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2006年1月29日 - 2006年2月4日

2006年2月 3日 (金)

耳なし芳一

(市況)

昨日の原油・石油製品相場は大幅に下落した。欧米がイランに対して経済制裁をしない可能性が高くなってきたためである。でも、アフマディネジャド(最近すらすら言えるようになってきた....)は核開発を継続すると言っており、イラン問題勃発前のレベルに下落する理由は余りない。月が変わって新しい資金も入ってくるし。

非鉄金属は上昇。FRBの利上げ観測を受けた金上昇、ファンダメンタルの強さ等からファンドの買いが旺盛な様子。暫くこのトレンドは続きそうだ。

つくづく思うが最近の商品市場は、「ヴィトンのバッグを求める人々の動き」によく似ている。初めは皆「割安でよい品物を見つけたよ」ぐらいの勢いで一部の人しか買わないわけだが、だんだんその商品情報が広まると、どんどん買いが入ってきて、価格が高騰することになるわけだ。

そしてついには「生産が出来たら受け渡してくれ」という予約まで入ってしまう状況になり、金利や倉庫の保管料とブランドプレミアムが乗っかって、先の価格も高くなるわけである。

で、受け渡しが1年後以降になると「新しいブランドが出るかも」と思う人が増えて、またバックになるわけである。うーむ。こんなに原油相場が単純だとは思わないが、当たらずとも遠からず。

(ひとりごと)

はいみなさん。お待たせしました。第三部です。

昨日までは般若心経を使って男を口説こうとして失敗、この女性が源氏物語に活路を見出そうと、大きく話題を転換したところまでお話しました。これから二人の会話は佳境に入ります。 

女「ねえ、源氏物語ってしってる?」

男「...え?源氏物語って、あの枕草子の?」

女「あんた本当にバカね。枕草子は吉田兼好でしょう」

男「ああ、そうか」

女「そうよ。源氏物語は源平合戦の話を書いた話なの」

男「ふーん。そうなんだ。」

女「源氏物語は、琵琶法師が源平の合戦の話を歌に乗せて説明したのよ」

男「え、琵琶法師って?」

女「あんたバカね。琵琶法師は、琵琶を弾く法師のことでしょ」

男「あーあー、あれね。耳なし芳一か」

女「そうそう、耳なし芳一よ。それで彼が源氏と平家の話を皆に伝えるわけ」 

男「なるほど」

それも違います。ここまでくると、この男女、実は相当...いやいや差別になるんで止めましょう。琵琶法師の所まではいいですが、耳なし芳一は怪談で作り話である。といっても「琵琶を弾く法師」とは、野球選手って何?って聞かれて「野球をする選手」というのと同じで、全く説明になっていない。

ちなみに耳なし芳一はどういう話かというと、平家の怨霊に取り付かれた琵琶法師の芳一が平家の怨霊に毎晩琵琶を弾くことを強要され、このままでは芳一の命がなくなってしまうと感じた寺の住職が、芳一の体中に経文を書いて助けようとするが、芳一の耳にまで経文を書くことが出来なかったため、その両耳を平家の武士の怨霊に持っていかれてしまい、「耳なし芳一」と呼ばれるようになる、という小泉八雲(Lafcadio Hearn18501904年イギリス人)原作の怪談である。

しかし、プレイボーイ、光源氏のコイバナを琵琶法師が歌に乗せて説明する...。どうも雰囲気が出ないし、紫式部も草葉の陰でないているだろう。この雑感も、もし口伝に広まったら、どういうふうに伝わるんだろうか?やはり吟遊詩人や琵琶法師が歌ってくれるんだろうか?吟遊詩人て見たことないが、いったいどういう人だろう?町で路上ライブをやっている人は皆、吟遊詩人に分類されるのだろうか。

さあ、来週はいよいよ感動の最終回です。お楽しみに。 

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2006年2月 2日 (木)

今度は源氏物語

(市況)

原油相場は下落した。在庫統計が予想を上回る増加となったためである。徐々に域内需要が減少(ガソリンは昨年比では減っているが、依然、高い水準。通常この時期には需要が増えることはあまりない。ヒーティングオイルは暖冬のおかげで需要減少)してきたので、在庫が大幅に増えた。結局何もトラブルがなければ原油の在庫が豊富なので、価格は下がるんだよね。でもイラン問題、長引きそうで結局下値は限られるのかも。

こうした不透明な原油市場から非鉄金属への資金シフトが起きている様子。金もイラン問題で「質への逃避」から物色されているし。銀もETF上場話で堅調だし。まあ、暫くは運用・投機の資金が流入してしっかりするんだろうな。実需家も、やむを得ず買いに来ている見たいだし。

(ひとりごと)

 昨日はフランス料理屋でみた面白いカップルの会話を話した。主に般若心経について。
 ひとしきり般若心経の素晴らしさを説明した後、「この男は般若心経では落とせない」と判断した女性が、全く別の切り口で男性に切りつけてきた。ちなみにですが、この女性は中谷美紀似です。

女 「ねえ、源氏物語って知ってる?」
男 「...え?源氏物語って、あの枕草子の?」
女 「あんた本当にバカね。枕草子は吉田兼好でしょう」
男 「ああ、そうか」
女 「そうよ。源氏物語は源平合戦の話を書いた話なの」

 いや。二人とも全然違います。この短い会話の中に間違い満載。枕草子は清少納言です。因みに吉田兼好は徒然草。源氏物語は作者が紫式部。源氏物語は1000年ごろにかかれたプレイボーイの光源氏の話。因みに光源氏は架空の人間。彼がいろいろな女の人と恋に落ちる話を書いているので源平合戦とは全く関係なし。
 因みに源平合戦の様を描いたのは「平家物語」作者は不詳で、徒然草には信濃前司行長が作者であると記されている。「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~」で書き出される有名なやつですな。

 全くかみ合わない会話。全然間違っている基礎知識。二人の会話はすれ違いながら、でも不思議な調和を見せながら続きます。この女性は本当にこの男を口説き落とせるのか!?(第三部に続く)

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2006年2月 1日 (水)

般若心経で

(市況)

昨日の原油相場は下落。OPECが予想通り生産枠を据え置きしたことで、一材料こなした安心感と買い疲れ感から利食い売りがでたみたいだ。グリーンスパンが辞めたので、一時リスクマネーが市場から退場した可能性もある。特段売り材料でもなかったと思うが。3月8日のOPEC総会、減産できるのかな、本当に。

非鉄金属はまた上昇。材料がないとやっぱり買われますね。インデックスファンドの買いが続いているみたい。当面上がり基調は変わらずだ。

(ひとりごと)

 今日、朝出かけるとき、近所の女子高に黒山の人だかり。何か?と思ったら有名中学の受験日なんですね。昔、自分は中学受験落ちました
が、みんな受かって欲しいものです。

 この前高田馬場のフランス料理店でカミさんと夕食を食べていたとき、隣に面白い客がいた。
 何がおもしろいって、会話が面白かったんだが。訳ありの女の人が男友達を誘って付き合わせている、というシチュエーション。

 あまりに面白かったので今日はそのやり取りをすこし公開する。因みに女の人はなぜか若干切れ気味である。
あまりに話が長いのでこの話は「4部作」にします。

女 「私最近般若心経に凝ってるの」
男 「...は?般若心経って?」
女 「バカね、般若波羅蜜多心~ってあれよ」

男は明らかに「そんなものは知っているが、何故般若心経が出てくるのかを聞きたかった」様子。でも女性が訳あり状態なのでぐっとこらえて。

男 「ふーん。俺はあんまり詳しく知らないなぁ。仏教?」
女 「そんなに知らないなら家に来なさいよ。教えてあげるから」
男 「今ここで教えてよ」
女 「バカね。ここで教えられるわけないじゃないの。家じゃなきゃダメよ」
男 「前、お前ん家行ったとき、そんな話でなかったじゃん」
女 「あの時はなかったの!だから家に来なさいよ。教えてあげるから」
男 「ふーん。あの時はなかったんだ」

 うーむ。般若心経を使って男を口説いているのか?もしそうなら凄いテクニックであるが、でもそれでついていく男は、自分が女だったら、嫌だ。
これを読んでいて「使えるかも」と思った読者の方は大きな勘違いですので、念の為。

 で、この話は別の方向に発展し、まだまだ続くことになる(第二部に続く)

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バージンシネマ

(市況:1月30日分)

今日も原油相場は続伸。一応米製油所が保守点検のためにシャットダウンないしは稼働率を引き下げたかららしいが、結局はイラン問題をはやした筋の買いが続いただけである。イラン問題は全く進捗がないものの、「ネタ」としては飽きがきているのも事実で、そろそろこのネタだけでは70ドル超えは無理かも、と思い始めている。

非鉄金属は小動き。中国正月に入ったため、メインプレイヤーの不在から皆、動きが鈍い。鉛は先週の狼狽売りから立ち直り、10日移動平均線を維持。また上がりそうな気配だ。

(ひとりごと)

この前、映画を見に行ってきた。見かけに似合わず私はSFものが好きである。

スターウォーズやインディ・ジョーンズなど、スピルバーグやルーカスが作った系の物が好きだ。

ということで、昨年見に行こうと思って見にいけなかった「ハリーポッターと炎のゴブレット」を見に行ってきた。

場所は六本木ヒルズ。私の友人があそこの映画館はいい、いい、と言うのでとりあえず行ってみたが、おどろくことが 多かった。

学生の頃は学校が渋谷のそばにあったこともあって、殆ど渋東シネタワーで見ていたし、会社に入って静岡支店に配属になったときには呉服町(ってあるんですよ。基本的に江戸の頃に金融街があったところは軒並み「呉服町」って呼ばれるらしいです)のそばの七間町にある映画館に行っていた。

当然流行りの映画をやるときには公開初日に頑張って見に行くのだが、通常公開時間の1時間とか2時間前に映画館に行って並ばなければならない。当時はこれが結構問題であった。

例えば女性と付き合いだしの頃は、この1時間から2時間、何もしないで並んでいる時間、というのが極めてつらい時間である。だって男が映画に女性を誘うのは「共通の話題」を見つけて、何とか2人の時間を持たそうとするためだから。

ということは、映画を見る前に1時間も2時間も待つ、ということはその間に話す話を何か考えなければならない、ということである。もしこの間に話がスベって、映画もつまらないとその後の夕飯も非常に寒々しいものになる。これで夕飯を食べにいったレストランも美味しくなければ、本当に終わりである。

ということで実を言えば、「映画を見に行かないか?チケットをたまたま貰ったので」という、女性をデートに誘う際に使う定番の文句の裏には、非常に大きなリスクが隠れていたわけである。まぁ、そのリスクを楽しむところが学生の頃は良かった訳ですが。

 が、最近はそういうことにはなっていない。ビックリしたのが映画はインターネットで予約できるし、支払いはカードだし、しかも座る場所までインターネットで指定できるし、流行の映画でも上映開始の時間の直前に行けば大丈夫だし。この間全く別のことが出来るわけだ。その日は別にネットで予約をしたわけではなかったが、レストランの予約だってネットでできるし、評価もネットで見れたりする。凄いぞIT。

つまり、私が上記の通り考えた「リスクを楽しむところ」がすべて新しいビジネスになっているわけである。

つまり「人が面倒だと考えること。困ったなと考えること」はやはりビジネスになる、ということだ。ということは、「ああ、昔はこういう苦労があってそこがよかった」と懐かしむものはすべてビジネスになる、ということなのだろうか?

ということは独身寮に入寮するときに必ずやらされる新人芸も、今では懐かしい想い出だがあれもビジネスになるのか!?

ということで、ハリーポッターを見に行ったこととは全く関係ない雑感でした

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2006年1月30日 (月)

健康診断

(市況)

週末の原油相場は上昇。特段新規の材料があるわけではないが、新たにハマスの問題がクローズアップされている様子。米GDPがそこそこの内容で、Q106以降の回復も織り込んでいる感じだ。IEAのMandilもコメントしてるけど、「嵐が過ぎ去るのを待つ」しかないように思われる。とにかく70㌦は堅いところだろう。

非鉄金属も結局上昇している。年初から上昇速度の速さを指摘されていた亜鉛、鉛が調整(特に鉛は大幅調整に)。でも地合いは強い。銅で5,000㌦を見るまでは、やはりこちらも同じ状況が続く見込み。

(ひとりごと)

 

ちょっと前に定期健康診断があった。検尿から始まり、体重、血圧、視力、検査等を行って、問診を受けた。

私よりも少し年配と思われる女の先生だったが、私のカルテを見て一言。

先生「尿からタンパクが出ていますね。プラスマイナスですから正確には出ているわけではないのですが」

私「はい、そうですね」

先生「タンパクが出る心当たりはありますか?」

私「???」

心あたりがありますか、って言われたって知らないよ。どんなときにタンパクが出るかなんて、医者じゃないんだから。なので冷静に、どういうときに出るんですか、って聞いたら、疲れているときは出ることがありますねとの回答。

なんだよ、分かってるなら初めから言え。やっぱりそういう答えを期待していたのだろうか?

これはパワハラと呼ぶべきか、セクハラと呼ぶべきか。

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