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2006年6月 6日 (火)

バーナンキの逆襲

(市況)
 昨日の商品市場はまちまちだった。米金融市場が落ち着きを取り戻す中、ホルムズ海峡封鎖の可能性を示唆したハメネイ師の発言を受けて「エネルギーが最もパフォーマンスが高くなる」とみた資金がエネルギー市場に流入。

一方、非鉄金属市場は比較感で物色されず、序盤は強推移していたものの最終的には下落してた。作柄状況の順調なソフトも売られた。

素材高等を引き金として米経済が徐々に減速していることを背景に、「米利上げ観測後退、素材高等を材料にして徐々に景気減速」というシナリオが描きやすくなり超過利潤を取りやすい市場に資金を振り向ける動きがみられていたが、昨晩のバーナンキの発言で完全にその雰囲気も吹き飛んでしまったようである。

 インフレ抑制のための金利引上げ懸念で、昨日と打って変わって、「債券安、金利高を受けて株安」という流れになりやすく、超過利潤を狙って低流動性市場に資金を投入できるのか否か。でも、決してファンダメンタルは弱くない、というところが悩ましいところ。

一応キャッシュ化の動きは一巡していると見られるため、商品市場が大暴落、ということはないと思われるが、「更に資金が投入されるかどうか」は本日以降の株式市場・債券市場の動きに左右される可能性が高い、といえる。

個別材料としては、Grupo Mexico Cananea鉱山は無期限ストに突入した。

(ひとりごと)

バーナンキはスターウォーズのアナキン・スカイウォーカーのようだ。
就任当初は師であるグリーンスパン(=ヨーダ)の教えを守る、といっていたのに
結局は自分の信念を貫き、コアインフレに関してコメントしてしまった。
しかも結構強い口調で。

まさに、シスの暗黒卿の甘言に乗せられてダークサイドに堕ちた、ダースベイダーのようである
(別に、バーナンキが極悪になった、というわけではないし、私は別に彼が嫌いなわけではない。念のため。)

と、スターウォーズになぞらえると、ここからバーナンキはどんどん自分の考えをエスカレートさせて、金利を引き上げていくのだろうか?
みかねた(?)ヨーダは明日講演会でコメントする予定。
世界の金融市場の平和を守るジェダイは、果たしてグリーンスパンなのか、バーナンキなのか。

日本の株式市場もムラカミショックで大下がりしてるし。よくよく考えると、今年はショックばっかりだ。ホリエモンショックとか。
世界の金融市場に平和は訪れるのだろうか?
May the force be with you.

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