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2006年12月14日 (木)

1回5円

(市況)

「まちまち」      
 昨日の商品市場はまちまちであった。エネルギーは米統計を受けて軒並み上昇。非鉄金属はニッケル・錫以外が値を下げた。ソフトコモディティは特段支援材料がない中、水準を切り下げている

(ひとりごと)

ちょっと前にカミさんとドライブに行った。   
行く当てがなかったのと、凄く道が込んでいそうだったのでとりあえず軽井沢に行ってみた。   
(この話を書いているときは秋だったので、紅葉を見に行くのが目的)。   

で。   

軽井沢って実のところそんなに観光名所があるわけじゃないんですよね。   
なので、道端のガイドに従い、何があるかわからないけど「鬼押出し」というところに行ってみた。
ここは1783年、天明3年の浅間山大噴火の時にできた溶岩台地で、世界3台奇勝の1つだとのこと。
山頂(といっても溶岩台地の中の山頂)には鎮魂の意味もあってか、浅間山観音堂というお堂が設けてある(一応、炎観音ってのが本尊らしい)。

で。

せっかくなのでお参りしてきた。
そこの賽銭箱、通常の賽銭箱と違い、釣鐘がすえつけてある。
賽銭を投げ込んだ後、鐘を撞くのである。
それで私もカミさんとともに賽銭を投げ込み、鐘を撞こうとしたその瞬間、釣鐘を撞くための縄を子供に横取りされてしまった。
神仏の前で喧嘩するのもいかがかと思い、仕方なくこの子供が鐘を撞き終わるのを待つことにした。

まぁ、気持ちはわかるんですが大体こういうものを子供にやらせると、馬鹿みたいに何回も撞きますよね。
この子供もご他聞に漏れず、鐘を撞きまくっていた。

そこにこの子のおじいちゃん登場。

「こらッ!!だめだ!!そんなことしちゃ!!」
「おいお前、賽銭は入れたのか?入れないと撞いてはいけないんだぞ」

うんうん。正しい教育。
これで我が家に順番が回ってくると思っていたら、このじいさん、思いがけないことを口にし始めた。

「何回撞いたんだ?3回か?」

うなづく子供。

「じゃあ、15円、それッ!!」

???

といっている傍からまた子供が鐘を撞く。

「こらッ!!賽銭を入れてからだ。1回5円なんだからな」

え?1回5円?

...いつからそういう仕組みになったんだろうか。

「よし、じいちゃんがまた賽銭入れてやるからな。」
「10円入れたので、あと1回撞いていいぞ」
「それッ!!撞け!!」
「あ!!だめだ1回までって言っただろ。それッ!!あと5円」

...この祖父と孫、5円を入れては撞き、10円を入れては2回撞き、を繰り返していた。
あのぅ。私たちさっきから待っているんですけど...。

「ほらッ!!早くしろッ!!次の順番の人が待ってるんだぞ!!」

あのぅ。順番、私たちのほうが先だったんですが...。
結局この後、この人々の家族一同が登場し、5円入れては鐘を撞く作業を繰り返していた。

世の中には自分が知らないルールがまだ、ある。

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