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2007年6月

2007年6月22日 (金)

五人そろってゴレンジャー

(ニュース)

・6月ユーロ圏製造業景気指数速報 55.4(前月55.0)市場予想54.9、サービス業景気指数 58.3(前月57.3)市場予想57.3、総合指数57.7(前月56.8)市場予想56.6。   
・米週間新規失業保険申請者数 前週比+10千人の324千人、市場予想311千人。雇用の伸びは鈍化している模様。   
・5月米景気先行指数 前月比+0.3%(4月確報▲0.3%(速報比+0.2%))、市場予想+0.2%。   
・6月フィラデルフィア連銀指数 18.0(前月4.2)、市場予想7.0。

・Xstrata Collahuasi銅山(チリ3位の銅山)の労働組合、経営側の賃金オファーが安すぎるとコメント。

・Alon Big Spring製油所(70KBD、テキサス、P3)、脱硫装置の一部がメンテナンスのため稼動停止。      
・Valero Sunray製油所(170KBD、テキサス、P3)、脱硫装置の一部が短時間停止。      
・OPEC アルバドリ事務局長「1バレル70㌦の原油価格は生産国のもんだいではなく、製油所側にあり、OPECが高騰する原油価格を沈静化する能力はない。OPECが原油を増産してもそれは在庫に回るだけであろう」

(市況)

「概ね下落」      
 昨日の商品市場は概ね下落している。問題視されていた株価と債券の大幅な調整が一服したことから買戻しが優勢になると見ていたが、積極的に買いあがる材料も少なく、ポジション調整に伴う売りが相場水準を下げたものと考えている。引き続き中央銀行の金融政策動向には注目してゆく必要があろう。

(ひとりごと)

ハニカミ王子が大人気だ。   
はにかむところが魅力。   
我が家のナキナキ王子は今日も泣いていた。   
   
さて。   
   
皆さんの部署は何人のチームで働いているのでしょうか?   
と、言うのもちょっと前に前の会社の後輩と以下のような話をして、ちょっと面白かったからだ。   
お題は   
   
「自分はこのチームの中で、『秘密戦隊ゴレンジャー』の中の誰にあたるか?」   
   
というもの。
一応若い人のために説明しておくと、テレビの戦隊ものの走りである(石ノ森章太郎原作)。
ゴレンジャーのチーム構成は
アカレンジャー
アオレンジャー
キレンジャー
ミドレンジャー
モモレンジャー(女)

となっており、悪の黒十字軍と戦う、というもの。
各々個別の武器を持っていて、それで闘う訳だ。
アカレンジャーはリーダー。行動力と決断力がある。
アオレンジャーは能力が極めて高いも、積極的に表舞台には出ない。
キレンジャーはカレーを大量に食べる他は特筆すべき能力はないが、話題を提供するという意味で存在感がある。
ミドレンジャーは正直、いるのかいないのかよく分からないし、強いかどうかもよく分からない。
モモレンジャーはゴレンジャーの紅一点。
   
子供の頃にゴレンジャーごっこをやっていると、体外一番威張っている奴がアカレンジャーかアオレンジャーになり   
デブがキレンジャー(デブがキレンジャーというのは、キャッチャーはデブだ、というのと同様)   
気の弱そうな男の子がモモレンジャーにされて、いっしょのチームであるにもかかわらず「ごっこ」中にいじめられる   
ほどほどにごっこを楽しみたい子供はミドレンジャーを選ぶ   
   
といった感じであった。   
これを社会人で振り分けするとどうなるか。   
まあ、面白いんでやってみてください。

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2007年6月20日 (水)

天狗

(ニュース)

・6月独ZEW景況感指数 20.3(前月24.0)、市場予想29.0。   
・5月米住宅着工 前月比▲2.1%の147.4万戸(前月確報150.6万戸(速報比▲2.2万戸))、市場予想147.2万戸。

・Xstrata(世界第4位の銅生産者)はモントリオールのCCR精錬所の生産を6月11日のストライキにより低下したレベルから通常レベルに回復するのに数週間を要する。      
・中国はアルミニウムの輸出リベートの更なる引き下げを検討。現在輸出関税は5%から15%に引き上げられ、リベートは11%となっている。      
・Q107の亜鉛生産は前年比+10%の3.77百万㌧、消費は3.72百万㌧となり53KMtの供給超に(ILZSG)。      
・1-4月期の鉛の生産は2.72百万㌧、消費は2.72百万㌧となりトンの状態(ILZSG)。

・ナイジェリアの労働組合は昨晩からストライキ実施を宣言。      
・イラン アルデビリOPEC理事「同国の核を巡る問題で米国が軍事行動に踏み切るとしたら、武器として石油を利用する可能性を排除しないだろう。」      
・米ブッシュ大統領「あらゆる選択肢が机上にある」      
・IEAマンディル事務局長「OPECは9月の定例総会を待たずに増産する必要がある」      
・伊Eni ナイジェリア国内の石油施設襲撃により、フォースマジュールを宣言。      
・Chevron 地域住民の襲撃を受けたナイジェリア国内の原油生産を回復。      
・Alon Big Spring製油所(70KBD、テキサス、P3)、CCU再稼動。      
・Total Port Arthur製油所(82KBD、テキサス、P3)、修理のため稼動停止。

(ひとりごと)

この前、天狗の話を書いたら、カミさんが反応してきた。   
   
カミ「ほら、この前天狗の居酒屋の話を書いていたじゃない」   
私「ああ、天狗ね」   
カミ「バンザイ!!天狗だっけ?」   
私「...Enjoy!!天狗じゃないの?」   
   
ちなみにEnjoy!!天狗はもう存在していないらしく、フツーに天狗という名前のみの居酒屋となっています。   
バンザイ!!天狗   
なんか宗教みたいだ...。

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2007年6月19日 (火)

焼き鳥丼

(ニュース)

・6月全米ホームビルダー協会指数 28(前月30)、市場予想30。

・チリ Collahuasi銅山(433KMt/年)、英アングロ・アメリカンが賃上げを拒否したことからストに突入する可能性。      
・BHP Billiton チリ Escondida銅山、24時間の稼動停止から操業再開。      
・Bindura Nickel Corp(ジンバブエ最大のニッケル鉱山)は、2006年の生産が前年比▲9%の5,451Mtになったと発表。電力不足と熟練工の不足で。

・米在庫統計予想 原油在庫±0.0MB、ガソリン+1.4MB、ディスティレート+1.0MB、稼働率+0.75%。      
・Valero McKee製油所(150KBD、テキサス、P3)、予定していない修理のため稼動停止。FCCの不具合で。      
・Tesoro Wilmington(98.5KBD、カリフォルニア、P5)、週末の電力不足に伴う稼動停止から復帰。      
・ナイジェリア労働組合が燃料価格の引き上げ、付加価値税の増税、2製油所の民営化撤回を求めて20日から無期限ストに入ると宣言。      
・Chevron Nigeria Abiteye Flow Stationが武装した地域住民に攻撃され、42KBDの減産を余儀なくされている。      
・ブラジル国営Petoleo Brasileiroの労働者が5日間のストライキを実施。

(市況)

「まちまち」      
 昨日の商品市場はまちまちであった。明確にブルな材料が出てきているエネルギーは上昇、非鉄金属は株価の調整もあってまちまちの展開であった。引き続き株価動向・債券市場動向が商品市場に大きな影響を与えると見ているが昨日に関しては大きな統計もなく波乱なく推移している。引き続き中央銀行の金融政策動向には注目してゆく必要があろう。
 先週の商品別のパフォーマンスでは、最もパフォーマンスが良かったのがトウモロコシ、次にRBOB、ヒーティングオイルの順であった。最も調整したのが上海銅。セクター別ではエネルギーが季節性もあって最もパフォーマンスが高く、次に新興国株、ソフトコモディティの順であった。最もパフォーマンスが悪かったのが貴金属。金利引上げ株価調整ショックで年初から買い込んでいたファンド筋が手仕舞ったためと考えられる。

(ひとりごと)

丼の話ばかり書いているが、これでもネタは尽きるんですよね。   
丼、って結構種類が多そうで、少ないな、という印象である。   
   
そんな中、今日は焼き鳥丼を取り上げたい。   
え?焼き鳥丼?   
って思うかも知れません。   
地味に焼き鳥屋がランチでやっていたりするのです。   
焼き鳥の名店、伊勢広(ひろは古い字の方)も昼には焼き鳥丼を出している。   
   
個人的には申し訳ないんだが、焼き鳥丼はあんまり好きではない。   
そう。   
皆さん既にご承知の「運営計画」が立てにくいのだ。   
考えてもみてくださいよ。
焼き鳥って、串にさしてあって単品で食べられるじゃないですか。
つまりですね「それ一品で満足を得られる」食べ物なんですよ。

え?天ぷらも同じじゃないかって?

いえいえ。
それは違うのです。
天ぷらは「衣」がついているため、厚めに衣を付けることによりタレがしみ込み、ご飯とのマッチングが焼き鳥丼に比べると飛躍的に高いのだ。
そう。
そうなんです。
皆さんそろそろ気づいていると思いますが、丼もので人気があるのは「タレをたくさんかけられるもの」なのです。

しかしながら、この「タレ重視」の世の風潮に、焼き鳥丼は一石を投じているところが偉い。
それに加えて、焼き鳥丼は実は「厳か」に食べなければならないところが凄い。
「普段単品で食べられていますけど、何か?」
的な、なんと言うか他人の干渉を受けないぞ的な。   
そう。野球で例えればイチローのようなものであろうか。   
   
そういったこともあって、焼き鳥丼を食べるときにはワシワシとご飯を口に運ぶ、という食べ方は出来ない。   
載せられている肉を吟味し。   
どこの部位かを確かめ。   
歯ごたえと味を予想し。   
食べねばならないのだ。   
   
まさに一口入魂。   
普段食べ散らかしているモモ肉も、レバーも、砂肝も   
実に不思議であるが、丼の上に載せられた瞬間に通常とは逆であるが焼き鳥の「格」が上がるような気がするのだ。   
通常は1種類ごとに串に刺されて供される焼き鳥であるが   
丼の上に並べられたときに初めて他の具材と比較されるのだ。   
比べられることによって各具材が「他の具材に負けないぞ」的な自己主張をしているように思えるのだ。   
   
と、いろいろと考えつつ、七味を一振り。
同じ味付けの物ながら、部位によって食べ味が異なる。

レバーはしっとり
砂肝はコリコリ
モモ肉はもっちり

イチロー相手に飯を食べているわけだから、この食べ味も正確に把握しつつ
かつ、正確な適量のご飯を口中に放り込まなければならないから大変だ。
当然、タレ過少のため、焼き鳥丼を食べ進むためには「鶏がらスープ」が欠かせない。
しかし通常この鶏がらスープは湯のみ1杯分しか供されないので、慎重に運営しなければならない。
これがうなぎであればタレが多いなと思ったときに口中に投入すればいいのだが
焼き鳥丼ではそうしてはいけない。
そうする人は素人である。
あくまでこの鶏がらスープは「具材が足りないときの補助食材」であることを認識すべきであろう。

と、一口入魂を続けていると終了。
しばらく食べないで良いや、と思う疲労感と、焼き鳥と互角に渡り合った満足感が胸に去来する。
ってことで、あんまり食べる丼ものではないですね。美味しいんですが。

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2007年6月18日 (月)

ステーキ丼

(ニュース)

・5月英生産者物価指数 前月比+0.4%(前月+0.5%)、市場予想+0.4%。   
・トリシェECB総裁「最新データからみて欧州経済は予想以上に強い。ECBの金融政策は引き続き緩和的であるが、原油高もあってインフレリスクは依然上向きである」   
・4月日本鉱工業生産確報 前月比▲0.2%(速報比▲0.1%)。   
・5月英失業率 前月比▲9.3千人(市場予想▲8.4千人)。5月失業率は2.7%(前月2.8%)。   
・米MBA住宅ローン申請件数 前週比+6.6%の666.5、購入指数+7.2%の464.7、借換指数は+5.6%の1,854.8。   
・5月米小売売上高 前月比+1.4%(前月確報▲0.1%(速報比+0.1%))、市場予想+0.6%。昨年1月以来の伸び。      
・5月米輸入物価指数 前月比+0.9%(前月総合指数確報+1.4%(速報比+0.1%))、市場予想+0.3%。5月除くエネルギーは前月比+0.5%。      
・4月米企業在庫 前月比+0.4%(3月確報±0.0%(速報比+0.1%))、市場予想+0.3%。昨年9月以来の大幅な伸びに。      
・中国「固定資産投資を抑制し、貿易黒字の拡大を抑えるために慎重な財政・金融政策を継続する姿勢」を示す。      
・Q107ブラジルGDP 前年同期比+4.3%(Q406前年同期比+4.8%)、市場予想+4.8%。      
・5月中国鉱工業生産 前年比+18.1%(4月17.4%)、市場予想+17.0%。予想を上回る伸びに。      
・5月独CPI確報 前年比+2.0%(市場予想+2.0%)。      
・5月ユーロ圏CPI確報 前年同月比+1.9%(前月+1.9%)、インフレ目標である2.0%を9ヶ月連続で下回る。      
・5月英小売売上高 前月比+0.4%(前月▲0.1%)、市場予想+0.3%。      
・米週間新規失業保険申請者数 311千人(市場予想312千人)。      
・独連銀総裁「金利は引き続き非常に低い。金融政策は引き締めからは程遠く、金融政策は依然緩和的である。しかしながら経済成長は予想よりも大幅に早く、インフレリスクは圧倒的に上向き」      
・6月NY連銀製造業景況指数 25.8(前月8.0)。市場予想11.3。新規受注や出荷が堅調。      
・Q107米経常収支 1,926億㌦の赤字(前期1,879億㌦の赤字)、市場予想2,010億㌦の赤字。      
・5月米CPI 前月比+0.7%(前月+0.4%)、市場予想+0.6%。除くエネルギー前月比+0.1%(前月+0.2%)、市場予想+0.2%。エネルギー高はあるもその他の物価は比較的安定。      
・6月米消費者マインド指数速報 83.7(5月確定88.3)、市場予想87.8。      
・5月米鉱工業生産 前月比±0.0%(前月確報+0.4%(速報比▲0.3%))、市場予想+0.2%。設備稼働率81.3%(前月確報81.5%(速報比▲0.1%))。      
・1-5月期中国固定資産投資 前年同期比+25.9%。1-4月から伸びが加速。      

・Southern Copper Corp(世界第5位の非鉄生産者)は賃上げを要求して6月23日から3つの銅山にてストライキ実施を決定(700KMt/年)。      
・チリの5月の銅輸出は前年比+26%増加の48.8億㌦に。      
・Xstrata(世界第4位の銅生産者)は、Montreal精錬所のストの影響により、受渡しが困難になるとの見方を示した。      
・National Aluminum(インド最大のアルミナ生産者)は30KMtのアルミナの入札を実施予定。      
・5月中国精錬銅・銅合金輸入は前月比▲32%の129.949KMt。

・サウジアラムコ Ras Tanura製油所(325KBD)、定修が終了、再稼動。      
・Valero Texas City製油所(245KBD、テキサス、P3)、コンプレッサーに故障。      
・Citgo Corps Christi製油所(156KBD、テキサス、P3)、ナフサユニットで誤作動。      
・Total Port Arthur製油所(240KBD、テキサス、P3)、コンプレッサーの再稼動に失敗。      
・Alon Big Spring製油所(70KBD、テキサス、P3)、落雷のため稼動停止。

(市況)

「上昇」      
 週末の商品市場は上昇した。懸念されていた株価の下落が一旦終了し、かつ金融政策の大幅な変更の可能性が低下したことからリスクマネーの購入余力が増したため、とみられファンダメンタルに大きな変化がないことから値下がりしていた商品が物色された。こうした動きを顕著に示すのが金の価格(年初からソフトコモディティと並び投機筋の投資対象となっていた)であるが、一応短期的には底打ちした感がある。とは言うものの各国中央銀行総裁は素材高に伴うインフレリスクに対して引き続き警戒の姿勢を緩めておらず、今後も中央銀行の金融政策動向には注目してゆく必要があろう。繰り返しになるが、商品市場を巡るファンダメンタルに大きな変化はなくどちらかといえば需給はタイトであるが、株や債券市場が調整した場合にはこの限りではない。

(ひとりごと)

ステーキ丼。      
ステキな響きですね。      
しかし、である。      
私はステーキ丼、といわれるとどうも違和感を感じずにはいられないのだ。      
というのも、ですね。      
味は良いのですが、どうも主役の肉とご飯だけ、ってのはどうも釣り合いが取れていないように思うわけですよ。      
なんと言うか、とりあえず大物、載せてみました。      
的な。      
アメリカ人からすれば、ステーキはステーキとして食べろ、的な。      
      
カツ丼はなんとなく衣を付けて揚げて      
卵でとじて      
ご飯との一体感を増しているわけなのだ。      
その点、ステーキ丼はステーキの自己主張が強く、一体感がないように思えるのだ。      
え?それは鉄火丼と一緒なんじゃないかって?      
      
いえいえ。      
それは違うのです。      
      
だって、鉄火丼のマグロは切り身が薄いじゃないですか。      
鯛と並ぶネタの王様だけど、      
「薄く切り身になってあげることで、ご飯に歩み寄っています、僕」      
的な、なんと言うか、イチローがWBCでオールジャパンのメンバーに溶け込むように努力したような。      
それに比べるとステーキ丼は引き続き肉が主張しすぎている気がするのですよ。      
メジャーリーグでクリーンアップを打っていた主軸打者が、日本の弱小球団に入団したみたいな。      
      
え?文句多いって?      
すみません。      
そうかも知れません。      
      
そろそろ本題の味の方に移ろう。      
とは言いながら、ステーキ丼って美味しい。      
やはりあの肉と醤油味のソースの取り合わせが、ご飯と奏でるハーモニーは格別のものがある。      
実は肉に合うソースは醤油である、と実感する瞬間である。      
      
お店で食べるとステーキ丼は、レア目に焼いた肉に      
テリヤキ系の甘辛のタレをかけて供されるものが多い。      
しかし、私は自宅で作るときには甘辛のタレはかけずに、ポン酢をかけるようにしている。      
      
美味しんぼの海原雄山であれば、      
      
「うぬぅ。この獣肉とポン酢のつりあいの悪さは何だ!!ポン酢は魚の臭みは消しても、獣肉の臭みを消すことはないのだ。」      
      
と、怒られるだろうが、ステーキ食べるときにサワークリームつけたりするじゃないですか      
そう思うとポン酢つければ肉もさっぱり食べれると思うわけですよ。      
なので、我が家はレア目に焼いた肉にわさびを載せ、ポン酢をつけて食べることにしている。      
      
それと、ご飯はあえていつもガーリックライスにするようにしている。      
これは焼いた肉との一体感を出すためのものである。      
我が家での作り方を簡単に書くと      
      
まず、肉のハナマサに行って200グラムとか300グラム500円とかの特売のモモ肉を購入(どうせポン酢かけちゃうんだから、安くていい)      
その肉に塩コショウ      
フライパンにオリーブオイルを広げ(牛脂があればそっちのほうがBetter)、にんにくの香りをつける      
フライパンが厚くなったところで肉の表面を焼き固める。      
このとき、一回フライパンに肉を置いたらしばらく我慢して3分程度動かさないほうが良いらしい。      
肉に焼き色がついたらひっくり返し今度も色がつくまで1~2分程度焼く。      
その後、火を弱火にし、赤ワインをかけて蓋をし、4分程度蒸し焼きにする。      
あ、ちなみにハナマサで買う肉は比較的厚めのものを勝ってくださいね。      
薄切りの奴の場合は3分も4分も焼いたら黒焦げになってしまいますので。      
火がとおった肉をまな板の上に上げ、少し休める。      
その間、肉を焼いたフライパンに少しバターを足して刻みにんにくを大量に投入      
にんにくがかすかに色づいてきたら、冷ご飯を投入      
塩コショウをしていためる。      
最後に醤油をかけて味付けするが、個人的には出汁醤油(メンつゆでよし)で味付けするのを推奨したい。      
ガーリックライスが完成したら丼に盛り      
薄くスライスした肉を載せ      
わさびを載せ      
さらにポン酢を回しがけして完成、である。      
もちろん、ポン酢は一体感がない、と思われる方は醤油でもかまわない。      
(但し醤油だと濃すぎる気がするんですよね)      
      
通常のステーキ丼と違って、ご飯と肉の一体感が出て美味しいです。      
簡単なので、是非お試しあれ。

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2007年6月12日 (火)

うな丼

(ニュース)

・5月英生産者物価指数 前月比+0.4%(前月+0.5%)、市場予想+0.4%。   
・トリシェECB総裁「最新データからみて欧州経済は予想以上に強い。ECBの金融政策は引き続き緩和的であるが、原油高もあってインフレリスクは依然上向きである」

・Xstrata Montreal Coppper精錬所の430人の労働者が賃上げを求めてストライキを実施。      
・Southern Copperの労使交渉は近々妥結の見通し。      
・チリCollahuasi鉱山(XstrataとAnglo Americanの合弁)にて労働者がストを計画      
・Grupo Mexicoが保有する6つの鉱山で6月15日からストライキの実施を予定。

・イラン石油相「シリアと中国、マレーシア、シンガポールに製油所を建設する計画。原油高は石油製品の在庫が原因」      
・ブラジル ペトロブラスは日本向けにエタノールを初出荷した。      
・ConocoPhillips Santa Maria製油所(44KBD、カリフォルニア、P5)、再稼動。      
・Shell Deer Park製油所(340KBD、テキサス、P3)のボイラーを再稼動。

(市況)

「上昇」      
 昨日の商品市場は上昇した。懸念されていた株価の下落が一旦終了し、実需筋等の下値拾いの買いが入ったものと思われる。今回の商品市場の下落は、非鉄金属は季節的なものでその他のコモディティはやや投機の手仕舞い売りの色彩が強かったが、株・債券市場が落ち着けばこの流れは継続しないはずである。しかしながら引き続き、6月末の半期決算に向けて株・債券にらみの展開が続くことになろう。

(ひとりごと)

金融ファクシミリ新聞に「非鉄金属価格の高騰と、価格転嫁が出来ないことで当分収益環境が厳しい」
とのコメントを見た。
デリバティブ、使えばいいのに...
なぜここまでデリバティブは悪者扱いされるんだろうか?
固定金利の住宅ローン、デリバティブ入っているんですけどね。

さて、好評の丼ものシリーズです。
自分で勝手に好評だと思っていますが。

久しぶりに昼にうなぎ弁当を食べた。
弁当のうなぎは若干他の弁当とくらべて 高いものの、普通のうな重やうな丼よりも安いところがポイントである。

しかし今日のお題は弁当のほうでなく、お店で食べるほうのうなぎである。
不思議なのだが、うなぎは他の丼ものにもあるのだが、比較的明確に「丼」と「重」の2種類が存在している。
感覚として、高級な店は重で出し、そうじゃないところは丼で出す、という捉え方でよいと思う。

で。   
   
どっちが好きか?といったら断然丼の方である。   
なぜって、それはですね、重の方はご飯が少なくて満足感とバランスが宜しくないからだ。   
基本的にうなぎは他の丼モノに比べて圧倒的に味付けが濃い。   
いわゆる「おかず指数の高い」具材がご飯の上に載せられている食べ物なのだ。   
よって、丼に載っているほうがご飯が多く、満足感も2倍、というところだと思う。   
でも、この丼ものシリーズを語っていく上で重要視している「運営計画」はどうなるだろう。   
冷静に考えてみると重の場合には、   
「うなぎの下にご飯が均等に」   
敷かれているので、運営計画がより建て易いといえば建て易い。   
そう。そうなのだ。   
   
ついうな重の方を頼んでしまうのは、上品だから、とか、高級だから、とかではなく、「運営計画が建て易いから」の一語に尽きる、と私は考えている。   
   
え?   
違うって?

いいのッ!
そういうことになっているのッ!!
この場合は運営計画が立てにくくてもかまわないのッ!!!

で。
まずうな丼、来ますよね。
それで山椒をたっぷりかけますね。

え?
まず山椒をかける前にうなぎだけ味わえって?

それもいいのッ!
美味しんぼじゃぁないんだからッ!!

で。
まず、軽くご飯の上からはみ出しているうなぎの端っこをひとちぎり。
この小さな切れ端を、出来る限りタレがかかっているご飯の部分とあわせて食べる。
切れ端が小さいので、ある程度タレがまぶされたご飯の方が、塩梅がいいからだ。

その後おもむろに

「すまぬ」

という軽いうなぎに対する尊敬の念をこめつつ、本体をちぎってご飯とともに口に放り込む。
身の部分がカリッとしていて、皮はしっとりねっとり。
それを打ち消すかのように、比較的タレ比率の低いご飯が口の中をさっぱりさせる。

再び

「すまぬ」

と思いながら今度は比較的大きな切れ端をつくり、今度はタレがたくさんかかったご飯の部分を積極的に物色しつつ口に放り込む。

このとき、どんな人でも「うなぎの身と、ご飯のバランスが宜しくなく、タレ過多の状態」に不安になる。
そこで登場するのが「肝すい」だ。

はっきり言っておきたい。
たとえ肝すいが高かったとしても、ここで普通の澄まし汁を飲んではいけない。
ここはどんなにつらくても、金がなくても肝すいを頼むべきなのだ。

このタレ過多の状態の口中に、うなぎ風味の澄まし汁が投入され
タレの過剰感を打ち消し、かつ、ご飯とうなぎの身の一体感が出てくるのだ。
これがもし普通の澄まし汁だったら、口の中に全く別の風味が投入されるため、一体感に欠ける。

通常の丼モノであれば、赤出汁の味噌汁などが付け合せとしてついているが
うなぎの場合は、数少ない「その食材のみで完結できる」食べ物なのだ。

この、

タレ過剰→肝すい投入→一体感発生→満足

は魔性のサイクルだ。
ついついこれを繰り返してしまい、2つの問題が生じてしまう。

①肝すいがなくなる
②タレがかかったご飯がなくなる

の2つだ。
そこで、一心不乱に続けていた魔性のサイクルを一次中断し

漬物と、白いご飯だけのわびしい組み合わせ

を、泣く泣く実行することになる。
まさにトランプゲームの大貧民。
つい最近まで大富豪だったのに、あっという間に大貧民に転落するこのギャップ。
ここまでの浮き沈みを、摂食中の20分程度に味わえる丼ものも、多くなかろう。

なので、運営計画は難しいものの、私は出来ればうな丼を頼むようにしている。

え?
うな重で、ご飯多くしてもらえばいいんじゃないかって?

そりゃ、そうですね...
今までの議論はどうなるッ!!

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2007年6月11日 (月)

燃えるごみ

(ニュース)

・4月英製造業生産指数 前月比+0.3%(前月+0.6%)、市場予想+0.2%。   
・4月独鉱工業生産指数速報 前月比▲2.3%(前月+0.2%)、市場予想+0.6%。予想外のマイナスに。   
・4月米貿易収支赤字 前月比▲6.2%の585億㌦(前月624億㌦の赤字)、市場予想635億㌦の赤字。   
・Q107日本GDP改定 前期比+0.8%、前期比年率+3.3%(一時速報 前期比+0.6%、前期比年率+2.4%)、と大幅情報修正。設備投資がマイナスからプラスに転じる。

・OPECハミリ議長「石油価格はインフレ調整後で適切。9月前に会合の計画はない」

(市況)

「下落」      
 週末の商品市場は下落した。基本的にファンダメンタルを変化させるような材料が合ったわけではないが、米国利上げの可能性を受けた株式、債券市場の調整が商品市場のセンチメントを悪化させた可能性が高いと見ている。このコラムで指摘している通り、しばらくは株・債券市場にらみの展開が続くことになろう。

(ひとりごと)

知ってます?
うみほたるの駐車場の
エレベーターに乗る手前のごみ箱
可燃物のごみ箱に

「もえろごみ」

って書いてあるんですよね。
少なくとも去年の8月に行ったときにはまだ「もえろごみ」状態であった。
もう取り替えられちゃってるかな。
地味だが、結構笑えます。

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2007年6月 8日 (金)

アメリカ人

(ニュース)

・米MBA住宅ローン申請指数 ▲1.7%の625.3、購入指数+1.5%の433.6、借換指数▲6.3%の1,757.1。   
・Q107米労働生産性改定値 前期比年率+1.0%(速報比▲0.7%)、市場予想+1.0%。   
・Q107米単位労働コスト改定値 前期比年率+1.8%(速報比+1.2%)、市場予想+1.3%。   
・NZ中銀、政策金利を25bp引上げ8%に。   
・5月中国貿易黒字 前年同月比+50%の195億㌦、1~5月期は828億㌦の黒字(前年同期比+78%)。   
・ECB、政策金利を25bp引上げ4%に。利上げはインフレリスク抑制のため。短期的なインフレ見通しは原油相場で決まる。      
・ブラジル中銀 政策金利を50bp引き下げ12%に。      
・BOE、政策金利を5.5%に据置き。      
・インドネシア中銀、政策金利を25bp下げ8.5%に。      
・5月豪雇用者数+39.4千人、失業率4.2%。      
・米週間新規失業率 前週比▲1千人の309千人、市場予想312千人。労働市場は堅調。

・LME「LME指定倉庫在庫の25%以上を保有する2社以上の企業は他の企業に対して、一定の料金で現物を貸し出す必要があるが、この賃貸料を200㌦から20㌦に引き下げる」

・米在庫統計 原油在庫+0.1MB(市場予想+0.3MB)、ガソリン+3.5MB(+1.6MB)、ディスティレート+1.9MB(+0.8MB)、稼働率▲1.5%(+0.5%)。      
・(一昨日のニュース)トルコ軍がイラク北部のクルド人過激派を捜索するためにイラクに進行。      
・Marathon Canton製油所(73KBD、オハイオ、P2)、サルファーユニット稼動再開。      
・Valero Port Arthur製油所(325KBD、テキサス、P3)、プラント内の加熱装置が故障。      
・OPECハミリ議長「緊急会合開催の必要はない」

(市況)

「まちまち」      
 昨日の商品市場はまちまちであった。ファンダメンタルの強いエネルギーはベアな米統計、サイクロン問題をこなし堅調に推移、非鉄金属はレンジワークを続けており、小幅下落(ニッケルは新規制の影響もあって大幅に低下)。ソフトは再びコーンベルトの水不足が指摘されたことから上昇、貴金属は北朝鮮ミサイル発射のニュース等もあってドルが強含んだことから値を下げている。
 とにかく今月は欧米投資銀行の半期決算の月であり、各商品で手仕舞い売りの動きが活発化する可能性が高い。もちろんそのときの市場環境にも拠るが、特に株価動向を注視する必要があろう。

(ひとりごと)

昔、友人と一緒にディズニーワールドに旅行に行った事がある。
ディズニーワールドはアメリカ的に非常に大きく、山手線の敷地がすっぽり入るほど広大だ。
当然、ホテルもワールドの中に大量にあり、各ホテルにはプールがついている。

ある朝、友人と朝飯を食べた後、プールの脇でたたずむアメリカ人の会話を聞いた。

A「雨が降っているな」
B「そうだ。雨が降っている」
C「寒いな」
A「ああ、寒い」
B「今日は泳げないな」

なんて会話をしていた。
部屋に戻ると私の部屋の眼下にプールが見える。
凄い光景を目の当たりにした。
あの外人が泳いでいるのだ。
   
A「おい、寒いとかいってなかったか!?」   
B「ああ、寒いが俺を見ろ!!」   
C「なんだ?」   
B「寒いから、シャツを着て泳いでいるんだ!!」   
A・C「お前、頭いいな!!」   
全員「ha ha ha ha…..」

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2007年6月 6日 (水)

ゼロカロリー

(ニュース)

・5月ISM非製造業景況指数 59.7(前月56.0)、市場予想55.8。

・インド洋で発生したサイクロンは、大きな被害を出さずにアラビア半島を通過。

(市況)

「まちまち」      
 昨日の商品市場は総じて下落している。エネルギーはサイクロン通過で利食い売りが優勢となり下落、非鉄金属もテクニカルな売りに押された。ソフトコモディティは、大豆がパーム油価格の上昇を受けて連れ高となったもののその他のソフトコモディティは軒並み下落している。

(ひとりごと)

コーラに対して疑問がある。
この前、「ゼロカロリーのコーラ」なるものが発売された。
真っ黒な缶の奴である。

と、なると今までのダイエットコーラは一体どういう位置付けになるんだろうか?
よくよく缶を見てみると「0キロカロリー」と書いてある。
四捨五入しているんだろうか?
と、なると最大で499カロリーの糖分が含まれていることになる。

そうか。
最近太りだした理由がわかったよ。
カロリーが全く入っていないと思って飲んでいた、ダイエットコーラのせいだ。
きっと。
なので、今日からは明確にゼロを謳っているほうのコーラを飲むようにします。

ま、今日もあんまり面白い話でなくて、すみません。。。。
ネタ切れかなぁ。
でも蓄積してあるネタ帳からネタを使うのがためらわれるんですよね。
ケチといわれる所以なんだけどね。

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2007年6月 5日 (火)

ハニカミ王子

(ニュース)

・4月米製造業受注指数 前月比+0.3%(前月改定+4.1%(速報比+0.6%))、市場予想+0.7%。除く輸送機+0.7%(前月+2.4%)。   
・ハンカチ王子、ベストナインに選ばれる。   
・ヒゲ王子、何にも選ばれず。

・Nordic Aluminum(16KMt/年)、6月2日の火災は生産に影響を与えず。      
・世界の銅需要は+4.7%、銅鉱山の生産は+6.3%、亜鉛の需要は+4%、生産は+9.4%、ニッケルの需要は+1.5%、生産は+10%(ILZSG)      
・Codelco Radomiro Tomic銅山の労働者、経営側の暫定案に合意。

・CPCはTaoyuan製油所のディスティレーションユニットを10月からメンテナンスのため停止。      
・インド洋で強い勢力のサイクロンが発生、アラビア半島の東南に位置するオマーン政府は国家非常事態宣言を宣言。      
・ナイジェリアの石油天然ガス業界の上級職員は、燃料価格と付加価値税の引上げに抗議する主要労働組合の無期限ストを支持する考え。ヤラドゥア大統領が同項目の引上げ撤回しない限りは無期限ストを呼びかけ

(市況)

「まちまち」      
 昨日の商品市場はまちまちであった。ファンダメンタルが強い上、地政学的リスクの高まりが意識されたエネルギーは上昇。中国の供給過剰が実は幻想であった可能性が高いと市場で認識されている感のある非鉄金属は在庫減少等のファンダメンタルの好転もあり上昇した。ソフトコモディティは穀倉地帯への降雨予報で大幅に水準を切り下げた。貴金属はまちまち。株式市場は上海株を初めとする新興国株が調整。特にここの数日は上海とブラジルボベスパの動きがボラタイル。
 週次のパフォーマンスは、最もパフォーマンスが良かったのが鉛、2番目が上海銅、3番目が銀であった。最も悪かったのがRBOB。セクター別では貴金属、非鉄金属、主要国株式であった。最もパフォーマンスが悪かったのがエネルギーであった。

(ひとりごと)

個人的に「ハニカミ王子」というネーミングがあまり好きではない。
同じ「ハ」で始まるのとごろが良いので選んだんだろうが、
「はにかみ」という曖昧な動作を対象にしているので、どうも印象が弱いのだ。
やっぱり具体的に「ハンカチ」というものがあるほうがインパクトが強いのではなかろうか。

なんか他にないか、考えてみよう。
あ、いや、別にハニカミ王子でいいって、言う人は別に良いんですけど。
ハで始まって、しかもゴロ的には4文字にしたときに思いつく言葉。

歯磨き
歯並び
早起き
歯ぎしり
早引け
はんぺん
はなくそ
   
自分が思いついた中で「動作」じゃないのは   
   
はんぺん   
と   
はなくそ   
   
だけだ。   
やっぱりハニカミ王子でいいです。    
(by ヒゲ王子)

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2007年6月 4日 (月)

若い娘とは

(ニュース)

・4月独小売売上高 前月比+2.6%(3月改定▲0.3%)、市場予想+0.8%。4ヶ月ぶりの高い伸び。   
・5月ユーロ圏製造業景気指数 55.0(前月55.4)。   
・4月ユーロ圏失業率7.1%(前月は7.2%)。   
・Q107ユーロ圏GDP改定 前期比+0.6%(前期+0.9%)、市場予想+0.6%。   
・4月米個人消費支出 +0.5%(前月改定+0.4%(速報比+0.1%))、市場予想+0.4%。   
・4月PCEコア価格指数 前月比+0.1%(前月±0.0%)、市場予想+0.2%。      
・4月米中古住宅成約指数 前月比▲3.2%の101.4(前月改定▲4.5%(速報比+0.4%))、市場予想+0.3%。      
・5月米消費者マインド指数確定 88.3(4月確定87.1)、市場予想88.0。      
・5月米ISM製造業景況指数 55.0(前月54.7)、市場予想54.0。      
・5月米雇用統計非農業部門雇用者数 前月比+157千人(4月改定+80千人(速報比▲8千人))、市場予想+132千人。      
・5月米失業率 4.5%(前月4.5%)、市場予想4.5%。平均時給 前月比+0.3%の+6㌣(前月 +0.2%)、市場予想+0.3%。

・Grupo Mexico(世界第7位の生産者)6月10日から賃上げを求めてスト開始。スト対象となる鉱山は、Cananea銅山、 San Luis de Potosi亜鉛鉱山等。      
・LionOre(今年のニッケル生産量は43KMt、2012年には80KMtに)の買収合戦、Norilskに軍配。XstrataはBid価格を引き下げ。

・Chevron El Segundo製油所(200KBD、カリフォルニア、P5)、メンテナンスのため数週間稼動を停止。      
・Koch Corpus Christi製油所(300KBD、テキサス、P3)、キュメンユニットで液漏れ発生。      
・ExxonMobile Edmonton(195KBD、カナダ)、火災発生。

(市況)

「総じて上昇」      
 週末の商品市場は概ね上昇した。米雇用統計が予想を上回る好調な内容であったこと、同時にコアインフレ率も安定していることから株価が堅調に推移し、商品価格もセンチメントの好転を映じて続伸する展開であった。ユーロ安が進行したもののエネルギー価格の上昇を受けて貴金属も堅調であった。株式市場は上海株を除いて概ね上昇して引けている。

(ひとりごと)

ハンカチ王子、勝ちましたね。
凄いですね。
やっぱり山場で登板が回ってくる、ってのはスタァ、あいや、スターの証拠なんでしょう。

土曜日、新丸ビルに行ってみた。
私のオフィスのすぐそばにあるので、わざわざ行くほどの物でもなかったのだが
カミさんが行ってみたい、というので行くことにした。
まず、印象として、申し訳ないんだが前の丸ビルに比べると、ずっといい。

理由は、

授乳室とオムツ替えの部屋が各階に設置されていること
それと、基本的にお店で出されているものが外のテラスで食べられること
東京駅の地下駐車場が丸ビル・新丸ビルともに利用できること(これは丸ビルも同じ)

であろうか。
でも不満もたくさんあった。
まだオープンしたて、ということもあってお店が馬鹿みたいに混んでいる。
自分的にはすぐ入れるお店として認識していたバルバッコアも2時間待ちである。
それと、やたらと高い。   
一番印象的だったのは地下にあるパン屋。   
なんだか、卵かなにかが挟まったサンドイッチ(小)が650円もしていた。   
すぐ隣のお茶漬け屋の鯛茶漬けが(確か)750円であったことを鑑みると高すぎである。   
 
それと、可愛い我が子を連れているにも関わらず、誰も「可愛い」と言ってくれないことであろうか。   
これは子供を持って初めて分かったことであるが   
割と高齢な方々は子供を見て「可愛い、可愛い」といってくれるのだが   
若い人、特に女性は基本的には子供のことを「可愛い、可愛い」とは言ってくれないのだ。   
恐らくデートなんかしていたら、それどころではないのだろう。   
自分もそうだったし。   
当たり前といえば当たり前か。

そういうことを書くのはよしなさい、とカミさんに言われていたが、書くことがなかったので書いちゃった。

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2007年6月 1日 (金)

中華丼

(ニュース)

・世界銀行、2007年中国GDP伸び率を+10.4%に上方修正。   
・5月ユーロ圏小売業景気指数 48.4(前月54.6)、市場予想48.4。   
・米MBA住宅ローン申請指数 前週比▲7.3%の636.4、購入指数▲2.5%の427.0、借換指数は▲13.0%の1,874.6。   
・中国株大幅下落。株取引に関わる印紙税の引上げ(0.1%を0.3%に)が引き金に。   
・Q107インドGDP 前年同期比+9.1%(Q406改定値 +8.7%)、市場予想+9.5%。予想は下回るも、製造業の増産が寄与。   
・Q107スイスGDP 前期比+0.8%(Q406+0.5%)、市場予想+0.6%。消費が拡大。      
・5月独失業者数 前月比+3千人(市場予想▲20千人)、失業率9.2%(市場予想9.1%)。      
・5月仏消費者信頼賀来指数 ▲14(前月▲20)、市場予想▲19。サルコジ大統領の就任を好感。      
・米週間新規失業保険申請者数 前週比▲4千人の310千人(市場予想314千人)。      
・Q107米GDP改定 前期比年率+0.6%(速報比▲0.7%)。在庫投資、純輸出がマイナスに。個人消費は前期比年率+4.4%(速報比+0.6%)と好調。      
・5月米シカゴ購買部協会指数 61.7(前月52.9)、市場予想54。2年ぶり高水準。生産指数69.8(同62.2)、新規受注71.1(同56.5)。      
・4月米建設支出 前月比+0.1%(3月改定+0.6%(速報比+0.4%))、市場予想±0.0%。

・米在庫統計 原油在庫▲2.0MB(市場予想+1.0MB)、ガソリン+1.3MB(+1.4MB)、ディスティレート±0.0MB(+0.7MB、+1.1MB)、稼働率±0.0%(+0.5%)。      
・コロラド州立大学「今年は5つの大きなハリケーンが発生し、74%の確率で上陸する」      
・Shell、ナイジェリアの地域住民の破壊活動により150KBDの生産が停止に(以前再稼動したばかり)。      
・Shell、パイプライン漏れの影響で、ナイジェリアで77KBDの生産が停止。

・チリ、深刻な天然ガス不足で銅生産者向けの電力が停止される可能性(チリ電力会社GasAtacamaのコメント)。

(市況)

「総じて上昇」      
 昨日の商品市場は上昇した。在庫統計が予想比若干ブルであったこと、ナイジェリアの政情不安でエネルギーは上昇、非鉄金属は安値拾いの買いで上昇、貴金属はユーロ高の進行を受けて上昇、ソフトも堅調であった。株式市場も総じて上昇している。上海株下落のマイナスの連鎖が懸念されたが一応影響が軽微なものに留まったことから各商品市場にも買い安心感が広がったものと考えられる。

(ひとりごと)

今日、超長いですよ。

中華丼は曲者だ。
なぜって、丼、という名前をもらっているのにも関わらず、丼に入っていないから。

だって、そうじゃないですか。
チャーハン乗せるような皿の上に、ご飯とあんかけがかかっているだけじゃないですか。
なので、本来的には中華丼ではなく、中華皿、と呼ぶべきだといつも思っている。

それはさておき。

美味しいですよね、中華丼。
前の会社の後輩で、やたら中華丼が好きな奴がいたが、今でも昼に中華丼を食べているんだろうか。
いつもご飯大盛りにしていたな。そういえば。

それもさておき。
   
美味しいですよね、中華丼。   
「丼」といっているにも関わらずその正体は「皿」なので、比較的運営計画がゆるい食べ物である。   
以前、親子丼の時にも意見したが、ねっとり系の液体がかかっている丼ものは   
タレのしみ込みによって、ご飯とおかずのバランスがとりやすいからだ。   
   
但し難点は、「いろいろな具材が一緒くたになっている」ことであろうか。   
確かに、白菜のしゃきしゃき、もやしのポリポリ、きくらげのコリコリ、豚肉のしっとりもっちり、といったさまざまな歯ごたえと味を楽しめるところは良いといえば良い。   
しかしながら、ですよ。   
全部一緒に口に入れちゃうと、しゃきしゃきポリポリ、コリコリ、しっとり、落ち着かなくありません?   
よく考えてみると。   
   
そう、とにかく美味しそうなものは全部突っ込んでしまえ、という中国的な発想で作られているのだ。   
(実際のところは、東京の中華料理店で、客の要望で八宝菜をご飯に乗せたのが始まりだとか。なので、日本発の食べ物である)   
まるで、最近話題になった中国の遊園地のようなものである。   
   
とは言いながら、美味しいので食べてしまう。
まず、好みにもよるが、ぐるりとお酢を回しがけする。
その後、お酢のバランスが良くなるように、あんかけの方のみをお酢と混ぜる。
このとき、ポイントとしてご飯を一緒に混ぜてしまうようなことをしてはいけない
というのも、うっかりご飯にお酢をかけてしまうと、ご飯がお酢を大量に吸い込んでしまって酸っぱくなりすぎる可能性が高いからだ。
なので、あくまであんかけとお酢を混ぜるときには慎重にせねばならない。

その後、辛子を皿のふちに山盛りにする。
なぜ山盛りか、といえば
「食べている途中で辛子が足りなくなったときに追加しようとしても、既に皿のふちがある程度汚れてしまっているので、
「外の食堂だったりするとここで辛子を追加すると、『いやだ、あの人汚い』と、女の子の軽い軽蔑を受ける可能性が高い」。
ためである。

恐らく女の子から「思い切りのいい人なのね」と「汚い人ではないのね」と羨望のまなざしで見られること請け合いである(本当か?)
なので、そんなに使わない人でも思いっきり辛子を載せて欲しい。

で、辛子の使い方は、個人的には

「スプーンないしはレンゲに少しずつ載せて使う」

方法を推奨したい。
なぜって、辛子をあんかけに混ぜるのって難しいから。
それだけ。
でもこっちのほうが辛子がツンと効くので塩梅が宜しいと思います。

で。

「横目にうずらの卵をにらみつつ」お酢とあんかけと辛子のツンと来る辛さを楽しむのだ。
このうずら、1個しか載っていないところが、また、いい。
だって、食べちゃったらお仕舞なんですから。
うずらは唯一味の系統の違う食べ物であるため、食べるタイミングがまた難しい。
つまりですね「今まで運営計画と読んでいたものとはまた別の運営計画」
が要求されているわけですよ。

うずらを口に運んだときには、この上もない満足感があるが
もし結構早い段階で食べてしまうと、後はひたすら、しゃきポリコリしと、の行為を繰り返すのみで面白みがなくなるし
相当後ろのほうで食べてしまうと、中華丼を食べた、というよりも「俺、昼飯にうずらの卵食べた」という感じが強くなってしまうし
真中ヘンで食べても、なんていうんですかね。
例えれば
「ウルトラマンが怪獣と闘うシーンが30分番組の15分辺りにあって、残りの15分は流し」
みたいなものだ。
もしウルトラマンが毎回そういう番組だったら視聴率も上がらなかっただろう。
よってこれもお勧めできない。

そこで私はこの「怪獣との戦闘」は番組の後半10分、あ、いやいや、「うずらの口中投入」は後半3分の1のところで
を推奨したい。
そう、日本人も、中国人も、アメリカ人も、イギリス人もみんな「ドラマ」を求めているのだ。
しかしこの食べ方であれば、非常にドラマチックに中華丼を楽しめることになるはずだ。

なんてことを考えて食べ進んでいたら食べ終わった。
本当は丼じゃないんだけどね。

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