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2007年6月12日 (火)

うな丼

(ニュース)

・5月英生産者物価指数 前月比+0.4%(前月+0.5%)、市場予想+0.4%。   
・トリシェECB総裁「最新データからみて欧州経済は予想以上に強い。ECBの金融政策は引き続き緩和的であるが、原油高もあってインフレリスクは依然上向きである」

・Xstrata Montreal Coppper精錬所の430人の労働者が賃上げを求めてストライキを実施。      
・Southern Copperの労使交渉は近々妥結の見通し。      
・チリCollahuasi鉱山(XstrataとAnglo Americanの合弁)にて労働者がストを計画      
・Grupo Mexicoが保有する6つの鉱山で6月15日からストライキの実施を予定。

・イラン石油相「シリアと中国、マレーシア、シンガポールに製油所を建設する計画。原油高は石油製品の在庫が原因」      
・ブラジル ペトロブラスは日本向けにエタノールを初出荷した。      
・ConocoPhillips Santa Maria製油所(44KBD、カリフォルニア、P5)、再稼動。      
・Shell Deer Park製油所(340KBD、テキサス、P3)のボイラーを再稼動。

(市況)

「上昇」      
 昨日の商品市場は上昇した。懸念されていた株価の下落が一旦終了し、実需筋等の下値拾いの買いが入ったものと思われる。今回の商品市場の下落は、非鉄金属は季節的なものでその他のコモディティはやや投機の手仕舞い売りの色彩が強かったが、株・債券市場が落ち着けばこの流れは継続しないはずである。しかしながら引き続き、6月末の半期決算に向けて株・債券にらみの展開が続くことになろう。

(ひとりごと)

金融ファクシミリ新聞に「非鉄金属価格の高騰と、価格転嫁が出来ないことで当分収益環境が厳しい」
とのコメントを見た。
デリバティブ、使えばいいのに...
なぜここまでデリバティブは悪者扱いされるんだろうか?
固定金利の住宅ローン、デリバティブ入っているんですけどね。

さて、好評の丼ものシリーズです。
自分で勝手に好評だと思っていますが。

久しぶりに昼にうなぎ弁当を食べた。
弁当のうなぎは若干他の弁当とくらべて 高いものの、普通のうな重やうな丼よりも安いところがポイントである。

しかし今日のお題は弁当のほうでなく、お店で食べるほうのうなぎである。
不思議なのだが、うなぎは他の丼ものにもあるのだが、比較的明確に「丼」と「重」の2種類が存在している。
感覚として、高級な店は重で出し、そうじゃないところは丼で出す、という捉え方でよいと思う。

で。   
   
どっちが好きか?といったら断然丼の方である。   
なぜって、それはですね、重の方はご飯が少なくて満足感とバランスが宜しくないからだ。   
基本的にうなぎは他の丼モノに比べて圧倒的に味付けが濃い。   
いわゆる「おかず指数の高い」具材がご飯の上に載せられている食べ物なのだ。   
よって、丼に載っているほうがご飯が多く、満足感も2倍、というところだと思う。   
でも、この丼ものシリーズを語っていく上で重要視している「運営計画」はどうなるだろう。   
冷静に考えてみると重の場合には、   
「うなぎの下にご飯が均等に」   
敷かれているので、運営計画がより建て易いといえば建て易い。   
そう。そうなのだ。   
   
ついうな重の方を頼んでしまうのは、上品だから、とか、高級だから、とかではなく、「運営計画が建て易いから」の一語に尽きる、と私は考えている。   
   
え?   
違うって?

いいのッ!
そういうことになっているのッ!!
この場合は運営計画が立てにくくてもかまわないのッ!!!

で。
まずうな丼、来ますよね。
それで山椒をたっぷりかけますね。

え?
まず山椒をかける前にうなぎだけ味わえって?

それもいいのッ!
美味しんぼじゃぁないんだからッ!!

で。
まず、軽くご飯の上からはみ出しているうなぎの端っこをひとちぎり。
この小さな切れ端を、出来る限りタレがかかっているご飯の部分とあわせて食べる。
切れ端が小さいので、ある程度タレがまぶされたご飯の方が、塩梅がいいからだ。

その後おもむろに

「すまぬ」

という軽いうなぎに対する尊敬の念をこめつつ、本体をちぎってご飯とともに口に放り込む。
身の部分がカリッとしていて、皮はしっとりねっとり。
それを打ち消すかのように、比較的タレ比率の低いご飯が口の中をさっぱりさせる。

再び

「すまぬ」

と思いながら今度は比較的大きな切れ端をつくり、今度はタレがたくさんかかったご飯の部分を積極的に物色しつつ口に放り込む。

このとき、どんな人でも「うなぎの身と、ご飯のバランスが宜しくなく、タレ過多の状態」に不安になる。
そこで登場するのが「肝すい」だ。

はっきり言っておきたい。
たとえ肝すいが高かったとしても、ここで普通の澄まし汁を飲んではいけない。
ここはどんなにつらくても、金がなくても肝すいを頼むべきなのだ。

このタレ過多の状態の口中に、うなぎ風味の澄まし汁が投入され
タレの過剰感を打ち消し、かつ、ご飯とうなぎの身の一体感が出てくるのだ。
これがもし普通の澄まし汁だったら、口の中に全く別の風味が投入されるため、一体感に欠ける。

通常の丼モノであれば、赤出汁の味噌汁などが付け合せとしてついているが
うなぎの場合は、数少ない「その食材のみで完結できる」食べ物なのだ。

この、

タレ過剰→肝すい投入→一体感発生→満足

は魔性のサイクルだ。
ついついこれを繰り返してしまい、2つの問題が生じてしまう。

①肝すいがなくなる
②タレがかかったご飯がなくなる

の2つだ。
そこで、一心不乱に続けていた魔性のサイクルを一次中断し

漬物と、白いご飯だけのわびしい組み合わせ

を、泣く泣く実行することになる。
まさにトランプゲームの大貧民。
つい最近まで大富豪だったのに、あっという間に大貧民に転落するこのギャップ。
ここまでの浮き沈みを、摂食中の20分程度に味わえる丼ものも、多くなかろう。

なので、運営計画は難しいものの、私は出来ればうな丼を頼むようにしている。

え?
うな重で、ご飯多くしてもらえばいいんじゃないかって?

そりゃ、そうですね...
今までの議論はどうなるッ!!

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