場の下げ材料となり得ることである。引き続きサブプライムローンを引き金とする信用収縮に歯止めがかかっていない状況であり、FRBもサブプライムローンを引き金とする景気の後退に慎重な姿勢をとらざるを得なくなっている状況だ。株価の変動はセンチメントの転換を通じて商品市場にインパクトをもたらすため当面、株式動向には細心の注意を払うべきである。2つ目は短期的に中国国内の供給が需要を上回っている可能性があること(6月の輸入統計では精錬銅・銅製品の輸入量が前月から減少しているが、前年比では引き続きプラスが継続しており、この事は経済成長は持続し需要は増加してきているが、短期的に供給不足が解消されている可能性があることを示しているといえる)。3つ目は、中国当局が更なる利上げを示唆するコメントをしていること(中国の利上げは銅実需の減少を促す)。本日は株が安定しない以上は下値をトライする動きとなろう。一目均衡表の雲の下限、7,400㌦を下値の目途に挙げておきたい。尚、9月オプションの建玉は7,800㌦コールが825枚、8,000㌦コールが589枚、8,200㌦コールが910枚、7,700㌦プットが450枚、7,500㌦プットが500枚、7,400㌦プットが530枚となっている。

 週末の亜鉛価格は下落した。LME在庫の減少はあったが、米統計の悪化を受けたリスクマネーのリスク許容度の低下から銅価格が下落したことなどを受け、そもそも30日移動平均線のサポートラインを割り込んで寄り付いた事もあり、水準を大幅に切り下げた。LME在庫は▲225Mt減少、FSCは2.1日(キャンセルワラント率は9.4%)。売買高は4,966枚。イールドカーブは略全ゾーンパラレルに低下。C-3は47㌦バックとバック幅を拡大した。 今後については基本的には銅と同様、堅調な推移を見込んでいたが、株式市場が不安定な状況が継続しており、投機筋のセンチメントの悪化が相場を下押しすると見られ、一時的に下値を探る展開にならざるを得ないと見ている。ファンダメンタル的には、中期的には銅と同じく買い材料が多い。1つは中国のQ207のGDPが予想を上回る大きな伸びとなった事から引き続き中国国内の亜鉛需要は車の防蝕向けに旺盛であると見られること、2つ目はこの旺盛な需要を背景として中国政府が亜鉛輸出の増加に歯止めをかけるべくリベート撤廃に加え、6月1日から亜鉛の輸出関税の引き上げを決定していること、3つ目は亜鉛の在庫水準が低く有事のバッファが少ないこと、である。しかしながら株価動向が非常に不安定であるため、このマイナス材料がファンダメンタルの強材料を凌駕すると見られることから暫くは下値を探る動きにならざるを得ないであろう。尚、長期的には大半のメタルと同じく年後半に向けての下落を予想している(3,000㌦を切る水準までの下落の可能性は現時点では低いと考えている。下値の目途は3月21日にマークした3,119.75㌦)。まとめれば、短期的には下落、中期的には上昇、長期的には低下、ということか。目先の上値は6月4日にマークした直近高値の3,850㌦、下値の目途は50日移動平均線の3,600㌦を下回ってしまったことから、6月27日にマークしている3,290㌦が意識される事になろう。尚、価格の目途となりやすい9月オプションは3,800㌦コールが410枚、3,500㌦コールが510枚、3,400㌦コールが600枚、3,500㌦プットが1,225枚、3,400㌦プットが1,050枚、3,000㌦プットが840枚となっている。

 週末の鉛価格は上昇した。木曜日の価格上昇で10日移動平均線のレジスタンスラインを上抜けしたことから、LME在庫の減少もあり上昇した。NY時間の経済統計の悪化を受けて調整する局面はあったものの、本当にファンダメンタルが強く、結局前日比大幅なプラスで引ける事となった。LME在庫は▲1,200Mt減少、(FSCは1.5日)在庫水準の低さや生産者動向を鑑みれば引き続きファンダメンタルは非常に強い(キャンセルワラント率は11.9%)。売買高は1,626枚。イールドカーブは期近を中心に上昇し、ブルスティープニング。C-3は46㌦バックとバック幅を拡大した。 今後についてはファンダメンタルに大きな変化は無いことから基本しっかりの展開に変更はない。しかし、信用収縮の影響で投機筋の投資余力が低下すると見られることから上げ幅は限定されると見ておくべきであろう(更に同時に鉛は、銅やアルミと比較すると鉛は流動性の観点から投機資金の運用対象にはなりにくいため、株価の与える影響は限定的であると考えている)。ファンダメンタルは、中国が鉛の輸出関税を引き上げたことに伴い、中国からの輸出が6月以降減少すると予想されること(6月統計では既に輸出減少が確認されている)、豪を初めとする大手生産者の生産障害になんら進展が見られないこと、自動車バッテリー向けに使用される中国での需要が引き続き旺盛であると考えられる事(6月までの中国の商用車・自家用車販売は引き続き堅調)、LME在庫水準が依然として低いこと(FSCは2日に満たない)ことから、極めて強いと言ってよい。やはり価格は暫く高止まる可能性の方が高いといえる。但し、繰り返しになるが、株価が再び不安定になってきた事や中国の利上げ観測等(中国の利上げは中国国内実需のマイナス要因となり得る)のマイナス材料も徐々に出始めており、著しい高値を維持することが段々難しい環境になっている事も注意すべきであろる(今のところ鉛に関してはよほど大きな株下落で無い限り大きな影響は無い)。本日は10日移動平均線のサポートラインを固める展開になろう。

 週末のアルミ価格は下落した。上海LME在庫の増加とLME在庫の減少を受けてもみ合っていたが、米雇用統計とISM景況感指数の悪化を受けた米株式の大幅調整を受けて、大幅に水準を切り下げる展開となった。この下落により、暫くはもみ合うだろうと予想していた一目均衡表の雲をあっさりと下抜けしてしまった。このコラムで指摘し続けているように、投機資金の「思惑」でもっとも振れ易い非鉄であるといえる。但し、週末のアルミ相場で最も注目すべきは3Mの下落よりも期先の上昇であろう。LME在庫は▲1,075Mt減少、(FSCは0.4日)しており、需給は他非鉄金属と比べてタイトとは言えない。(キャンセルワラント率は2.6%)。売買高は20,610枚。イールドカーブは期近が低下、期先が上昇してツイストする形でフラットニングしている。C-3は61㌦コンタンゴとコンタンゴ幅を拡大した。 今後については、アルミは銅と同様投機筋の投資対象となり易い非鉄金属であることから、株価動向に左右される展開が続く事になると考えているが、明らかに株価動向が不透明なため、下値を探る動きにならざるを得ないと考える。ファンダメンタル的にも、比較的ベアな要素が多い。1つ目は最大消費国中国が投資抑制を目的として利上げを検討していることである。銅と並んでアルミは政策金利引き上げの影響を受け易い非鉄(インフラ整備の初期段階で使われる非鉄金属であるため)であることから、利上げは即効性はないが徐々に上値を重くする効果が予想される。2つ目は中国国内の企業在庫水準が以前に比して増加している可能性が高く、LME在庫の水準もFSCベースでは他メタル比で低くないこと、3つ目は原材料であるアルミナ価格が欧州・中国で低下を始めたことが挙げられる。一方で買い材料は、1つ目は中国の固定資産投資や鉱工業生産等が引き続き堅調であること、2つ目はエネルギー価格が需要期を迎えて堅調に推移していること、が挙げられる。。このコラムで指摘し続けているが、アルミのコンタンゴの期間がさらに長くなっていることは意識しておくべきである。また、生産回復後の価格支配力維持の観点から大手生産社の大型合併が始まっている事は要注意であろう。期先で売りヘッジをしていない企業と、している企業が合併した場合、通常はヘッジをしない方針に変更されるケースが多いからだ。こうした合併の動きも期先での売りヘッジの動きを鈍化させ、イールドカーブをコンタンゴ化させる可能性があるが、先週末は奇しくもこういった動きが見られたようだ。
 本日も株動向次第であるが、一目均衡表の雲を完全に下抜けしてしまったので1月8日にマークした2,550㌦をトライする可能性は十分にあると見ている(個人的にはその水準まで下落したときのイールドカーブの形状がどのようになっているがが一番の関心事であるが)。価格の節目となりやすい9月オプションの状況は、2,900㌦コールが、1,183枚、2,800㌦コールが2,497枚、2,750ドルコールが3,135枚、2,750㌦プットが975枚、2,700㌦プットが1,300枚、2,650㌦プットが1,750枚となっている。"

 週末のニッケル価格は下落した。LME在庫が増加した事や株価の下落等が嫌気され、30,000㌦を回復することなく引けた。LME在庫は+330Mt増加、(FSCは3.8日)、キャンセルワラント率は一時期の異常な高い水準から脱却、夏場の不需要期の前に在庫水準が危機的な状態から脱したと言ってよい(キャンセルワラント率は4.5%)。売買高は806枚。イールドカーブは期近を中心に低下し、ベアフラットニング。C-3は40㌦バックと前日と変わらず。 今後については、米国株式市場の不安定さが増している事や、中国のGDPを受けた中国当局の利上げ観測、LME在庫の増加ペースに鈍化が見られないことから再び下値を探る動きになると考えている。ニッケル在庫は少ない、と考えていたがFSCも3日を回復しており危機的状態は脱したと見ておいたほうがよかろう。また、中国国内での銑鉄使用増加や、クロム系ステンレス(ニッケルを必要としないステンレス鋼)への移行といったマイナス材料もあり、下値を探り易い地合いになっていると考えるべきである。一方で、銑鉄への移行やクロム形ステンレスへの移行も、ニッケル価格が低下するまでの繋ぎの色彩も強く、ニッケル価格が低下すれば再びニッケルが消費される可能性は高いと考えていることから下値も限られ、中期的には価格は回復するものと見ておくべきである。
 小職は30,000㌦を挟んでのもみ合いを想定していたが、予想以上に株価と米経済状況が不安定な状態であり、30,000㌦を割り込む展開となってしまった事から、以前指摘した30,000㌦を下回った場合の下値の目途、昨年11月15日にマークした28,650ドルをトライする動きになると予想する。"

 週末の錫価格は上昇した。周辺材料ははっきり言って売りのみであったが、やや投機の対象となりつつある感は否めない。結局サポートされている10日移動平均線を維持している事から堅調な推移が続いている。LME在庫は+240Mt増加、(FSCは13.7日)、キャンセルワラント率は1.06%。売買高は388枚。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。C-3は60㌦コンタンゴとコンタンゴ幅を縮小した。 今後については、錫はテクニカルに調整があったものの、インドネシア生産者からの輸出体制が完全に復帰しているわけではないこと(小規模生産者の生産回復にはまだ時間を要する見込み)、やインドネシア政府の金属関連商品の輸出関税強化の可能性から思惑的な買いを誘いやすく、再び上昇すると見ている。また、LME指定倉庫在庫の40~50%を1人のプレイヤーが保有している事も指摘されており、思惑的な買いを誘い易い環境にあることも上げ要因となろう。但し、他非鉄金属と同様、米国株式の調整に伴うセンチメントの悪化、中国当局の連続利上げが実際に行われた場合の実需減速の可能性には注意しておきたい。

(エネルギー)
 週末のNY原油は下落した。米雇用統計とISM指数が悪化した事を受けて、週末を控えた戻り売りが株式市場で発生した事から、センチメントの悪化を通じて原油価格を押し下げる事となった。この下落によりWTIは暫く維持していた10日移動平均線のサポートラインを割り込む事となった。週半ばの米在庫統計では稼働率の上昇を背景とする原油在庫の減少が観測されたが、今は株価動向が最大の関心事であるようである。イールドカーブは期近が低下、期先は変わらず。Brentも同様に下落し、50日移動平均線のサポートラインを割り込んで引ける事となった。材料はWTIと同様である。イールドカーブもWTIと同様、期近が下落。WTIとBrentのスプレッドであるが、期近はWTIが高く、若干期先はBrentが高く、期先はWTIが高い、といういびつな状態が継続している。
 石油製品も下落。米統計での稼働率改善、株価の調整が素直に材料視された。但し、RBOBは200㌣の心理的サポートラインは下抜けできずに引けている。これは株価の調整や製油所の稼働率改善はあるものの、在庫水準が著しく低い、という事実が背景にあるためと見られる。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。ヒーティングオイルも同様に下落、50日移動平均線のサポートラインまで水準を切り下げた。イールドカーブは全ゾーンパラレルに低下。ICEガスオイルも下落。イールドカーブは期近を中心に全ゾーンが低下している。"

 本日の原油相場も株価次第であるが、一旦下値を探る動きになると考えている(但し下値は限定される)。米国経済の先行不透明感が強まっている中、株価は調整色を強め、債券が物色されるといったリスクマネーのリスク資産からの退避の動きが活発化していることが最大の要因であるが、ファンダメンタルは大きく変わっていないためだ。先週の米統計では製油所稼働率の大幅な改善が見られたが、石油製品在庫の水準は依然として低く、一方でOPECは9月会合まで増産をする見込みではない事から今度は原油の需給逼迫を材料として石油製品の需給がタイトな状況が続くと見られるためである。
 ファンダメンタル的には、北海油田からの生産減少(パイプライン事故や製油所の障害も含む)、OPECが増産について否定的な見解を示している事、ナイジェリアの情勢不安から供給は十分でないこと、石油製品在庫の水準は極めて低い事から需給は引き続きタイトである。ガソリン在庫水準はFSCベースでは依然として過去5年の最低水準を下回るレベルであり、十分な在庫があるとは決していえない。
 イールドカーブが全ゾーンバックになった事から投機資金が投資し易い環境にあるものの、依然として米国株式の動向が不安定であり、センチメントの悪化を通じてエネルギー市場にマイナスのインパクトをもたらす可能性が高い状況にあることは常に念頭においておくべきである(結局は新規材料がなければワイドなレンジでのもみ合いにならざるを得ない)。
 WTIはCushing在庫の減少を受けて全ゾーンバックが復活しており、ようやくWTIが「原油の需給の状態を考える」上で有効な指標になってきたといえる。以前から提唱していたWTI/Brentのネガティブスプレッドの解消は、期近のみ解消される事となった(この事は上述しているように、イールドカーブの形状の変化の影響もあって原油市場に投機資金が流入しやすい環境になっていることと無縁ではない)。しかしながら北海油田からの生産減少と、著しいユーロ高の影響もあって完全なネガティブスプレッドの解消にはもう少し時間がかかると考えている。
 もう少し細かくファンダメンタルズを見ると、短期的な在庫水準の指標となる米国のガソリンのサプライカバーは過去5年平均水準を下回っている状態で、石油製品市場の需給はタイトな状況が続いているといえる。また、ここ暫く横這っていた原油のFSCは、昨日の著しい稼働率の改善によりとうとう過去5年の最高水準を下回るに至った。産油国からの生産が停滞している事もあり、このFSCの低下は当コラムで予想したとおりである。つまり稼働率が改善したといっても、ピークシーズン入りしている石油製品の需要を満たすだけの生産をしつつ在庫を積み増す事が難しい事を示唆している。尚、IEAの月報では需要見通しが増加し、Non-OPEC生産の増加量を上回っており、Q207の在庫積み増しもやはり十分に行われていないことが確認された(FSCも変わらず)。こうした在庫水準の低さは以前から指摘している通り有事へのバッファが少ないことを意味し、同時にアップサイドへのセンシティビティが高いことを意味する。ガソリンのFSCは21.1日しか存在せず、ドライブシーズンを耐えうる在庫は確保できていない(過去5年最低の水準は22.0日)。尚、供給は急に途絶したり再開したりするものであるが、需要は税制変更等の特殊な事情がなければ、急速に減少することはない。
 供給サイドに関しては、Non-OPECサプライの減少(北海地区からの産油量減少)の影響が効いてきており、決して安泰とはいえない。OPECは9月総会まで増産の意向はなく、夏場のピークシーズンは冷夏とならない限り、供給が不足する状況が続く事となろう(日本は異常気象のため、夏入りが遅れている)。尚、需要増加の顕著な中国であるが、中国の農村部の都市化に起因する石油需要の増加は当面継続する可能性が高く(世銀等の見通しでも2007年の中国のGDP成長見通しは9%台を維持)、大幅な税制の変更等がなければ急速に需要が減少することはないと見ている。
 尚、価格の目途となりやすいWTIオプションの建玉状況は、80㌦コールが18,413枚、75㌦コールが24,607枚、70㌦コールが15,280、枚、75㌦プットが15,297枚、72㌦プットが8,400枚、70㌦プットが13,749枚となっている。

(ひとりごと)
八ヶ岳に旅行に行った。
この辺って、会社をリタイアしてお店を開いている人が沢山いるんですよね。
なので、山なんだけどお店が沢山ある。

その中で、結構イケている広告をしているお店を発見した。
喫茶店であるが、外に張り紙がしてある。

「本日割り引き」

とか

「モーニングセット350円」

とか

では無い。
なんと書いてあるかというと、

「タレント来日」

である。

タレント来日!?
タレントって言うのもあいまいですよね。
日本でタレントっていったら、俳優でも歌手でも芸人でも司会者でもなく、とにかくテレビに出ている人のことである。
しかし、「来日」と言っている以上、日本人では無い。
アメリカか、ヨーロッパ、台湾や韓国の人かも知れない。
しかも、タレント。
歌手とか俳優じゃ無いんですよ。
お店に行っても、何をやってくれるかさっぱり分からないわけですよ。
パリス・ヒルトンとか来たりして。
来たとしてもちっとも見たくもないけど。

加えて、いつ来日するのかも書いていない。
成田から遠く離れた喫茶店に来るぐらいだから、相当マイナーな人なのだろう。
名前さえかかれていない。

この店はカミさんが発見した。

さすがカミさん。よくやった。

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