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2007年4月20日 (金)

天丼

(ニュース)

・Q107中国GDP 前年同期比+11.1%(Q406 +10.4%)、市場予想+10.4%。高水準の伸びが続く。   
・3月中国CPI 前年比+3.3%、中国のインフレの目安である3%を上回る。Q107 前年比+2.7%。   
・3月中国小売売上高 前年比+15.3%。Q107 前年比+14.9%。   
・3月中国鉱工業生産 前年比+17.6%。Q107 前年比+18.3%。   
・3月中国PPI 前年比+2.7%。Q107 前年比+2.9%。   
・中国国家統計局報道官のコメント「過剰流動性が依然主要な問題。投資と消費の不均衡は解消しつつある。景気拡大は所得増加の結果。      
「GDP成長は消費と輸出の増大。成長率のみで景気の過熱は判断できない。景気の過熱の判断には物価の検討が必要である。」      
「さらに経済成長が加熱するならば景気過熱のリスクがあるといえる。Q107のCPIの上昇は1.5%は食料価格の上昇によるもの」      
「中国はマクロ経済のコントロールを強化し、頻繁かつ速やかなコントロールを目指す。ハードランディングは回避したい」      
※加熱する中国経済のコントロールを目的とした金融政策の変更リスクには注目。      
・フィリピン中銀 政策金利を7.5%に据置き。      
・米週間新規失業保険申請者数 前週比▲4千人の339千人(市場予想320千人)。      
・3月米景気先行指数 前月比+0.1%(2月確報▲0.6%(速報比▲0.1%))、市場予想+0.1%。      
・4月フィラデルフィア連銀製造業指数 0.2(前月0.2)、市場予想2.0。

・Freepot Indonesia Grasberg鉱山、労使交渉継続中。

・Valero Delaware製油所(210KBD、オハイオ、P2)、新聞で同製油所の大気汚染について指摘を受ける。

(市況)

「下落」      
 昨日の商品市場はソフトコモディティを除いて概ね下落した。エネルギーは季節的な要因(例年この時期は一旦価格が調整し易い)で水準を下げ、非鉄金属は中国の景気に過熱感が強まる中、金融政策の変更リスクを意識して上値を阻んだ。貴金属はアジア株の調整を嫌気し、ファンド等による手仕舞い売りに押され、下落。ソフトコモディティは、米週間輸出統計が予想を上回る内容であったことから、域内需給の逼迫懸念等により上昇している。
 ここにきてまたしても中国問題が頭をもたげてきている。中国の経済統計は上記の通り好調であるものの、一部の指摘にあるようにインフレの懸念もある。そうなった場合、加熱した経済を冷やす意味での金融政策変更の可能性はあり、商品需要が鈍化する可能性は否定できない。また、中国株安が2月のように連鎖的に広がり、世界同時株安となった場合にはセンチメントの悪化を通じて商品相場にマイナスのインパクトを与える可能性があるため要注意である。尚、中国当局が金利を引き上げたとしても「円キャリートレードの巻き戻し」ならぬ「元キャリートレードの巻き戻し」は起きるとは思っていない(別に中国で資金を調達して、海外で運用しているわけではないですし...)。

(ひとりごと)

天丼もカツ丼同様に難しい食べ物である。   
こちらもそもそもは海外から伝わってきたフリッターみたいなものが日本に定着してできた「てんぷら」   
を飯の上に乗せるのだ。   
   
あえて好みを言わせてもらえば、カツ丼の方が好きであるがやはり天丼についてもコメントせねばなるまい。
まず、天丼の気に食わない(あ、といっても好きですからね)のは、乗っかっているものが一定していないところである。

海老天が2本乗っているもの
かき揚が乗っているもの
いろいろな種類のてんぷらが乗っているもの

カツ丼のように「俺は長年これだけでやってンだッ!!」
という明確な主張がないように思う。
店により、作り手によって乗っかっているものが少しずつ違う

あえて批判を甘んじて受け入れるつもりで言うが、どちらかといえばこうした
「少しずついろいろなもの」が乗っているものは「女性向き」であると思う
女性って、ビュッフェ大好きじゃないですか
懐石弁当で少しずつ、いろいろなものが乗っているのが好きじゃないですか

なので、海老天・かき揚・いろいろなのが乗っているの、の順番にカツ丼に近い、と見ており   
この順番で男の食い物度合いが高い、と思っている。   
   
当然、上に乗っかっているものによって食べ方も異なる   
海老天の場合は、2本の場合と小さいのが3本の場合があるが、3本の場合にはカツ丼の食べ方に酷似しているので   
ここであえて説明はしない。   
2本の大えびが乗っかっているのが結構問題だ。   
ほら、あるじゃないですか。丼からえびがはみ出している奴。   
   
食べ方に差はあるとは思うが、私としては「えびを丼の中に収めること」を最優先に考える   
「丼ものとしての一体感」を優先するためだ。   
収める方法は2通りあり、①いきなりかじって、長さを短くする、②箸で2つに切ってしまう、が考えられるが私としては   
①のいきなりかじる方法を推奨したい。   
なぜって、2つに切るときに衣がはがれてしまうから。   
このときに注意せねばならないのは「かじりすぎてしまわないこと」である。   
多すぎず、少なすぎず口に収め、ご飯を同時に口に入れねばならない。   
この作業を慎重に行わないと「ご飯とえび天のバランス」が悪くなり、後のほうでご飯ばっかりとか、えびばっかり
が残ることになり、まるで平家の落ち武者のように無念の思いでバランスの取れていない状態で残ったご飯ないしはえびを食べねばならないからだ。
我が家ではこのバランスを取る作業のことを「運営計画」と名づけ、活用している。

バランスよくえびとご飯を口に運んでいると、だんだん口が油とみりんで甘ったるくなってくるので
カツ丼以上に付け合せの香の物、ないしは味噌汁が重要である。
味噌汁はカツどんは普通のでも赤出汁でもどっちでも良いが、天丼の場合は赤出汁に限る、と思っている。
まずはえびを3分の2ほど食べたあたりで、かつ、口の中にえび&ご飯が残っている状態で香の物を口に入れたい。
このときは出来ればコリコリした歯ざわりのものが良い。
その後、えび・ご飯・漬物が一体となった物体が喉を通過した後、赤出汁の味噌汁をひとすすり。
至福のひと時である。

やっぱり海老天Onlyのものはカツ丼と同じなので書き易いや。

かき揚の場合はどうか?
よく出来たかき揚は、大体厚く、食べにくい。
どんな人間でも恐らくかき揚丼を食べようと思った場合には
箸で分割する作業
を行わねばならない。
この分割作業は先ほどの海老天の場合に酷似しており、崩し方、一口目に口に入れる分量が重要であるため
おろそかにしてはいけない。
後の運用は略海老天の場合と同じなのであるが、かき揚の問題点は「形が丸いのでだんだんどこを食べているか分からなくなる」
ことである。
カツの場合は分割され、えびの場合はそもそもいくつかに分かれている。
そのため「どれだけの具でどれだけのご飯を食べるのか」の運営計画が立て易い。
一方かき揚は分割されていないため、全て人任せ、マーケット任せの状態である。
つまり、カツ丼や海老天丼の場合には、「計画対比、ご飯を食べ過ぎたので、次回のご飯消費量は減らそう」といった計画が立て易い。
しかしながらかき揚はそういった明確な目標が与えられていない。
そのため、えび天丼やカツ丼に比して、実は知らず知らずにストレスを感じながら食べているのだ。
なので、確かに美味しいし、好きなのだがどうも食べ終わった後に、釈然としない気持ちが残ってしまう。

いろいろなものが乗っているのも問題だ。
このいろいろなものが乗っているものの最大の問題は「食べ味の違い」である。
例えば、えび、ナス、レンコン、イカといった具材が乗った天丼を想像していただきたい。
えびは歯に心地よいはじける触感、ナスはしんなり、レンコンはもっちり、と歯ごたえ面だけでも大きな差がある。
それはそれでよいことであり、いろいろな食べ味を楽しむべきなのだが
そのことは同時に「運営計画を立案するのが極めて難しい」ということだ。
ただし、その運営計画が上手くいったとき
まるで今まではまらなかったパズルのピースがぴたりとはまるのににた感動がある。
言いたいのは、「いろいろ天丼」は非常にリスクが大きいが、リターンが大きい食べ物である、ということだ。

なので、昼のひと時は、忙しければえび天丼、普通であればかき揚丼、本当にゆとりがあるときにはいろいろ天丼
を選ぶべきであろう。

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