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2006年4月2日 - 2006年4月8日

2006年4月 7日 (金)

酒が飲める音頭

(市況)

 原油・石油製品相場は続伸。期初の新規ファンドの買い圧力強い。UAEハミリ石油相「どうすれば価格が下落するか、と聞かれれば、我々にできることは何もない」とやや投げやりな発言があったことも相場の上昇の要因になったようだ。一応WTIは68㌦の心理的なレジスタンスラインを抜けきれずにジレている状況。ガソリンは200㌣を抜けるか否かが今後の課題になろう。

 非鉄金属は上昇し、銅・亜鉛は史上最高値をあっさりと更新。銅はミャンマーのIvanhoe Minesが4月5日から操業再開したものの「生産量は当初予定の半分に」とコメントしたことも相場を下支える要因となった。兎に角Q106のパフォーマンスが良かった非鉄金属・貴金属に順バリのファンドが資金を投入しているようである。暫く非鉄金属は上値探りの展開が続くことになりそう。今日はさすがに週末なので、石油・金属とも調整売りで下落すると思うけど。

(ひとりごと)

さて。今年は桜が大分長持ちしたみたいだ。咲くのは早かったが、咲いた直後に気温が低下して開花の進捗が遅くなったのが原因のようである。それに加えて例年に比べて雨が少なく、風も弱いやに思う。いずれにせよ、新入社員・新入学生が桜の花咲く中、新しい生活をスタートできたことは非常に良かった。

桜といえば花見で一杯。古くは花見とえば、中国から渡来した梅をめでるものであったが、平安以降になって桜に花見の対象が移行したのだそうだ。いずれにせよ日本人は何かにかこつけて酒を飲みたがる民族なんだなと思う。「酒が飲める音頭(バラクーダ:1979年)」という歌すらある。

歌詞はこんな感じ。

1月は正月で酒が飲めるぞ、※酒が飲める飲めるぞ 酒が飲めるぞ
2月は豆まきで酒が飲めるぞ 
3月はひな祭りで酒が飲めるぞ
4月は花見で酒が飲めるぞ 
5月は子供の日で酒が飲めるぞ 
6月は田植えで酒が飲めるぞ
7月は七夕で酒が飲めるぞ
8月は暑いから酒が飲めるぞ
9月は台風で酒が飲めるぞ
10月は運動会で酒が飲めるぞ
11月は何でもないけど酒が飲めるぞ
12月はドサクサで酒が飲めるぞ

 言い訳しながら酒を飲む。肝臓が小さい日本人のかわいいところだと私は思う。
酒量の少ない女性からすれば「ハメを外して飲める」良い言い訳になる。この前会社帰りに、近所の花見の名所をふらふら歩いたら、青いビニールシートに包まって女の子5人が酒を飲んでいた。そこまでしなくても....ホームレス仲間が拾ったワンカップを飲んでいるみたいだ。

「寒いね」
「寒い」
「何でこんなところでお酒飲むんだろう」
「そうだよね」
「この食べ物もどんどん冷たくなっていくし」
「.....そうだね」

ちっとも楽しそうではなかった。かわいそうになってきた。
もっと暖かいところで、暖かいものを食べればいいのに。
やっぱり、「桜が咲いているところを通過して、数分間桜を楽しんだ後、普通のお店で食事をする」ので充分な気がするのは、私だけだろうか。

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2006年4月 6日 (木)

百万遍

(市況)

 昨日の原油・石油製品相場は上昇。米統計で、ガソリン在庫が予想を大きく上回る減少となったことで(▲4.4MB、マーケットコンセンサス▲1.4MB)、原油在庫は2.1MB増加したものの、石油製品主導で上昇することとなった。また、ShellのPernis製油所(412KBD)が3月末から実施しているメンテナンスの終了が延期される見通し、と報道されたことも相場の上昇(特に石油製品)を誘った。

 やはり期初のファンドの買い圧力は強く、暫く上値を探る展開になりそう。ただ原油自体は昨年70㌦という天井をつけており、これから更に買いあがるには何かしらの新規材料が必要だと考えられる。

 非鉄金属相場は急上昇。やはりファンドの買い圧力強い。コチラは昨年の相場上昇時に天井をつけていないので、原油より上値を狙いやすいようだ。主要製品の銅はGrasbergやGrupo Mexicoの問題でファンダメンタルが強いし。加えてインコ社のGoroプロジェクトが中断するなどの支援材料も多い。当面は上値探りの展開になりそうだ。

(ひとりごと)

さて、今日は短いっすよ。

この前京都に旅行に行ったときに、路地裏で予備校の学生寮を見つけた。

「駿台 百万遍ハイツ」

...絶対に入りたくない。
別の名前にすればよかったのに。

 

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2006年4月 5日 (水)

青春の影

(市況)

 昨日の原油相場は下落した。前期に利食いを終了できなかった既往ファンドが、新規ファンドの設定に伴う資金流入で高騰した相場のメリットを享受するべく、利食い売りを入れたためであると考えられる。今日の統計の内容にもよるが、暫く益出しの動きが出た後、運用資金が流入してくると考えられる。だが、昨年の最高値である70㌦が視野に入る中、原油市場に積極的に資金を振り向け難い状況になっていることも事実であり、他商品(天井が見えない非鉄金属)に比して緩慢な上昇になるのではないかと考えられる。

 石油製品はガソリンのスペック問題で、ガソリン価格が上昇。雰囲気として「何かあったらガソリンを買う」という感じになってきている。まさにマーケットのセンチメント。

 非鉄金属は下落。同様の理屈で利食い売りが出たことから。なので、下値を探った後、上昇するのではなかろうか。

(ひとりごと)

最近のカップ焼きそばは非常に進んできた。味は勿論であるが、パッケージとその機能性が以前に比べて格段に向上している。
例えば、最近私、ペヤングから一平ちゃんに乗り換えたのだが、一平ちゃんの場合、ペヤングの時に細心の注意を払っていた、「お湯を捨てるときに、ふたをしっかりと押さえる」という必要がなくなった。
でも、これって人が成長してゆくために、やっていいことなのだろうか?

 一平ちゃんはフタがアルミ+ビニール(アルミ価格高騰してるから、一平ちゃんも値上げするんだろうか)でできていて、フタの一部をはがしてお湯を入れる仕組みになっている。お湯を捨てるための口は別途用意されていて、お湯を注いだ口からメンが出てしまう、ということはない。便利である。
ところがペヤング系の入れ物だと、お湯を捨てるときにフタがガバっと開いてしまい、メンが全て流しに流れてしまう、というトラブルが発生する可能性が高い。これは読者の90%ぐらいの人が経験していることだろう。
 カップ焼きそばを食べるのなんて、食べるものがないときに限られている。つまり、焼きそばを食べる、という行為を行うときには、その焼きそばは「家庭内にある、『唯一』の廉価な食物」というステータスになっている場合が多い(違ったらすみません)。そんな状態のときに、メンが流しに流れてしまったときのあの悔しさ、せつなさ。「しまった」感はない。「しまった感」はむしろ、お湯を入れたときに同時にソースを入れてしまったときの方が大きい。
メンを流してしまったとき、財津和夫の青春の影の歌詞を思い出す。

愛を知ったために 涙が運ばれて
君のひとみに こぼれたとき
恋の喜びは 愛の厳しさへの
かけはしに 過ぎないと
ただ風の中に たたずんで
やがて 君は見つけていった

つまり全く知らない事態・あるいは感情を知ることによって、物の厳しさを知る、ということだ。
スーパーでカップ焼きそばを買った段階で、喜んでばかりいてはいけないのだ。カップ焼きそば作りの切なさを知っている人は、大人である。

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2006年4月 4日 (火)

タンパク

(市況)

 昨日の原油相場は上昇後、下落した。そもそも先週末、ファンドの益出し売りが発生して下落し、更なる益出し売りを期待してショートポジションを保有していた投機筋が、新規インデックス系ファンドの買いによって相場がさほど調整しないことを受けて、いっせいに買い戻しを入れたためと考えられる。また、イランが高速魚雷の実験に成功し「国防のためにはこの武器を使うこともある」と発言したことで、昨日の「石油を武器には使わない」発言が完全に吹き飛んだ格好。

 石油製品は下落。ガソリンが200㌣を上回ることができなかったことから、テクニカルな調整売りが入ったものと考えられる。

 非鉄金属は軒並み急上昇。銅はドル安の進行に伴う金高等に連れる形での上昇となった。しかし、実のところQ106の非鉄金属のパフォーマンスが、エネルギーや貴金属よりも高かったことで、順バリのファンドが買いを入れたのが相場上昇の原因であったと推察される。

 ニッケルは久々の個別材料。IncoのニューカレドニアGoroプロジェクト(2008年開始、生産量60KMt/年)が武装勢力の攻撃によって、延期となったことからレンジでジレていた相場は上サイドにブレイクすることとなった。

 うーん。結局今年は少なくともハリケーン懸念のある夏場までは全ての商品が上昇することになりそうだ。

(ひとりごと)

定期健康診断を受けたときのこと。検尿から始まり、体重、血圧、視力、検査等を行って、問診を受けた。

私よりも少し年上と思われる女の先生だったが、私のカルテを見て一言。

先生 「尿からタンパクが出ていますね。プラスマイナスですから、正確にはプラス、というわけではないのですが」

私 「ええッ!そうなんですか!?」

先生 「なぜタンパクが出ているんでしょうねぇ...タンパクが出る心当たりはありますか?」

私 「は?」

先生「だから、タンパクを出してしまう心当たりです」

出してしまう心あたり、って言われたって知らないよ。どんなときにタンパクが出るかなんて、医者じゃないんだから。

なので冷静に、どういうときに出るんですか、って聞いたら、疲れているときにでますね、との回答。なんだよ、分かってるなら初めから言え。

きっとそれ以外の答えを期待していたんだろう。

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2006年4月 3日 (月)

新入社員

(市況)

 原油・石油製品相場は下落。イランが「石油を武器に使わない」とコメントしたことや、ナイジェリアの輸出再開(75KBD)もあったが、前から懸念していた期末の益出しがNY時間に発生したことが最大の材料であるといえる。

 非鉄金属も下落。期末の益出し売りで。アルミは特にエネルギー価格も下落していることから下げ幅を拡大した。

 期初にある程度の益出しはあるものと思うけど、やっぱり新しい四半期に入ってファンドのニューマネー流入の可能性が高いかも。

(ひとりごと)

 今日から新年度だ。電車の中も黒いスーツをきた新人と思しき若者があふれている。私からすればもう13年近く昔のことだ。彼らはこれから社長や頭取の訓示を受けて、研修を始めるわけだ。

私の場合、余り研修をまともに受けていなかった記憶があるが、どうも最近の人は真面目らしく、ちゃんと講義を聴いて、試験もきっちりこなしているらしい。偉い。今の若者はだめになった、ゆとり教育の弊害だ、という声ははあるが申し訳ないがよく考えてみると歌にあるように「自分の頃よりだいぶまし」な気がする。ただ、真面目すぎるが故に、余り面白い話を聞かなくなったのも事実だ。

私の先輩に、こういう人がいた。

1年生の研修で授業を受けていたが、この先輩はつまらない授業だったので、積極的に隣の同期に話し掛けて授業を聞いていなかった。A先輩としておこう。この先輩が話し掛けていた人をBさんとする。当然講師は会社の人なので「出だしは厳しく」と思うわけで、A先輩をしかった。

講師 「おい、おまえ、さっきから何しゃべってんだ!!聞く気がなければ出て行け」

普通ならここで「すみません」と謝るところであるが、この先輩は普通ではなかった。

A先輩 「何言ってんだ、詰まらない講義しやがって。じゃあ、外に出ます」

ここまでいう時点で相当のものだ。当然外に出て行くかと思ったら、

A先輩 「おい、B、ほんとにやってられないな。外出ようぜ」

といって、Bさんの腕をつかんでいっしょに外に出て行ってしまったらしい。一同唖然。Bさんは話し掛けられていただけなのに...。
この先輩は、「詰まらないものは詰まらない、嫌いなものは嫌い、思ったことははっきり言う」という人。この先輩、どうやらこの会社では相当偉くなっているらしい。
なので、若い人は自分が正しいと思う道を、迎合することなく真っ直ぐ進んでも、大丈夫です(多分)。

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